残穢(ざんえ) 住んではいけない部屋のレビュー・感想・評価
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ミステリーみがふかい
土地土地に纏綿した呪怨はひとつの
つよい怨みに繋がっているよ、というお話
ホラーを期待して見たのですが
みなさんがおっしゃっているようにミステリーって感じでしたね
やっぱりホラーは90分くらいにしていただいた方がみやすいという
個人的な要望はありますが
とても興味深い映画でした
派手じゃないところが良い
映像的な怖さよりも精神的にくる怖さなの
かな?自分はホラー慣れしてるからよく分からないけど
ホラーにはミステリー要素があると登場人物たちが勇猛果敢に動いてくれるから展開としては間延びするようなところもなく良かった
観終わった後もアレってどこだったっけってことで再び家族と鑑賞したりなど、長く観ていられる映画だと思います
うーん。
竹内結子と橋本愛主演の和風ホラー。ホラー好きの私にとってはそりゃあ期待して観ました・・・が、正直今一の感想でした。ストーリーも中盤から読めるし、ラストはどんでん返しで残恐感を煽ったんだろうが個人的にはそれも予定調和でした。確かに不気味さやゾクッとする部分もなくはない。しかしだ、残恐感は最近観たヘイデタリーの方が断然観たあとの胸糞感は上だし、ビジュアル的な怖さはやはり、リングや呪怨の域には達しておらず、何か見所無いまま終わってしまいました。この作品の一番フューチャーすべきは絶対に音である。首吊りでぶら下がった着物が擦れる音。ここが見所なのになあ。穢れた土地に触れた人々が祟りに遇い不幸な最期を遂げる。その穢れの表現がまた、中途半端なんだよなあ。ということで駄作ではないが革新的でもなく中途半端なホラーでした。
だるい!何にも起こらぬまま延々と映像が流れていく。橋本愛がなんか違...
だるい!何にも起こらぬまま延々と映像が流れていく。橋本愛がなんか違う。よって竹内結子の眼鏡姿に萌えるのみ。佐々木蔵之介とか坂口健太郎とかいる?
最後の最後にやっと…でも大したことない。期待はずれ。残念賞。
ちゃんとしたジャパニーズホラー
個人評価:3.7
好感の持てるジャパニーズホラー。
誇張も少なく、驚かすだけの演出もない。
昨今のホラーは遊園地のお化け屋敷のテンションが主だが、本作はストーリーもしっかりしており、ジャパニーズホラーの位置付けをしてもよいと感じる良作である。
欲を言えば霊の描写を、もっと日本的なセンスとして磨いて欲しかった。
追えば追うほど
ミステリー仕立ての呪怨物語
各地にある都市伝説や怪談話は辿っていくと根は一緒、これが面白かった。
触れてはいけないものほど興味が沸き、そして取り込まれていく…
無駄にギャーギャー叫ぶホラーなんかより数段怖くゾクゾクした。
リングみたいな感じで幽霊が怖いとか突然ドキッとさせるような要素はほ...
リングみたいな感じで幽霊が怖いとか突然ドキッとさせるような要素はほとんどない。
ストーリー重視かもしれないけど都合がよすぎるのがなぁ。
そこまで上手く繋がるかって失笑。
結局謎は解明されず不完全燃焼。
そこはまあそれほど強い呪いはどうしようもないだろうし自然でいいかも。
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自宅にて鑑賞。本作と連動した『鬼談百景('15)』を思わせる導入部から、さり気無く作品の世界に誘うシンプル乍らよく出来たタイトルコール。登場人物が多く、錯綜し勝ちになりそうな原作を上手く処理して纏めている。モノローグを多用した展開やキャプションの処理、一部の超常的な描写等は監督の過去のオリジナルビデオを彷彿させるが、半私小説と云う原作の雰囲気とマッチしている。そう云えば、監督は細かな変更点はあるものの概ね原作に忠実な作品が多かったと想起した。ノンフィクション系ホラーが好きな方にはお薦め。65/100点。
・サービス精神が旺盛なのか、過去作同様、ラストがやや諄い目なのも監督の特徴の一つだと思う。登場人物の役名に同姓の知人が複数おり、鑑賞後少しの間、部屋の奥の暗がりや静寂が気になってしまった。
・観る者と一緒に謎を追うミステリー仕立てだが、些細な異変を積み重ねた結果、バラバラだったピースが徐々に嵌まって行く後半には原作の活字とは違った小気味良さを感じた。判り易さを優先させたのか、ハッキリ見せてしまうのには賛否両論あろうが、その描写や見せ方も大きく好みが分かれる処であろう。
