クリード チャンプを継ぐ男のレビュー・感想・評価
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血は繋がらないが絆の強さ。
興奮と感動。
やはり、ロッキーシリーズは熱い。
なにより、ロッキーバルボアの優しさ。家族以上の愛が感じられました。
ドニーがまた良いんだよねぇ。
父親と同じくらい"叔父貴"慕い、愛しているのだと。
つうか、試合中にあの名曲をかけるとこがもう泣ける。
号泣してもうたよ。。。
素晴らしい。
#上田晋也
そんなぞろぞろバイクが付いてきて。クリードの撮影じゃないのよぉ
ロッキー・バルボアの名前を僕はまだ知らない
私はロッキーシリーズを全く知らなかった。もちろんロッキー・バルボアが何なのかも。ボクシングがテーマということも知らなかった。
そんな状態で観た。
クリードの息子が主人公らしい。だが私はクリードを知らないからクリードjr言われても誰やねん?ってなった。そこは仕方ないと思う。なぜならロッキーシリーズはかなり前の作品だし、いまの若い人らは知らないだろう。私もその一人。だった。が、みるみるうちにひきこまれていく。進むにつれてどんどん私はボディーを喰らったように弱り、最終的にノックアウトされた。ノックアウトとはつまり、泣いたということ。
涙を流しながら私はラストシーンを眺めた。クリードが階段を駆け上がるエンディング前の数分間、私は咽び泣いた。「うぇーん」というより、「ゔぇーん」か。産まれたての赤子がこの世に最大限の期待を込めて泣き声を上げるように、私もこれからの未来へ向けて涕泣した。鼻セレブが無くなるまで目から水分が放出された。ボクシングのセコンドという地味な職業だが、試合になると誰よりも熱いあの感じ。ロッキー・バルボア最高といまなら言えるし、誰やねん?ともならない。ロッキーシリーズを全くみなくてもわかる。
ロッキーシリーズはたぶん面白いだろうってこと。
そのくらいクリード チャンプを継ぐ男は傑作
新シリーズは誤ちじゃない
期待せずに観ましたが、
登場人物の葛藤をしっかりと描いてる点や
長回しの撮影、
そして時には小気味好いまでの
テンポの良さなどもあり、
とても面白かったです。
これまでのロッキーシリーズを
しっかりと踏まえながらも、
それに対する挑戦も感じられ、
制作者とクリードがシンクロしている
ようにも感じられた。
新シリーズ、誤ちじゃありません。
今後も引き続き期待したいです。
「退く者」の美学が輝く。登り切れず立ち止まったあの階段に涙。
「ロッキー」が公開されてから40年。「ロッキー」第1作は高評価とヒット、そしてオスカーまで獲ったが、その後のシリーズ作に関しては、幾分しょっぱい評価が付きまとっていた。「ロッキー・ザ・ファイナル」が公開されて約10年。また「ロッキー」の焼き直しかと思いきやそうではない。むしろこの映画は、「ロッキー」から40年経ったからこそ作ることのできた映画である。
この映画の主人公はロッキー本人ではない。ロッキーは既にリングを降りており、脇に立つ存在として映画に登場する。かつての盟友アポロ・クリードの息子をロッキーの隣に立たせ、老いた男の魂が若き肉体へと注ぎ込まれる様子が描かれる。
物語の主軸には、会ったこともない偉大なる父アポロの存在に戸惑いながらもその血を受け継ぐものとしてボクシングを始める若き青年のボクサーとしての成長と見知らぬ父の存在を吸収していくまでのドラマがありつつも、その脇に寄り添う老いゆくロッキーから見る「散りの美」のドラマに否応なく魅せられる。
かつてスタローンは「老いてもリングに立ち続ける美学」を体現する存在だった。むしろ老いに逆らおうとしていたと言っていい。そして時にその姿は、人々の嘲笑を誘うこともあった。しかしこの映画でついにスタローンはファイティングポーズをとることをしない。老眼鏡をかけ、何の衒(てら)いもなく「お前のパンチを俺が受けるのは無理だ」と言う余裕。更には病で体が衰弱していく様子まで演じる。強さに魅せられ、強さを演じてきた男が、ついに脆さの象徴として映画に出た。しかしそれこそがこの映画の、そしてスタローンの美しさだ。脆さや弱さを演じるスタローンの精神から、強がりではない真の強さが見える。そして自身の経験と知識と含蓄を若手へと継承する姿に、退く者の美学が輝く。ロッキーはヒーローではない。ただの人間だ。どんなに強い人間もいずれ何かを退く。その姿がこんなにもかっこいいなんて。そう思わせる名演に涙が出る。その対比としてマイケル・B・ジョーダンのバイタリティ漲る若き肉体と演技が効果的に働く。
最後のファイト場面で手に汗握り感動したのも束の間、フィラデルフィア美術館のロッキー・ステップを登り切れずに途中で立ち止まるスタローンに、また涙が溢れる。
総集編みたいなやつ
いろいろ詰め込み過ぎ。そして、退屈。
勝つための戦術みたいなんは無くて、
トレーニングに深みが無く。
恋愛もソコソコに、コンプレックスあってもアポロの息子。ロッキーがトレーナー。
応援する気がしない。
ロッキー新章⁉︎
【ストーリー 】 普通、全て予想通り。全体に深みがなく、退屈な内容。試合のシーンもリアリティに欠け、今時のボクシングマンガでも、もうちょっと面白いと思った。
【俳優】 普通、スタローンが助演男優賞ノミネートというのは、ちょっとよく分からない。
この映画が良かった人には悪いが、人にオススメは出来ない映画だった。
一番違和感を感じたのは、チャンピオン役の少しブヨブヨした体型と、クリードの体格の対比。あと、ストーリーで、
こんなに簡単に世界戦が組めるのが違和感を通り越して、滑稽ですら有りました。
ちょっと言い過ぎかと思いますが、僕の率直に感じた感想です。
ゴメンなさい。
素敵な映画を、ハリウッドよありがとう!
