64 ロクヨン 後編のレビュー・感想・評価
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後編の方がいいかな。
(2021.1.8.)前編から一気に見て疲れたけれど、面白かった。公開時は前編の方がいいと思ったが今回は後編の方が良かった。結構、忘れていたからかも知れない。目崎が紙片の上半分を食べて以降の演技が鬼気迫っていた。
両方通して永瀬正敏は良かった。静かに話す、演技抑えている、顔芸無し、無駄に吠えない。日本の男の俳優さんは、一応、大人なのに、刑事、ヤクザ系に限らず、いきなり大声出したりすぐ怒鳴るので、リアリティを感じない。
それにしても、記者クラブ、ちょっと勉強しようっと。あと、いずれにしても、12歳以下の子どもを、理由が何であれ一人で外出させるのは保護者(親)としてアウトだと思いました。昭和の時代はまだ大丈夫だったというのは作られた幻想だと思います。日本は安全、それは相対的に過ぎず、決して絶対ではない。
さすがの後編
TVドラマも原作も見ていませんが前編は見ました!後編原作とラストが違うと言うことですが原作を読んでいないため違いが分かりません。しかし映画だけでいうとオールスターキャストで前編は警察内の出来事、後編は犯人との緊張感ある追跡と見ごたえタップリでした。前編後編原作一ヶ月ぐらいの公開もGOODです。できればもう二部作は止めてもらいたいですね♪
空回りしすぎて、冷め冷めとした。
前編を越えないどころか、小説の世界をぶっ壊して、NHKドラマ版に遠く及ばない。
しっかし、ドラム缶のあとの、取ってつけたような話はなんだ?
三上がやったことは犯罪すれすれだぞ?
いや、十分傷害罪だし、ほぼ誘拐だし。
そもそも、広報の仕事じゃねえし。
最後まで、感情がひとつも揺れなかった。
前編の評価からこんだけ急降下するとは思わなかった。
帰ってきてから見た録画の「重版出来!」のほうが、グッときたし、泣けたわ。
触れ込み派手なこの映画よりも、TVドラマの方が満足度高かったというのはどうゆうことだ?
前後編に分けて失速
前後半に分けたことで中だるみ、最後は無理に収束した感も否めない。細部まで監督の目が行き届いていない印象も。俳優の質が揃っておらず、佐藤浩市の早口が裏目に出る(セリフがわかんないぞ)。前半の緊張感が薄れ「学芸会」レベルになった。
なかなか。寝不足でも寝ない程度。
前後編同日に観ました。
セットでの感想はそこそこ面白い。
絶対観なきゃいけないわけでも、絶対観ない方がいいとも言えませんが、
なかなか面白かった。
今や警察に限らず一般企業でも隠蔽とかは度々ニュースになってますしね。
そんなに驚きません(笑)
(予習なしの為)全員熱血刑事かと勝手に想像して行きましたが、ほぼほぼ独り。
熱血だけに留まらず、あちこちで疎外感ハンパない。
観てて辛くなりましたって事は、感情移入出来たということですね。
いちばん緊迫するシーンは実は事件や捜査の場面ではなく、他にある。それは。。。
Movixあまがさきで映画「64 ロクヨン 後編」を見た。
「前編」を見てから1ヶ月経った。
待ち遠しかった。
「前編」の終盤から新たな誘拐事件が発生。
これは本当の事件なのか、狂言誘拐なのか。
観客はわけもわからなく見ているほか無い。
だんだんとストーリーの点と点がつながってくる。
一部はフィクションではあるのだが、その土壌はあるらしい警察組織内の不合理な対立や、その隠蔽体質や組織としての闇の部分には一般人としては少なくない不信感を感じる。
被害者が加害者となり、
加害者が被害者となる。
何なんだこれは?
こんなストーリーは絶対に思いつかない。
いちばん緊迫するシーンは実は事件や捜査の場面ではなく、
記者クラブの記者たちが広報担当の警察官たちを相手に罵詈雑言を何度と無く容赦なく浴びせるシーーンである。
そういうシーンは何度も何度も繰り返しある。
捜査2課の課長である柄本佑が最後に倒れてしまうのもありえるかなと思える。
佐藤浩市はそのスクリーン占有率は50%を超えているだろうと思えるほどの活躍ぶり。
この作品は佐藤浩市の絶対的代表作となるだろうと思う。
最初の誘拐事件の犯人が子供を殺してしまう理由ははっきりしない。
そこがすっきりしない。
後編の満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
前編の方が緊張感有ったかな。 三上が誘拐犯一歩手前だったり、真犯人...
