レヴェナント 蘇えりし者のレビュー・感想・評価
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レオ様 むごすぎる・・・
レオ様のファンなので 劇場で観損ねていたので
即 レンタルして観ました・・・
アメリカ人と先住民族との問題などを描いた作品なのでしょう
森の中の風景が 寒々しく寂しいのですがとても美しく描かれて
いましたが・・・・
どうもレオ様がむご過ぎました
熊に襲われ 押し倒され 噛みつかれ ふりまわれ
さらに 濁流にのまれ流され
あげくに崖から転落して・・・
それでも死なない 不死身のヒーロー
(実際なら死んでしまうのでは?)
何だか邦画の劇場版「MOZU」の主人公倉木が浮かんでしまいました
レオ様があまりにも痛々しくて アメリカの過去の問題を
描いているのでしょうが 主人公のつらいシーンばかりが
印象に残り つらい映画になりました
でも大自然は本当に美しかった
この映像美は映画館で観たかったです
レオ様 お疲れ様と言ってしまいたい作品です
映像美
イニャリトゥの凄さ
イニャリトゥの前作からレベルを落とさずジャンルも規模も180度転換し凄まじい映画を完成させた。
デビュー作「アモーレス・ペロス」から期待を裏切らないイニャリトゥに完敗です。
黙々と痛々しいディカプリオを壮大な自然の脅威と共に映像が流れる中でT・ハーディの画面に映える存在感で飽きさせずに魅せる演出に圧巻。
あまり知識が無い西部劇以前の時代に先住民の在り方の描写に戦闘シーンに予告の熊に襲われるのは解っていたがあれ程に驚愕の映像になるとは想像もしなかったのでビックリ。
勧善懲悪な役では無く寧ろ普通に欲のあるケチな性格程度なキャラに扮したT・ハーディが身近に居そうな雰囲気で良い。
過酷なサヴァイバルを痛々しく力強く生き抜くディカプリオは圧巻だが演技としてはT・ハーディにもオスカーを!
熊が凄い
実話を元にした小説が原作だそうである。久々に本格的な西部劇を見たという思いがした。驚いたことに,予告で示されたストーリーがそのまんまという驚愕の展開であったが,予告以外のシーンでの演出が想像を絶するものであったので,非常に見応えがあった。まず,映像は自然光だけを使うことに決めて撮影したらしく,どのシーンも素晴らしい映像であった。特に,日光のフレアの撮り方が見事なもので,このカメラマンは町田さんかと思ったほどである。:-D アカデミーの撮影賞を獲ったというのも非常に納得できる映像であった。
脚本は,よく頑張ったというべきであろうか。一本道のストーリー展開である上に,ディカプリオ1人だけのシーンが多いので,気の効いた台詞も書けないという二重苦の状況で,恐らくト書きの嵐となったのではないかと思うのだが,3時間近くも緊張感の途切れない話に仕上げていた。だが,やはり物語としての面白さにはいささか欠けていたと言わざるを得ず,それがアカデミーの作品賞を逃してしまった理由ではないかと思われる。
役者はディカプリオの熱演に尽きる気がするが,敵役のトム・ハーディも素晴らしかった。タイタニック,アビエイター,インセプションなど,ディカプリオの出演作をいくつ見ても肩すかしを食らい続けた気がしたのだが,遂に面白いと思える作品に出会えた思いである。このところのアカデミー主演男優賞は,一つの作品中で激やせや激太りなど,体型を変えるほど演技にのめり込んだ役者ばかりが受賞していたのだが,久々に演技のみで受賞した俳優が出たことに少し安心した。
音楽は坂本龍一がクレジットされていたが,相変わらず気の利いたメロディーを一つも書けない作曲家だと辟易させられた。この人の作曲能力のなさについては,いつもしつこく2回繰り返される太陽光パネルの CM で流れるメロディーのない曲を聴けば誰にも明らかである。坂本1人では荷が重かったのか,音楽担当には坂本の他に2人の補作者がクレジットされていた。戦闘の音楽などは,不協和音を適当に散らしておけば何とかなるが,どんな映画でもエンドクレジットでは壮大なメロディが流れて余韻を感じさせるのが当たり前なのに,この映画のエンドクレジットの音楽は,余韻を台無しにする効果しかもたらしていなかった。
西部劇での決闘シーンというと,どの映画でも早く撃ったものが勝つという単純なものばかりで,日本の時代劇の刀を使った決闘に比べると迫力に欠けると常々思っていたのだが,その不満をこの映画は見事に解消してくれていた。刃物を使った決闘において,片方だけが一方的にやられるなんて話もあり得ないと思っていたのだが,その点もこの映画の演出は実に見事であった。アカデミー賞の監督賞を取りながら作品賞が取れないと言うのはどういうことかと不審に思ったのだが,映画の出来としては今イチだが,演出だけは見事だということかと目から鱗が落ちる思いがした。
(映像5+脚本4+役者5+音楽2+演出5)×4= 84 点。
レオ様がボコボコにされます。
生命達へ
ひとりの男の復讐劇は、私を深く長い生命の歴史へと誘う。
過酷な自然界に住む子熊と母熊、バッファローの群、インディアンとその馬達。
ディカプリオ演じるヒュー・グラスと共にスクリーンに写しだされたのは、そんな彼らの荒々しい呼吸とたったひとつの真実だけでした。
私達は、喰い、喰われ、助け、助けられ、生きて、そして死ぬ。
生命は遥か遠い昔から、生かされ生かしを繰り返し、そして私は今ここにいる。
ラストでイリャニトウ監督は、正気を失い争いを繰り返し続ける私達人類に、生命の象徴とも言うべきヒュー・グラスを借りてある言葉を託しました。
「復讐は神の手に委ねる。俺の出番ではない。」
320人目のレビュー、もうほとんど興味ある人はいないとは思いますが...
320人目のレビュー、もうほとんど興味ある人はいないとは思いますが、一言。
あれほどアカデミー賞に縁のなかったディカプリオがようやく手にしたオスカーの意味が分かりました。作品としても素晴らしかったけど、やはりディカプリオの演技が素晴らしかったです。
その前に観た「リリーのすべて」でのエディ・レッドメインの演技にも感動して号泣したばかりだったので、2年連続で難しかったとしても、どうしてエディじゃなかったのかを確認するために観たのですが、あの役を狂気の目で演じられたこと、ただのアイドル俳優にならなかったこと、その振り幅の広さそのものが評価されたと思っています。
映像は素晴らしかったですが、2回は見たくありません(笑)
人間ってしょーもないなぁ
こんなにも雄大で美しい大自然を前に、憎みあったり殺しあったり。
人間ってほんと、しょーもないなぁ。
人間がしょーもないのは今に始まったことじゃなくて、多分「人間」という生き物は元々しょーもなさを内包しているものなんだろう。
昔はオノとかしかなかったから、殺しあってもまあ、そいつらが死ぬぐらいで済んでいた。
それがだんだん文明が発達して、莫大な人間、だけでなく動物、自然を破壊できるようになってしまった。
人間のしょーもなさは変わらない。
だって、しょーもなさを内包しているのが人間だから。
バカは死ぬまで治らないっていうけど、人間は滅亡するまで治らないんだろう、とこの映画を見て思った。
その時に、あの美しい自然が少しでも残っているといいなあ。
とりあえず、自然が美しい映画でした
ディカプリオ様々
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