64 ロクヨン 後編のレビュー・感想・評価
全279件中、221~240件目を表示
なんかカット割りがおかしくないですか?
佐藤浩市と緒方直人が川で争っているシーン、連続性がなくて残念でした。
緒方直人の左腕が後ろにあったと思ったら、次のシーンは前になってて、また次のシーンは後ろになってた。
迫力のある場面だったのに、残念でした。
期待が高すぎた?後半はちょっと残念感が・
あまりの高評価・評判のためこれは単なるスポンサー側の政策的誘導ではない本物と思ってまずは前編へ。
評判以上の引き込まれ感に思わず後編のチケットも購入で通しで観た『64』。期待が高すぎた?後半はちょっと残念感が・・・。
評価は分かれそう
原作を丹念にトレースしたNHK版の後の映像化ということで、制作側には苦労がかなりあったと思う。
独自色を前面に打ち出した後編で、作品を通してクローズアップしたかったテーマは親子の情愛だったとはっきりさせたと感じた。こんな時代だからこそ、一つの考え方として否定しない。
ただ、原作とは別物の作品とは理解しつつも、雑な作りを感じさせる場面がちょくちょくあって、横山秀夫が原作で描いた緻密な世界が反映されきっていなかったのは残念。横山ファンとしては、NHK版の方がしっくりきた。
最後まで緊張感のある出来映え
原作は未読だが、原作者の横山秀夫&主演の佐藤浩市への信頼感があり、迷わず前後編を観た。
期待に違わぬ出来映えだった。
年を越して、1ヶ月も経たぬ間に終わってしまった昭和64年。
天皇の崩御、元号の変更という、日本にとっての大事が進行していく中で起きた、少女の誘拐殺人事件。
犯人が逮捕されぬまま、時効まであと1年という時期に起きた、数々の出来事。
衝撃の店外で終わった前編に続く後編。
通称「ロクヨン」の、あの忌まわしき事件を模倣したと思われる、女子誘拐事件。
犯人の意図は何か?
県警の広報官・三上を演じた佐藤浩市が、まさに鬼気迫る演技を見せる。
自らも娘が失踪し、刑事としても「ロクヨン」の犯人を捕らえられなかったことを悔やみ、広報官として警察組織と報道機関との板挟みに苦しむ。
「ロクヨン」で愛娘を失い、妻にも先立たれた男・雨宮を演じた永瀬正敏も、素晴らしい演技だった。
すべてを失ってもなお、日常を生き続ける男。
彼は何を思い、生きてきたのか。
ラストに明かされる真相には、本当に驚いた。
本作に登場する人々はみな、何かに苦しみ、自分を傷つけ、周りを傷つけながら生きている。
後悔、自責、怒り、悲しみ…
それでもなお、人は生きる。
エンドロールに流れる主題歌、小田和正『風は止んだ』が心にしみる。
いい映画観たなぁ。
素晴らしい映画化。
横山秀夫の原作を瀬々敬久監督が映画化。
NHKのドラマとはまた違うアプローチで、あれはあれ、これはこれで、ともにクオリティの高い作品に仕上がった。
14年前の誘拐事件の犯人が誰とか、今回の模倣犯の犯人が、とか、そういうことは物語のメインではあるけれど芯ではない。
芯は、娘がいなくなったあとの父親の気持ち、そこにフォーカスを当てている。
横山秀夫の原作もドラマ版も、ここまできっちりとはやっていなかったような気がする。
娘が行方不明の三上広報官(佐藤浩市)、誘拐事件の被害者の父 雨宮(永瀬正敏)、模倣犯の被害者の父 目崎(緒形直人)。
このテーマを推し進めると、後編の見どころだったはずの捜査二課長(柄本佑)が何回も往復させられるシーンなどは削らざるをえない。
これはセリフで聞きたかったところだが、松岡(三浦友和)は、会う人ごとに「おまえは64の犯人か」と目で問い質していた。映画では松岡のそういう述懐はなかったが、松岡が初めて64の犯人に会うシーンは印象的に演出されている。三浦友和の目が確かに「おまえは64の犯人か」と問い質していた。これは原作を読んだ人へのごほうびみたいなものだ。
原作とはラストが違うという触れ込みだったが、違うというよりは追加したという感じである。それぞれの人物がそれぞれのケリをつけた。これはよしである。
「ソロモンの偽証」もそうだったが、ひとりの作家が命を削るようにして紡いだ物語を映画化するとき、映画人も本気でことにあたる。
こういう映画が増えれば、日本映画は、もっと豊かになると思う。
前編、後編ともとてもよかったです! 子供が親に対する思い 親が子供...
