残穢(ざんえ) 住んではいけない部屋のレビュー・感想・評価
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帰ってから思い出して怖くなりました
登場人物たちが心霊に関する調査をするのを観る映画です。
本人たちは大して怖がってないんですが、客観的に観てると意外と恐ろしかったです。
人の怖い話を聞いたあと、一人で思い出して怖くなるカンジを体感しました。
過去にあった心霊現象の映像が流れてるのに、さっさと画面が現代に切り替わって「こんなことがあったのよー」と普通に話してる…、という流れが、ちょっとどういうノリで観ればいいのか戸惑いはしました。
とりあえず普通のホラーじゃないです。
「リング」とかにも共通する、登場人物は心霊現象の法則性を見つけ出し、自分や家族が助かることを目指す話なんですが、最終的には「話を知ってしまったらどこにでも出ますよ」「いつでも出ますよ」という救いの無い話です。
映画が終わって最後に残るのは、全ての話を知ってしまった僕たち観客・・・。
怖かった
映画館で1回見て、レンタルで1回見ました。変な音がするという悩みを抱えている大学生が小説家の「私」と共にその家の過去を探って行くストーリー。見ている時、もしも同じ事が自分の家であったらと思うと背筋が凍ります。最後の公衆電話からの着信、怖かった。事故物件舐めちゃいけません。
有りそうな怖い話しですね。
ホラーなのに笑う
怖いってか不気味な感じかな。
途中まではぞわぞわしてた。
過去の過去まで探っていく感じは
ドキドキしましたね。
坂口健太郎くんと竹内結子好きだから
見たけど、ホラー苦手な私でも大丈夫だった。
ラストシーンとか怖いうんぬんより
謎の黒い影たちがシュールというか
なにこれ?wwwwww
って心の中でなってしまった笑
ミステリー以上ホラー未満
最初は日本的ホラーの雰囲気だったが、結局謎解きになっちゃう。全ての始まりを追求するなら止まらない。最後にこの事実とその危険性を認識して止めちゃうだけ。ミステリーマニアとしては理不尽すぎるし、ホラー愛好者にとっては恐怖感はあんまり出てこない。中途半端な感じで終わってクライマックスはどこかも全く意識できなかった。最後でみんな死んだと主張してもとても唐突だ。確かに後で考えると鳥肌も立ち、どこでもありそうな話で怖いと思うんだが、映画として観ることで素晴らしいと思う瞬間が少ない。
小野不由美の作品なら『十二国記』が結構好きだが、物語的になかなか完成度が高いと思う。『鬼談百景』を見たことないが、この映画はまるでエピソードの集合体みたいなものになった。なら逆に人物や物語の表現ではなく、スタイルの方をもっと考えるほうがいいと思う。
期待したのとちょっと違う作品だった。
なかなかすき
いまいち的なことを書いてるひともいるみたいだけど、久々にホラー映画で鳥肌立った。震えるほど怖くはないけど、なかなかよかった。
ただ、いまいちだと思ったのは炭鉱の幽霊が黒いだけで怖くないないところ、怨の大元なんだから一番怖くしてほしかった。あとは、電話かかってくる演出もいらないな、意味不明。いま何時?ってなんだよ。その問いの意味も繋がりも不明。
その物件、取り扱い注意
世界を震え上がらせたJホラーも「貞子3D」の辺りからおかしくなり、今年は「貞子vs伽椰子」なんていう気が狂ったとしか言い様がない企画まで登場し、もはや堕落と衰退の一途…。
あの頃のような正統派のJホラーが見たい…。
これこれ!こんなのを待ってました!
正確にはホラーとミステリーの中間的な位置付けのジャンルだけど、久々の正統派Jホラーと言って差し支えナシ!
