クリード チャンプを継ぐ男のレビュー・感想・評価
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ふ~ん
飛行機で観ました。
月を跨いだので帰りはラインナップが変わってるものと思っていたら行きと同じで、観たいものは往路で観てしまったので選択肢がなさすぎた…。唯一気になった「ヘイトフルエイト」は、音声と字幕の関係で断念。
で、こちら。
正直ロッキーシリーズをまともに観たことがなく、ファイナルを映画館で観たときになんとなくのストーリーを掴んだって感じの世代でして、思い入れがないんですよね~
であるからしてふ~んくらいにしか思えない映画だった。ロッキーファンの「またロッキーに会えた!」みたいな感動抜きには評価に値しない映画では。いつかちゃんとロッキー観たいなあ
清々しいほどロッキー
闘う理由
ロッキーには闘う理由があった。
愛する恋人のため。
応援してくれる街の人のため。
何より、自分がただのゴロツキでないことを証明するため。
では、アドニスは何のために?
父親の名を背負うことを嫌い、それをコンプレックスにしながらも、裕福な暮らしを送っていた彼が、独学でメキシコで闘い、仕事を辞めてまでボクシングに打ち込んだ理由は?
それがずっと引っかかったまま鑑賞を続けていた。
その理由が明らかになり、ロッキーが彼に感謝の言葉を伝えた瞬間、「ロッキー」と「クリード」の物語が奇跡の融合を遂げて、物語は壮絶なクライマックスを迎える。
監督の手腕と永年の思いがかない、ジョーダンとスタローンらがそれに答えた傑作。
テッサ・トンプソンらも秀逸で、デティールにこだわりぬいた描写もこれまでにはなかった大きな特徴だろう。
断じてこれは「ロッキー7」などではない!
師から弟子、親から子への完璧なバトンタッチ
アポロクリードの息子、アドニスクリードとかつてのライバルの息子を弟子に取ったロッキーバルボアの2人が世界ヘビー級チャンピオンを目指し共に歩む姿を描いた、ロッキーシリーズのスピンオフ1作目。
今作のためにロッキーシリーズを全て鑑賞し、すっかりボクシング(を見るの)にハマり、はじめの一歩を全て見たり、歴代最高のKO集をYouTubeで見たりと一時期の個人的なボクシングブームのきっかけとなった作品。
アポロの息子にロッキーの指導が加わったウルトラハイブリッドことアドニスを主役に偉大な父アポロと比較される葛藤とクリードではなく、アドニスとして名を馳せる栄光への道を描いた作品。
ボクシングシーンのクオリティの高さに胸が熱くなり、思わずすげェとつぶやくレベル笑。
リアリティを求めたからか知らんが血の量は歴代最高クラス。
実際何度か当たってると思うんだよなぁファイナルんときもそういうのあったらしいし。いたそ笑。
また歴代の作品(正式にはスピンオフだが)と比べると音楽が相当良い。4のPVみたいなシーンがあるわけじゃなくて、BGMとして流れてる音楽が良い。まさかロッキーでこんなエレクトロだったり、ヒップホップだったり、DJサウンドが聴けるとは思わなかったサントラ欲しいあとビアンカかわいい。
印象としては音楽も含めてスタイリッシュになったなって感じ。ロッキー独特の泥臭さはないかも。
ファイトシーンのクオリティの高さと要所要所の歴代のオマージュ(コンラン戦とか特に)が良かったから文句は無し!
またスピンオフと謳っているが、決して衰えないロッキーの存在感がすごい。
すでにボクサーとして動ける体ではないし、後半には癌が発覚し、痩せこけるほど衰弱する姿を見せるが、今までになかった新しいロッキーで新境地とさらなる可能性を見せてくれたと思う。
続編も大いに期待。
本家に負けない長寿シリーズとなってほしい。
2016年04月29日(金)1回目@目黒シネマ
2019年02月02日(土)2回目
やばっ、おもしろ
ロッキー作品、ボクシンク、ついでにサッカーも好きな自分には物凄く楽しめました。
ストーリーは王道ロッキーという感じで、かなりベタですが、シリーズ全作観てる自分には、主人公が時折見せるアポロ感、ロッキーと叩くパンチングボール、街のヤツらを引き連れてのダッシュ、(生卵と薪割りは今作は無しか:笑)そしてアポロの星条旗トランクスにはかなり興奮して、泣きそうになりました。否、泣きました。
何よりアポロの息子がロッキーのセコンドでリングに立つという光景が胸熱!!アポロのフットワークとロッキーの一発があったら最強だわ(笑)
さらに、リアルボクシングの世界も映画の中に上手く入り込んでいて(というか、本物の人が多数でてるし!)楽しかった!
試合シーンは二試合目がワンカット?で見入ってしまった。
ストーリー序盤、猫パンチから、ロッキーがトレーナとなった後、腰の入ったパンチになる主人公の描写もニクい!