前編、後編ともとてもよかったです!
子供が親に対する思い
親が子供に対する思いがすごく伝わってきました!
親が子供がいなくなったらこのような感情になることをなかなか考えることがなく
64 をみて深く考えさせられました(^^)
キャストがすごく豪華でよかったです!
椎名さんが後編ででてこなかったのは残念でした(T_T)
前編は、広報と記者クラブの闘い 後編は、犯人探しとテーマを分けてい...
前編は、広報と記者クラブの闘い
後編は、犯人探しとテーマを分けていたのだと思うが、もう少しコンパンにまとめて、一本の映画にした方が良かったような
日本映画を背負って立つ、豪華な役者を揃えながら、残念
う〜ん(ー ー;)
前編で鑑賞して後編に期待したものの期待してた程の事は無い気がする(ー ー;)過大広告は否めない感じ!
これは最近の映画では良くあるパターン(ー ー;)考えてみればいい映画は広告が無くても口コミでドンドン広がり上映が延期される事もある訳ですからね〜(^^;;
前後編にした分の間延び感は否めない
犯人誰!?・・・
前編観た後での後編を早く観たいと思い初日鑑賞しました。
あくまでも原作や NHK番を観てない人限定のネタバレになりますが・・・
開始20分間に犯人は出てるっていうサスペンスの鉄則!?は、当てはまらず・・・
全編に犯人は出ていない。。。でも全編のポスターには出てる。。。
長瀬さんのヤツれ加減と、久々の2世俳優同士の緊迫した終盤と見応えあります。
結末をお楽しみに!!
この作品は、前編から見ててムカつく記者クラブの面々の悪人ズラが、後編は本社連中も加わり更に嫌悪感倍増します。
ただ他の方も書いてましたが、会見する刑事課長のピアス穴は、確かに気になります。
そして、上映前予告で、日本で一番悪い奴ら・・・主演・綾野剛のあの姿観て、本編で真面目な広報係長演じられても移入出来ん。。。全編の☆4.6から1.1ポイントダウンの☆3.5
しかし売れっ子に仕事が偏るって図式は、映画観てもドラマ観ても切に思う。
やるせなさ、やりきれなさを残しながらも、止まっていた時が再び動き出す
横山秀夫の大ベストセラー小説の映画化後編。
前編は64事件に関わった人々の現在のドラマをじっくり描き基盤を充分固めた所で模倣事件が発生、いよいよ事件が大きく動き出す…というイイ所で終わったので、期待値が上がらない訳がない。
で、率直な感想は…
期待を煽ったほどではなかったにせよ、一定の見応えであった。
開幕からテンポアップで一気に見せるのかと思いきや、相変わらずのスローペースで序盤はちょっとタルく、詳細な情報を教えろ!とギャーギャー野次を飛ばすマスコミに苛々。
三上が捜査車両に同乗した辺りから引き込まれ始めた。
で、ここからいい意味で期待を裏切られた。
ん?と思ったアノ人とアノ娘のシーン、模倣事件の意外な顛末、「我々は64事件を追っている!」の台詞…。
実はこの模倣事件の水面下で64事件も同時に動き、そして犯人も…!