スターウォーズ同様
誰もが感銘深い、
1976年から続いた「ロッキー」。
最終話「ロッキー・ザ・ファイナル」は
ネタ切れ感も否めなかったけど、
きっちりシリーズを終わらせていましたね。
そんなアメリカンドリーム映画を代表する、
不滅のロッキーシリーズが、
「アポロの息子」というドラマを背負って
帰ってきたんだから
期待せずにはいられませんね。
スタローンは頑なに拒んだらしいけど、
若干29歳の監督が口説き落として、
この奇跡が実現したらしいです。
主人公クリードが背負うドラマは、
共感に充分すぎるほどのネタに溢れ、
それらをを収束させる脚本も良くできてます。
テーマはやっぱり「男の生き様」。
すべてのハードルを乗り越え、
プライドや家族や夢に命をかける。
そんな男たちが美しく描かれているのは、
さすがの真骨頂です。
従来のファンには、
嬉しいオマージュがたくさん。
まずフィラデルフィアの街並みがたまらないし、
出てくるジムやトレーナーも、
初期作品からの流れに忠実です。
ミッキーやエイドリアンやポーキーがいた路地裏が、
蘇ってきてぐっときますね。
この監督もSWのJJ同様、
ロッキーシリーズを愛してやまないのでしょう。
最後のあのテーマが流れてきたあたりで、
もはや号泣でした。
試合の激闘シーンが、
リアルですごい迫力。
あまり見たことがない
長回しのファイトシーンは、
どうやって撮影してるんだろう。
リバイバルではなく、
実験的なチャレンジにもあふれていて、
感心しました。
主人公マイケル・B・ジョーダンのクリードは、
とにかく良かった。
だんだんアポロに似てくるから不思議です。
彼はファンタスティック・フォーでも好演してたけど、
ここまでストイックなボクシングシーンを撮影するのは、
並大抵のことではなかったはず。
全ては彼の存在感が支配していました。
そしてスタローンは、
いい歳の取り方をしてるなぁ。
もう完璧な演技でしたよ。
アカデミー助演の候補になるのでは。
派手なアクションが多かった近年ですが、
渋い演技をどんどん見せて欲しいですね。
いやぁ、ロッキーでした!
スポ根ドラマ感動の黄金比で、
見事に感動に導いてくれます。
しばらく席を立てなかったのは、
セッション以来でしたね。
自分が掴みたいものに立ち向かっていく様は、
すべての男たちにエールを贈ってる。
明日からまた頑張れそうな気にさせてくれるのも、
こんな映画の魅力ですね。
スタローンが健在なうちに、
こんな素敵な企画を立ててくれて、
ハリウッドよありがとう。
久々に出会えた、
星条旗的な感動大作でした。
うらぶれた感じは出ているが
ロッキーの晩年としてはそんな感じは出ているが・・・・
あまりにもチャンプを継ぐ男のハングリー感の無さ
強さは体格でしか表現されていない
チャンプの体つきがあまりにも情けなく、強さが感じられない
と、ボクシング映画として少し足りない気がしました。
なぜ、こんなに評価が良いのか?
ビアンカ
クリードの下の階から聞こえてくるビート、ビアンカが歌うクラブ。やたら音が本格的で驚く。ブルシットの手話とか。立派な黒人映画。というかフィリーソウル映画。ボクシング映画というよりも。背中から捉えるボクシングシーンは悪くはないのだけれど。黒人とイタリアンの関係はトニーモンタナって言うかアルパチーノに集約されるけど、勿論トニーはキューバ人って設定だけど、ロッキーというかスタローンとヒップホップの関係は当然悪くない。それがスラムの成り上がり物語じゃなく、スマートな黒人像にアップデートして見せてるのがなかなか。ちょっと知恵遅れ君のイタリアの種馬の物語にあった泥臭さが失われてるのは悲しいけれど、オバマギリギリ在任時にこういう映画が生まれたのは感慨深い。100分におさめられなかったのはスタローンを脚本にいれなかったかったからなので、そこはすごく残念。
ロッキー、スタローンのファンには歓喜!