スタローンも特殊メイク以外、良かった!あれ、ガチで痩せて俳優魂見せてくれたら本当に名作だったと思います。(それだとスタローンっぽくないか:笑)
ロッキーシリーズを途中へこたれながらも今まで観てきた人へのご褒美映画という感じでした。
消化不良
恵まれて機会を与えられた者にはハングリーとは異なる苦悩がありそれを乗り越えていく姿を描く。そのテーマ性は面白いが消化不良感が残った。体裁は見繕ってそれなりの関心も示すが、熱量はさほどでもなく心底はどうでもいいと思われている、そういった冷たい世間像というのを期待したが、それって日本人的なのかな。わかりやすいメディア論調や明らかにムカつくことができる心ない言葉を浴びるが、私の勝手な想定とはちと違う。落ち込むのは、本当はもっと分かりにくい表現だったり、当人の誤解や被害妄想が引き起こすものだったりするんじゃないのかなと、私のツボとは違った。勝手な定規で見ていた私も悪いかもしれないが、そもそも当人が尋常ならざる実力を備えているし、彼女も簡単にいい感じになるし、感情移入もできない。進行性難聴やガンも、そもそもテーマから外れているし、ドラマを盛り上げる為の飾りに見えてしまった。
スタローンの老っぷりは終始名演。最後のファイトシーンも凄く良かった。現在フィラデルフィア感も最初のロッキーとは対照的でよかった。
ロッキー好きにはいいのかな。
現代的な息子
21世紀になって観た映画で最高の作品。
タイトルは冗談で言ってないですよ。
そんなに本数を観ているわけではないですが
往年のロッキーファンとしては
最上級の賛辞を捧げざるを得ない傑作。
リメイクでも、リブートでも、
単純な新シリーズでもない。
「クリード・スタイル」という、
新たな「魂の伝承」の様式を生み出した。
劇場に3回足を運びましたよ。
隣のパート7は大入りなのに
こっちの7作目はいずれもスカスカでした。
挙句に
スタローンはアカデミー逃すし
トニーバートンは亡くなるし。
でもね。
まだ観てない人は、DVD発売を待ってぜひ観てください。
無理は言いませんが、できれば6本の予習もして。
「ロッキー」のタイトルの意味と
「クリード」のタイトルの意味。深いですよ。
「不良じゃないのにボクシングをやってる」の意味は?
それは、恒例のシーンでわかる仕掛けになっています。
そして「自分がただのゴロツキでない」ことを
証明するために闘ったバルボアさんに対して
アドニス君は何のために闘うのか?
それが伝わった瞬間に、すべての謎は1点につながり
涙腺はもう崩壊。全身の毛穴から汗が噴出します。
受け継ぐのではなく勝ち取れ
フルートベール駅でを撮ったライアン・クーグラー監督作。言わずと知れたロッキーシリーズであるが、クリードシリーズの始まりでもある。
結論から言うと傑作。ロッキーザファイナルで一度しっかりと終わっていたのだがそれをも超える素晴らしい出来。製作過程からしてもいわゆるロッキーで金儲けしよう、というゲスな映画ではない。スタローンの想いが詰まったロッキーという傑作を凌ぐほど良くできている。
熱い、ひたすら熱い、とにかく熱い。その熱さは製作陣、観客ともに燃え続けたロッキーの魂の熱さだ。ロッキーは言う「掴みとれ、敵は鏡に写った自分だ」これこそ全てである。2015年に相応しくブラッシュアップした脚本、若い力を非常によく感じる。
音楽も秀逸でフィリーソウルやサンプリングを駆使しゴングの音も音楽へと変わる。フィラデルフィアという街の持つ音楽感がよく分かり、音楽でその土地を再現する手法としてヒップホップを用いたのはクール。
主演のマイケル・B・ジョーダン、テッサ・トンプソン、そしてスタローン。役者も素晴らしいのだが監督のライアン・クーグラーは見事評価も勝ち取ったと思う。
映画自体が持つ熱量は飛び抜けており、物語も映画としても完成度は申し分ない。スタローンの想いを継承し評価も得た。これはロッキーではない、クリードなのである。
新シリーズ、最高の幕開け!
ロッキーの色薄く
昔のも観たくなった。
スタローン、ペロペロ
元旦からユナイテッドシネマ豊島園にてクリード注入してきた。シリーズは一作も観たことがなく、予習もせずに観に行ったけど、結論から言うと…最っ高!!!最初はすっかり老いた感じのスタローンに「うそだろ、お前エクスペンタブルズでいまだに健在じゃねーか!」とツッコミをいれたくなったものの、見進めて行くうちにどんどん”お師匠感”が出てきて、もうおじいちゃんスタローンが可愛くて仕方がない!エイドリアンのお墓の前で老眼鏡かけながら新聞を読む姿はもう!スタローン、ペロペロ。マイ・インターンを観て、デニーロにキュンキュンした女子は、必見だと思う。元日からクリード観ようと集まった熱い観客達が多く、上映後は自然と拍手が沸き起こり、劇場内が一つになった気がして、ロッキーすげぇ!と胸が熱くなった。新年の幕開けにピッタリの素晴らしい作品です!オススメです!
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