クリード チャンプを継ぐ男のレビュー・感想・評価
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二つの闘い
学生時代から観続けてきたロッキーシリーズだが、ロッキー役のスタローンも歳だし、新作はもう観られないと諦めていたので、ロッキーの宿敵であったアポロの息子(クリード)を主人公にして、シリーズが復活して嬉しかった。しかし、果たして、ロッキー=スタローンといイメージが定着しているシリーズで、主役交代はうまくいくのかと危惧しながら鑑賞した。
今作はシリーズ第1作を下敷きにしているが、第1作に比べ、ストーリーが斬新になったわけではない。どんでん返しが新設されたわけでもない。主人公である若いボクサーが世界チャンピオンとの戦いというビッグチャンスに果敢に挑んでいくという第1作と同様にベタではあるがワクワクさせられる物語が展開されていく。
しかし、登場人物のキャラクターが個性的、明確であり、第1作の模倣になっていないので、第1作とは異なる感動と勇気がもらえる。また、山場のボクシングの試合シーンでは、ボクサーに最接近した映像で、リングの上に立っているかのような臨場感が半端なく、ボクシングという格闘技の壮絶さに圧倒される。
今まで主役を演じることが多く、最近は今一つ冴えない感じのスタローンが、今作ではセコンドという脇役に廻っているが、輝きを取り戻した素晴らしい演技を披露している。やはり、ロッキーシリーズはスタローンの原点であることを再認識させられた。達観した雰囲気で、自身の病魔と主人公を強者に導くという二つの闘いに挑んでいく姿がとても印象的である。特にラストの試合中にセコンドとして主人公を励ます、経験に裏打ちされた言葉の一つ一つがずしりと強く胸に響く。
ロッキーの教えを受けたクリードの今後のスクリーンでの活躍に期待したい。
劇中に説明もあるのでロッキー知らなくても見れる
ストーリーは王道、試合シーンは迫力あって最後まで楽しめた。
またスピンオフでありながらちゃんとロッキーの魅力をちゃんと引き出せていた。
知らなくても楽しめるかと思うが世界観や登場人物などロッキーを引き継いでいるので出来ればロッキー1~4は見ておくとよりお楽しめるかと。
父達の背中 飛び散る汗
父と子、母と子の物語。まさかこの映画で泣くとは思わなかったです。
愛しんで育ててくれた母の願いを捨ててまで、追わずにいられなかった父の背中。その面影をロッキーにみて…。とは言え、悩む、父の名を背負うことの大変さ。ダウンした時そんなドニ―の脳裏に去来するもの。立ちあがったそのきっかけ。そして母の愛に包まれていると言う実感。
正直『ロッキーシリーズ』をちゃんと見ているわけでもない私でも興奮しました。
ファイティング場面は大迫力。汗しぶきまで飛んできます。おお!!!。まるでレフィリ―になった気分。画像の良い、大画面で鑑賞されることをお勧めします。
音楽も、ロッキーのテーマにはかなわないけど、バラードも盛り上げる曲も良し。音響効果の良い所でご覧になることをお勧めします。
そして、ロッキーの一言一言。映画鑑賞後も頭の中でリフレイン。
そう、やってみなきゃわからない。何度も立ち上がることができればそれでいい。
何者でもない自分。自分の為の戦い。継ぐのは”栄光”ではなく、その生き様。
と、体中に力が入りっぱなしの話のようですが、雲ネタとか、ボクシング以外での「がんばれ」エピソードとか、随所に軽い(笑)ネタも散りばめられています。
こういうのをサクッと入れて、要所はじっくり。うまいなあ。
エンディングロールが始まっても、ロッキーファンならすぐにはお立ちにならぬように。映像ではないですが、嬉しいおまけが途中にあります。
むっちゃ、元気貰いました。
想像の範囲を一歩も出ない
スタローンは「ランボー」シリーズを夢中になって追いかけ、3ですっかり冷め、「ロッキー」は始めから乗りそこなった感もあったので、あのテーマ曲も含め、何ひとつ刺さらなかった映画なんです。私には。それでもドラコが出てくるまでは見ていたので、私生活も含めスタローンがモンスター化していく過程が映画以上に興味深かったせいでしょう。
その分、このシリーズになんの思い入れもなく、フラットに見ることが出来たのですが、正直に言って、想像した通りの展開で、ここまで予想を裏切ることなくラストまですんなり納まった映画も珍しいと思ったほどでした。
まず、主人公のクリードに感情移入できる要素が無いこと。例えば、エイドリアンに惚れているのに相手にされない、ボクサー崩れの用心棒が、一念発起してチャンスをものにするサクセスストーリーであれば、自分を投影して応援したくもなるでしょうが、協調性の無いまま育った男がきちんと教育を受けたのち、内なる衝動に勝てないままリングに上がり、勝って得るものがあるとは思えない戦いを淡々と見せられても。
ロッキーのトレーナーぶりにもなんの説得力もなく、劇中で病死してしまうのかと思いきや、そこは続編作る気満々だな。というお茶の濁し方。
戦いには、失うものが大きいほどドラマ性が盛り上がって、勝利した時のカタルシスもより大きいものになるという法則がある。いったい彼らは、負けた時何を失うというのか。
余談ですが、「マイティ・ソー」で、あんなに強そうなヴァルキリーを演じたテッサ・トンプソンがクリードのガールフレンド役で出てますね。結構可愛らしい役で。それはそれでまた面白い。
