奇跡の2000マイル 劇場公開日:2015年7月18日
解説 ラクダと愛犬とともにオーストラリア砂漠3000キロをたった1人で踏破した女性の実話を、「アリス・イン・ワンダーランド」のミア・ワシコウスカ主演で映画化したロードムービー。思い通りにいかない人生に変化を求め、ひとり都会から砂埃が舞うオーストラリア中央部の町アリス・スプリングスにやってきた女性ロビン。彼女がこの土地に訪れた目的は、砂漠地帯を踏破しインド洋を目指す旅に出ることだった。パブで働きながらラクダの調教を学び、旅の準備を整えたロビンは、4頭のラクダ、愛犬とともに町から旅へと出発する。1日あたり約32キロのペースで歩き、7カ月という日数をかけて達成したその旅の過程で、ロビンはさまざまな出会いや経験を体験することとなる。
2013年製作/112分/G/オーストラリア 原題:Tracks 配給:ブロードメディア・スタジオ
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2022年8月10日
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エクセレントですね。彼女、道に迷う場面で、犬の帰巣本能を利用するが、それが特に感動した。 こう言うのをパイオニアワークって言う。 ロケット使って、宇宙に行くよりも大変。ロケット使うから、犬でも宇宙は行ける。 伝記映画になるから、その点は差し引いても、彼女のやったことには称賛したい。 なお、オーストラリア先住民が登場するが、英国が宗主国のオーストラリアは、今でも白人至上主義を取っている。アメリカのネイティブアメリカンに対する迫害と同様に。 カナダ、ニュージーランド、オーストラリアは英国が宗主国であることを忘れてはいけない。どの国も白人の単一民族国家としている。
2022年2月8日
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鑑賞方法:VOD
主人公はどうしてそんな過酷な旅に出たのかが、冒頭から本人の語りで説明されるのだが、もっと深い事情は、物語が終盤に差しかかるころに描かれる。そして納得した。 実話ベースということで、今、冒険するっていうとこうなるんだぁ、みたいな視線でも見られて面白かった。(確かに興醒めではあるけど、そうでなかったら、この方、冒険から生還できなかった可能性が高いから。)
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よく女性一人で旅しようなんて思うな。実話というから驚く。アボリジニの人と一緒になった時はホッとしたけど、また一人に。カメラマンが時々援助してくれるから完全な単独ではないけど良く頑張ったなと思う。命懸けで横断する目的は私には理解不能。でもこんな映画なかなかないしラクダの事も少し勉強になった。この女性の目的達成の為に、野生のラクダが犠牲になるのは納得出来ない。
映画でないと辿れない形での軌跡。冒険という点では共通しますが主演 ミア・ワシコウスカ の アリス・イン・ワンダーランドとの透明感の対比がとても魅力的です。邦題のタイトルとはメッセージが違う気もします。