見ている側にとっても劇中の三上にとっても突然の急展開。
謎や犯人が一つずつ一つずつ解き明かされていくのかと思ったら、なるほど、こう来たか!
犯人をじわじわ追い詰め、遂に迎えた犯人と三上の対峙…。
なので、ミステリーの醍醐味には少々欠け、ハラハラドキドキのスリルも今一つ盛り上がらない。
警察の隠蔽も、「相棒」のようにもっとこう、後味悪く響くものには感じられなかった。
そして犯人の動機。
ここが一番拍子抜けと言うか残念だったが、三上に動機を問われた時の犯人の台詞には憤りを感じた。
幼い少女の命を奪ったキ○ガイの動機など、意味も理由も無いに等しいのだ。
前編後編合わせて見て感じたのは、ミステリーとしてのエンタメ性より、事件を抱え込んだ人々の悲しく苦しい人間ドラマがやはりベースという事。
特にアノ人の傷は深い。
この人がどうやって犯人を知ったか、その特定に至るまでは本作品でも最も胸を掻きむしられた点であった。
また、この人が取った行為。
そうするしか無かったのだろうか。
気持ちは分かる。
自分には子供は居ないが、もし自分の子が殺されたでもしたら、死刑なんかより、同じ苦しみを味わせてやりたいと思う。
警察なんか信用出来ない、自分の手で。
実際犯人はもがき苦しんだ。
が、それは決してやってはいけない事だという事も知っている。
法に触れるというより、それは憎き犯人がやった事と全く同じであり、あの悲しみに苦しむ犯人の姿はあの時の自分だ。
だから一層、この人が抱え込んだ傷は深い。
事件は解決した。が、
ある不祥事を起こしてしまった三上、犯人家族の今後の境遇…。
誰にとってもやるせない、やりきれない凝りを残して。
しかし、
罪を認め自ら出頭するアノ人とその協力者。
三上の失踪した娘。最後の電話はきっと…。
多くの人を傷付け、時を止めた“64”。
彼らの止まっていた時が、また動き出す…。
個人的には昨年の2部作ミステリー「ソロモンの偽証」には及ばなかったものの、見応えあった。
邦画最近流行りの2部作は安直な漫画実写などではなく、こういう作品に限る。
※訂正
観た時は前編と同じ4採点を付けたが、一晩またじっくり考え、他の4採点の作品とのバランスを考え、3.5に訂正。
前編後編通してでは、変わらず4採点で。
スッキリ
72本目。
スッキリしたような、しないような。
微妙な後味。
最後の電話、いるかな?
車でのシーンはスゴイ面白かったけど、あとはウーン・・・。
180分位1本でまとめた方が良かったかな?
二課長のピアスの跡が気になったし、然るべき立場を演じる人には、配役考えて欲しいな。
緒方直人は、月亭方正に似てるから何か。
気にする俺がいけないんだろうけど。
前編のほうがよかった…かも
前編はかなりグイグイ惹き込まれる面白さがあったので、後編も期待していた!しかし、前編ほどじゃなかったかな?冒頭の公衆電話のシーンは、64の犯人をどうやって割り出したかの伏線なんやろうけど、思いっきりネタばれ感がぁ〜
せっかくの豪華キャスティングなのに演出やストーリーがちょっと陳腐というか、無理があるような…個々の役者の演技力や魅力の妨げになってる気さえした。
ラストはちょっと
前編は最高でした。ピエール瀧のNHK連ドラ版観ていましたが、映画のもさすがだと。唸りました。後編は原作とラストが違うとのこと。前編があまりにも素晴らしかったので楽しみにしていましたが、犯人に対してあそこまで、追求、ツッコミはいらない。ピエール瀧版のように犯人はアイツだったかと、しんみり終わっていけば良かった。映画版のラストは作品全体の評価を下げたと思います。
全279件中、221~240件目を表示