・“私”である竹内結子の終始、抑えた演技が佳かった。飄々としたいかにも居そうな“写真店店主・田之倉氏”の不破万作、あっけらかんとした“担当編集者・田村さん”の山下容莉枝、“奥山家当主”の吉澤健と存在感を示す中、“住職・國谷氏”の上田耕一が説得力のある演技で印象深い。
そして心霊マニアとして登場する“三澤徹夫”が坂口健太郎と云うのは、モデルとされる福澤徹三よりウンッと若く、“私の夫「直人」(モデルは綾辻行人)”の滝藤賢一、“平岡芳明(モデルは平山夢明)”の佐々木蔵之介等、雰囲気はあるがモデルと少し違う印象を持ったが、原作に登場する東雅夫をモデルとしたのも出して欲しかった。
・建築学生がMacを使うのに対し、受け手の作家や“日の出書館”編集者達がWinユーザーと云う設定が今風と感じた。他にもリアルな効果音やシンプル乍ら耳に残る安川午朗の音楽も佳かった。
・藤田瞳子演じる“吉兼三喜”の嫁入り道具である婦人図は京都の絵師でデザイナーでもある東學の手による。物語の性質上、室内のシーンが多く、それらのセットは美術の丸尾知行が手掛けた。よく観ると、これらセット内には細かな設定のディティールへの拘りを窺う事が出来る 。
・実際に写り込んだ怪異は「特別映像」で確認出来るが、他にも編集作業の音のダビング中に年配の女性のボソボソした声がスピーカーから漏れると云った原因不明の現象が複数起こったらしい。亦、首にコルセットをはめた後半の主人公さながら、監督は首に椎間板ヘルニアを発症したと云う。
・劇場で売っていた凝った作りのパンフレットは、エンドクレジット迄きっちり観た者が裏表紙を捲ると、ゾッとする仕掛けが施されていた。
・鑑賞日:2016年6月16日(木)
掘っても掘っても尽きない祟り
タイトルの『穢』の意味が時間が経つごとに重さを増してくる。最初はありきたりどころか、そんなに怖くもないホラーなのだが、どこまでいって終着が見えてこない。原因の原因の原因。恨みと呪いの連鎖、辿れば辿るほど深まっていく業。映画を観終わったあと、この世の中に安全な場所などないかのような錯覚を覚える。
正直それほど期待はしていなかったが
『鬼談百景』及び原作既読。得体の知れない現象を解き明かしていく原作の雰囲気をうまくだせていたと思う。こけ脅しを極力排しているのもいい。もしキャーキャー怖がらせてたら興ざめしていたはず。ただしラストのあの部分だけはちょっと浮いてしまった感がある。
平山夢明氏がモデルと思われる平山氏の安心感はなんなのだろう。
その土地に住み着く幽霊。何百年もずっーと。 新しい家がたっても、マ...
その土地に住み着く幽霊。何百年もずっーと。
新しい家がたっても、マンションがたっても。
結局後味が悪いけど、幽霊ってそういうもん。
語りと画面の暗さ、質で怖さが倍増しました。
すごく怖がりな人にちょうどいいかも
見始めて、テンポ遅い………と思ってたら、途中からあれもこれもあれもー!!!って感じで駆け足になってしまった
原作の小説は面白いんだろうな。という印象でしたが、映画にするときに緩急を誤ったってことでしょうか
怖いかと言われると全然怖くないし、面白くもないし、何より!CGが!!!しょぼすぎる!!!!!!!(力説
プロの仕事とは言えないレベルです
予算がなかったのか、お金払ってあれなのか、あるいは発注指示があまりにダメだったのか、もしくはスタッフが片手間にやったのか知りませんが、肝心要の部分がチープなのはどうしようもない、全体が死にます
あと、怨霊のセリフもなんでそれ?って感じでした。
自分がそうされたからというのはあるにしても、命令形になるのはようわからん…
あと、娘を嫁にやる時に、なんでその掛け軸を持たせたし…
厄介払いですか?
リアリティを出そうとしたんだろうけど平坦になりすぎてて、それなのに最後だけギャーギャーうるさいし、全体的に演出がつまんなくてつらかった。時間を無駄にしました
ホラーは飽和してしまった
ホラー映画はリング・呪怨でほぼ出尽くしてしまった感がある。
近年は、ビデオが他の媒体に変わっただけで、
基本的には劣化版になりがち。
あるいは、本当はお化けより生きている人間のほうが怖いよ。
と言うような啓蒙的な作品ばかり。
そんな中でこの作品は、
和製ホラーが持つじめじめとした恐怖と言うのに挑戦しているし、
俳優人の演技から有る程度のレベルに達していると思う。
それでも、ホラー作品として真新しさはないし、
特質すべき点もない。
近年のホラー映画監督は、本当に苦労していると思う。
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