映画「ロッキー」は小学生の頃はTVで、スタローンの作品も何かしらは観ているがファンでは無いし「ロッキー」シリーズを制覇している訳でも無く本作が公開された時は正直コケると思ったが!?
スタローンはオスカーにノミネートされるし作品の評価も高い。
スタローンは哀愁が漂い画面に映えるし好演していると思うが、ストーリーは単純で主人公を襲う幾つかの難題や困難もサラーっと解決で生い立ちが不幸で偉大な父親に対するプレッシャーに苦悩する前に共感出来る要素も無く都合が良い位に全てが揃ってしまっている主人公に感動も皆無。
普通のボクシング映画に「ロッキー」が付属しているだけの単純で単調な作りなのは否めない。
ふ~ん
飛行機で観ました。
月を跨いだので帰りはラインナップが変わってるものと思っていたら行きと同じで、観たいものは往路で観てしまったので選択肢がなさすぎた…。唯一気になった「ヘイトフルエイト」は、音声と字幕の関係で断念。
で、こちら。
正直ロッキーシリーズをまともに観たことがなく、ファイナルを映画館で観たときになんとなくのストーリーを掴んだって感じの世代でして、思い入れがないんですよね~
であるからしてふ~んくらいにしか思えない映画だった。ロッキーファンの「またロッキーに会えた!」みたいな感動抜きには評価に値しない映画では。いつかちゃんとロッキー観たいなあ
清々しいほどロッキー
ロッキー世代ではありません ですがロッキーは知ってます
ストーリーはびっくりするくらい薄いです
地獄の特訓?はぁ?セッション観てみろ と
まぁでもアポロのあのトランクスのシーンはグッときました
いろいろロッキーファンにはたまらない演出が散りばめられてるので好きな人にはハマるんだろうな
続編とかシリーズ化はしないほうが…
闘う理由
ロッキーには闘う理由があった。
愛する恋人のため。
応援してくれる街の人のため。
何より、自分がただのゴロツキでないことを証明するため。
では、アドニスは何のために?
父親の名を背負うことを嫌い、それをコンプレックスにしながらも、裕福な暮らしを送っていた彼が、独学でメキシコで闘い、仕事を辞めてまでボクシングに打ち込んだ理由は?
それがずっと引っかかったまま鑑賞を続けていた。
その理由が明らかになり、ロッキーが彼に感謝の言葉を伝えた瞬間、「ロッキー」と「クリード」の物語が奇跡の融合を遂げて、物語は壮絶なクライマックスを迎える。
監督の手腕と永年の思いがかない、ジョーダンとスタローンらがそれに答えた傑作。
テッサ・トンプソンらも秀逸で、デティールにこだわりぬいた描写もこれまでにはなかった大きな特徴だろう。
断じてこれは「ロッキー7」などではない!
師から弟子、親から子への完璧なバトンタッチ
アポロクリードの息子、アドニスクリードとかつてのライバルの息子を弟子に取ったロッキーバルボアの2人が世界ヘビー級チャンピオンを目指し共に歩む姿を描いた、ロッキーシリーズのスピンオフ1作目。
今作のためにロッキーシリーズを全て鑑賞し、すっかりボクシング(を見るの)にハマり、はじめの一歩を全て見たり、歴代最高のKO集をYouTubeで見たりと一時期の個人的なボクシングブームのきっかけとなった作品。
アポロの息子にロッキーの指導が加わったウルトラハイブリッドことアドニスを主役に偉大な父アポロと比較される葛藤とクリードではなく、アドニスとして名を馳せる栄光への道を描いた作品。
ボクシングシーンのクオリティの高さに胸が熱くなり、思わずすげェとつぶやくレベル笑。
リアリティを求めたからか知らんが血の量は歴代最高クラス。
実際何度か当たってると思うんだよなぁファイナルんときもそういうのあったらしいし。いたそ笑。
また歴代の作品(正式にはスピンオフだが)と比べると音楽が相当良い。4のPVみたいなシーンがあるわけじゃなくて、BGMとして流れてる音楽が良い。まさかロッキーでこんなエレクトロだったり、ヒップホップだったり、DJサウンドが聴けるとは思わなかったサントラ欲しいあとビアンカかわいい。
印象としては音楽も含めてスタイリッシュになったなって感じ。ロッキー独特の泥臭さはないかも。
ファイトシーンのクオリティの高さと要所要所の歴代のオマージュ(コンラン戦とか特に)が良かったから文句は無し!
またスピンオフと謳っているが、決して衰えないロッキーの存在感がすごい。
すでにボクサーとして動ける体ではないし、後半には癌が発覚し、痩せこけるほど衰弱する姿を見せるが、今までになかった新しいロッキーで新境地とさらなる可能性を見せてくれたと思う。
続編も大いに期待。
本家に負けない長寿シリーズとなってほしい。
2016年04月29日(金)1回目@目黒シネマ
2019年02月02日(土)2回目
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