ゾクゾク楽しませて貰いました。
事の始まりは、怪談話を集める作家“私”の元に届いた、女子大生“久保さん(仮名)”からの手紙。
“久保さん”が引っ越してきたマンションの部屋で、着物を擦るような音が…。
もう序盤のここだけで、「貞子3D」とか視覚のこけおどし恐怖演出に偏った昨今のJホラーより充分怖い。
やっぱりホラーというのは、目に見えない想像させる怖さ。
夜中寝てると微かな音でも気になって…というのは誰にも身に覚えある筈。
かく言う自分も、夜中台所の蛇口のポタッポタッという水の音だけでも気になって寝れない事も。(←ただの神経質)
何故か奇怪な出来事はこの部屋以外でも…。
同マンションの別室で、女の子が見た“ぶらんこ”。
前住人が引っ越したアパートで、真夜中大家さんを訪れた“梶川くん”。
調査を始めた“私”と“久保さん”は、このマンションの土地の歴史を調べると…
ヤバい話が“湧いて出る”。
着物の擦る音の正体と思われる“高野家”の夫人の自殺。
その自殺の原因となった“湧いて出る赤ん坊”。
さらにその原因となった、赤ん坊殺し。
さらにさらにその原因となった、座敷牢。
ここまで来ると、冒頭の一怪談エピソードと思われた“河童のミイラ”と繋がり、見事な伏線と言うより、劇中で言う所の“根っこは同じ”。
平成~昭和~大正~明治…時代を遡れば遡るほど原因となった事件は何重にも陰湿に。
そして、全ての元凶は福岡・北九州。
辿り着いた、“聞いても話しても呪われる”最凶の怪談…。
ああ、もう、埒があかん!
原作は、“読んではいけない小説”とまで言われた小野不由美のホラー小説。
お馴染みの“原作未読”だが、当代きっての職人監督・中村義洋がまたしても手堅い演出を披露。
聞けばこの人、無名時代に「ほんとにあった!呪いのビデオ」に携わっており、今回久々のホラー回帰。
じわじわ煽るJホラー十八番の恐怖演出、ホラー映画を演出していると言うより怪談話を覗き見聞きしてしまったような見せ方が巧い。
竹内結子と橋本愛の役名がそれぞれ“私”や“久保さん(仮名)”とか曖昧なのも実体験風怪談話っぽくてユニーク。
エンディングのその後のシーンで一瞬映る“何か”(誕生パーティーの“ぶらんこ”の女の子の背後に…)、エンドロールの“あの絵”…。
幕切れは唐突で消化不良気味との声もあるが、この後味悪く残った終わり方は嫌いじゃない。
だって、それが呪いや恐怖じゃないだろうか。
“残穢”とは…
(要約すると)死や惨劇の呪いが、残り憑いた穢れ。
今、アナタが住んでいる土地にも、ひょっとしたら何かしらいわくつきの出来事が…?
おっと、知らぬが仏。
もし、本当にヤバい話が出てきたら、とてもとても平穏に住めやしない…。
ミステリ寄りホラー
あんまりハマらなかった。映像はとてもきれい。
鉱山事故があって、死者や死の穢れで土地自体が祟られてるっていうことなんだけど、一番おもしろかったのは、地図を見て祟りに迫っていくシーンだった。ここの謎解きや歴史を紐解いてくシーンもっと味わいたい。
実体がない、はっきりしない、気味悪いホラーいいよね。対処のしようがなくて。
黒いモヤモヤや首吊りおばけがギコギコしてるのはちょっとシュールで、鉱山に閉じ込められた登場人物たちの絶望感や穢れの薄気味悪さやホラーが薄れた。
土着や民俗ホラーでとても親しみやすいテーマを取り扱ってるんだけど、雰囲気が合わなかった。
話はとても引き込まれる。
最近のホラーは貞子っぽくしてればいいみたいな感じで、幽霊の現れ方が一緒になってしまって、もう全然怖くない。この作品も話はすごく良くできているのに、幽霊の見せ方がうまくない。最後まっくろくろすけみたいのが出てしきてしまって、ちょっと残念。話自体はすごく面白い。要所要所で、恐怖感のメリハリを出してくれればもっとよかったかも。竹内さんは好きな女優なので、もっといろんなシーンを見てみたかったです。が、冷静な女って感じで感情の起伏が少なく竹内さんの印象が薄いのが残念。見せ方次第でもっともっといい作品になった気がする。多分いじり過ぎてありきたりなB級ホラーになってしまうのを危惧したんだと思うけど、話自体はいじらなくていいと思うけど、床下の男や、子供殺害の女性などはもっと不気味な描写をしても面白いと思う。古い写真や映像は怖いけど、その古い写真を活かしきれてない感じもした。話自体は内容も十分だし、エンドロールの、女の肖像画は本当に危ない絵というのが伝わってきてよかった。
最も良かったのはエンドロール
怖くないのが問題
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