「マッドマックス」「ブレードランナー」「猿の惑星」など、かつての名作の世界観を踏襲して続編を製作するのがトレンドになっているようですが。私はどれひとつとして、成功していないと思います。オールドファンは納得しても、新規にファンを得られていないからです。どのプロジェクトも後ろ向きなんですよね。
この映画もそう。くどいほどていねいに、踏襲するものにこだわって、新しいものを生み出せていない残念な出来栄えでした。
2018.10.11
ロッキー見たことないけど楽しめた。
今回もまた名セリフのオンパレード
限りなく『ロッキー』第一作をセルフオマージュした、ロッキーファンのための作品
何がオマージュかといって、最後の試合内容と結果やストーリー構成がそっくりだし、舞台を『ロッキー』と同じフィラデルフィアに移し、似たような街並みでトレーニングするのだから。さすがに、背負ったものは違っていた。アドニスはアメリカのスターであるアポロの血を引いた男だし、そのアポロと3回闘ったロッキーをトレーナーにしたのだ。ライトヘビー級現チャンピオンであるロンドンのコンロンも口は悪いし、「親の七光りで」などと挑発してくる。
一作目を思い出すシーンはまだまだある。ロッキーが働いてるのはレストラン“エイドリアンズ”、母親から贈られた星条旗柄のパンツ、飼っている亀(カメファンも相当数いるはず)、墓はポーリーとエイドリアンが並んでる。フィラデルフィア美術館でのガッツポーズ、グレーのトレーニングウェア、そして一番泣かせてくれるのは初代ロッキーのテーマ、ファンファーレですよね。
老いも感じられるスタローンだけど、年相応で癌と告げられるシーンが痛々しい。エイドリアンも癌で死んだが、その辛い妻を看ているだけに化学療法を拒否するところがいい。病気を知ったアドニスがやけになってケンカしてしまうところもわかるし、一緒に闘おう!なんてのが泣けてくる話だ。
続編も公開されるけど、気になるのは癌と闘うロッキーと進行性難聴を患ってるクリードの恋人ビアンカ(トンプソン)だな・・・
【ロッキー、最大のライバルであった男の息子を鍛え上げ、世界の舞台に送り出す。ロッキーシリーズの新章の幕開け。】
この手があったか!と感じ入った新たなるロッキーシリーズの第1作。
本格的ボクシング作品として、又、ロッキーシリーズを継承する作品としても見応え充分である。
ロッキーのかつての強敵で、強烈な闘いの後親友になった故アポロ・クリード。
アポロの愛人の子、アドニス・ジョンソン(マイケル・B・ジョーダン)は唯一の肉親の母を亡くした後、荒んだ生活を送っていた。そこに現れた、アポロの妻。
この場面から物語は急激に面白さを加速させていく。
<ロッキーはトレーナーとしても優秀であるという事を絡めながら、あの”ロッキーのテーマ”が高らかに鳴り響く場面が現れる。アドレナリン大放出作品である。>
<2016年1月4日 劇場にて鑑賞>
セミファイナル?
生卵こそ飲まなかったが鶏を追いかけてフットワークを鍛えたり片腕の腕立て伏せ、ロードワークなど記憶が蘇る、鳴り響くロッキーのテーマやラストのフィラデルフィア美術館の階段シーンは極め付けだろう。
エイドリアンもどきのヒロインが必要なのは分かるが孤独なロッキーならいざ知らずクリードのモチベーションはアポロを継ぐことなのだから色恋沙汰の挿入は雑味に思えた、「女は足を弱くする」のロッキーのセリフはトレーナーのミッキーがかってロッキーに言ったセリフだろう。
勝つかと思ったら「ロッキー」同様、うまい落としどころ。スターロンも身内の不幸で辛い時期にもかかわらず同じロッキー役で2度目のアカデミー賞に返り咲いた大熱演、頭がさがります。
ファイティング・シーンも実にリアル、まるで「ロッキー」(1976)の復刻版のような懐かしさがそこここに散りばめられた傑作だが展開がシンプルで読めてしまうのが難かもしれない。やっぱりアポロの息子なら因縁のドラコの息子と闘うのだろうと思っていたがそれは続編のお楽しみ、本作がセミファイナルだったとは用意周到、恐れ入りました。
素敵な師弟関係と素敵なラブストーリー
主人公アドニスが喧嘩に明け暮れグレていた少年時代から映画ははじまります。青年になるまでの途中は描かれていませんが、アドニスが素敵な青年に成長しているのを見て、引き取られたメアリーにたくさんの愛情を受けて育てられていたことがわかります。
ロッキーから続く物語なのでもっと暑苦しい映画かと思っていたら、素敵な師弟関係や素敵なラブストーリーが描かれていて意外に爽やかな映画でとても面白かったです。
ボクシングシーンもまるでほんとうの試合のような臨場感。
最後の試合は負けてしまいましたが、ドラマチックすぎない脚本も好みでした。
夢と欲
正直言ってもうロッキーはいいかな〜などと思い気にもかけなかったこの作品
内容もほとんど知らずただやっぱり手に取ってしまいました
試合のシーンに度肝を抜かれ見入っているうちにあっという間に終わってた
人間に生まれたからにはただ安定した生活が幸せとは限らない
多少のリスクがあっても生きている実感、そんなものが必要なのかも
食べるだけでも必死な人もいる、家族の世話を人任せにできない人もいる、毎日が忙しすぎて自分がなくなってしまってる人だって…
夢を追える人はそれだけで幸せだ
夢がある事の幸せ
思うことすら忘れている人だっている
私も幸せなのだろう、映画を見てここにこんな事を書けるのだからそれだけでも幸せなのだと思う
なんとも貪欲なものだと少し反省もしてしまう。
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