前編の方が緊張感有ったかな。
三上が誘拐犯一歩手前だったり、真犯人の娘に父親の見られたくない所を結果的に見せてしまったり、ちょっと納得いかない展開でした。
子供を想う心の強さ。悲劇の連鎖に埋もれた愛情の行方。
【賛否両論チェック】
賛:子供を失った刑事が、同じような遺族の悲しみに触れながら、悲劇を繰り返さないよう奔走する姿が、感動を呼ぶ。豪華なキャストにも注目。
否:前編の知識は必須。登場人物が複雑なほか、真実にはやや消化不良感も。
まず登場人物が多いので、前編の知識は必須です。その分キャストも豪華な顔ぶれがどんどん登場しますので、ご期待を。
自らも娘が失踪してしまった元刑事が、娘を失ったかつての被害者遺族の悲劇に触れながら、新たに発生した誘拐事件の被害者家族のために奔走する姿が、胸を打ちます。
「娘がいなくなる・・・それがどういうことか、刑事はそんなことも分かんねえのか!?」
という言葉が、痛烈です。
前編が、過去の事件の“今”がメインだったのに対し、後編は新たに起きた事件を現在進行形で追うので、前作よりもさらに緊迫感があるかと思います。
真相はやや盛り上がりに欠ける感はありそうですが、それでも“家族愛”を描いた、重厚な人間ドラマに仕上がっています。
見応えあるが途中までは「???」展開
原作とは違うラストが付け足されてるらしいが、原作・ドラマ版未見だとこれで十分に思える。そもそも主演が佐藤浩市だということで全体に叙情的かつ気持ちで押し切るストーリーになってるというものあるし、前編よりは落ちるが謎が解けてからは納得。面白かった。
これは俳優の演技を観る映画ということで。キャスティングも渋い。
俺がそんな事知るか、って言ったらダメ
「ロクヨン -後編-」見ました。
前編が今年最高クラスに楽しかったので期待していましたが、正直言って微妙でした。結末に向かう道程も納得できなきゃ、結末自体も全く納得できませんでした。
まず作りとして、前編は隅の隅まで役者全員輝いてました。佐藤浩一や永瀬正敏はもちろん、脇の窪田正孝や筒井道隆、鶴田真由などの渾身の演技によってこちらは涙をポロポロと流してしまいました。演技やセリフどうこうではなく、言葉には表しにくい熱意のようなものを感じることができた。後編に関しては編集が悪いのか、全くグッと来ませんよね。てか佐藤浩一と永瀬正敏の二人芝居みたいな展開になってるからしょうがないけど、ここはガッカリですよね。なんか話を焦って進めてる感じがしました。もっと丁寧に描いて欲しかったです。
そして一番納得出来なかったのは、緒形直人がなぜショウ子ちゃんを殺したのかという部分の片付け方です。緒形直人扮する犯人が「そんなもん俺が知るか」って本当に思ってたのかもしれないけど、お前がそれを言ったら誰も分からないじゃん。しかもこっちは原作読んでないし謎が深まるばかりですよ。ガッカリ。だって犯人の目的は借金の返済なワケだから、全く殺す意味はないし、何と言っても子を持つ親ですからね。マジで意味が分からない。
佐藤浩一の娘の件もよく分からないし、犯人を昭和64年に引きずり戻せたのかも分かんないよね。多分引きずり戻せなかったと思うよ。だってただ川で殴り合ってただけだから。
分かりました。傑作だった前編に対しての、今作における微妙な感じ。恐らく、我々観客は永瀬正敏なんですよ。我々は前編に取り残されてるんです。そう考えれば納得できますよ。
文句ばかりでしたけど、所々でやっぱりいいなと思うところもありました。記者クラブ連中の憎たらしさとか、ど安定窪田正孝のワンカットで魅せる存在感、奥田瑛二のヤバいヤツ感。
でもそれでも許せません。
サスペンス
後編は事件の核心に迫る極上のサスペンス。前編ほどの熱いメッセージは無かったが、前編で散りばめた伏線をきっちりと回収したストーリーはタイムラグを全く感じさせないものだった。演技派揃いのキャストの中でも永瀬正敏が良かった。
つまらない。
つまらなかった。犯人の誘拐殺人をした動機が弱すぎる。犯人が手段としての誘拐をなぜ選んだのか?が、まったくわからない。私の理解力では楽しめませんでした。ストーリーがつまらないので役者の演技も冗長に感じてしまった。まだ前編も見ていないのでしたら、鑑賞しないことをお勧めします。
小説未読、ドラマ未見です。
上巻は買ったのでこれから小説読みます。
まあ、小説の映画化で小説の面白さを上回った映画は1本しか出くわしたことがないので、小説はきっと面白いのでしょう。面白くないと映画化しないもんね。
ジュラシックパークはもちらん、ターザンも、ジョーズさえ、映画も面白いが、小説の方が何十倍も面白い。
唯一の例外は、the body(スタンドバイミー)です。
感動、ただそれだけ。
前編はとても面白くてみたあと続きが気になってネタバレサイトで犯人その他もろもろを見てしまった。なので、犯人やどうやって突き止めたかもしったうえでみた。結論としてはとても悲しく感動できた。
この映画(原作)のいいところは、ミステリーというジャンルのはずなのに二時間ドラマみたいなトリックを暴くところに重きを置かないで観客に親子のあり方を問いかける人間ドラマになっているところである。これによりドラマ、物語に深みが出ていた。
俳優評は前編と被るので割愛させていただくが(ヨッシーという別アカウントがあるはず。)、補足をするならば犯人の目崎役の人は、とても演技力が高く誘拐事件が自分をはめるための罠だと知ったときの娘を心配する父親の目から、犯人にはめられ悔しがる凡夫の目への切り替えが凄かった。(そしてこれまた補足だか前編でもいった俳優が豪華過ぎて椎名桔平さんの出番が1シーンだけだったという問題で。後編で一杯出てくると予想してたら一杯どころかひとつも出てこなくてビックリした。もったいないなぁ。)
最後の方、事件が解決してからは誰も救われなくて後味の悪い終わり方なのかと、思われたがあの火が燃えている(あの行事なんというのだろう?)ところと三上の家に一本の留守番電話がかかってくるところで最後、絶望の中の希望という感じだった。そのあとに流れる映画の主題歌が映画にあっていてまた涙した。
今年の映画賞間違いなしだろう。
う〜ん…
レビューの中、何人かのコメントにあるように、私も少し残念な後編だと感じてしまいました。
主人公の存在感は画面から伝わってくるものの、前編のような緊張感がみなぎる映像が若干薄らいでいるような印象を受けました。
残念です。
前半よかっただけに残念
残念の一言です。、
前半が面白かっただけに・・・・
原作にない付け足した結末が、評価をさげました。
松岡参事官が、、、、 原作では気骨があってかっこいいのに、、、
三上が、、、犯人と格闘、、、、ありえませんね。。。、
広報官を去るような終わり方、、、、
原作では、三上はこれからも広報官として生きていく!!
みたいなかっこいいとこがぐっと来るのに、、、
この結末では入り込めない、、、、
NHKのドラマのほうがはるかによかったです。
原作にも近くて松岡も三上も男気がたっぷり描かれて私はNHK版のほうが好きです。
前半でキーとなった「幸田メモ」も後半では、あくまでも隠蔽するっていうだけ。。。
「幸田メモ(3回目の電話)」は、犯人しか知りえない秘密の暴露として犯人を特定できる唯一の証拠(裁判でも有効)
原作にない、三上が犯人と格闘して自白させるとう荒唐無稽な筋書きに変わっています。
この辺の仕込みがないのでうすっぺたいストーリー(結末)になったと思う。。。
前半がよかっただけに、期待はずれでした。
その結果、映画としての評価は最低物になった。。。
もっといい映画になっていたと思うと残念です。
なかなか原作を超える作品はないですね・・・・
役者さんはがんばっていたので1.5点です。
じわじわと来ます
前半は、後半に繋げるために記者クラブとか、少しやり過ぎの感がありましたが、後半はバランス良くメリハリも効いていて見ごたえありました。
犯人を探し当てるまでの道のりと、執念を静かに、しかし、熱く演じた永瀬正敏は良かったです。
もちろん、キャストが豪華で、どの役者さんも素晴らしかったのは言うまでもないです。
最後が、原作モヤモヤした感じなのに、映画では、犯人の自供とも取れる発言があったのも、それらはそれで、良い演出だったと思います。
泣いたりはしませんでしたが、昨日は見た後、しばらく余韻に浸っていました。後から後から、色々な思いや葛藤が、こみあげてくる、そんな作品でした。
自分の意志を貫くこと
豪華俳優陣の中でも特に濃い方々の演技が占める時間が多く、どのシーンも圧巻でした。
前編あっての後編ではあるが、圧倒的に後編の方が面白い。
組織の陰謀・板挾みなどの中、それぞれの登場人物が自分の意志・正義を貫き、もがきながらもやりきっている。例えば、娘を誘拐された雨宮さんは、声という手がかりだけを基に、電話し続ける。警察に他責にするのではなく、じぶんごととしてやりきる。その先には、すっきりした世界があるのではないか。
どんな辛いことがあっても、自分の意志を信じ貫くことが、1番自分を助けることでもあると思った。
失速するも
前編のドキドキ感を保ちつつ同日に観賞。作品の持つテンションは維持され、深く深く入り込みます。被害者、加害者、家族、警察、記者、様々な思惑が交錯されたなか主人公だけが熱くも冷静に立ち居振る舞う。震えますね。
しかし、後編はかなり残念な部分が出てきました。焦点は被害者、加害者に絞り混んでも良かったのでは?前編の始末はあるけど、記者たちの下りは、あの中途半端さなら必要ない。警察内部の事についても描ききれないなら不要。被害者、加害者とその関係者たちで重厚に回していってほしかったな。最後の詰めも甘すぎて、これじゃ釈放されちゃうんでは?と心配。
ただ、この事件で、主人公含め不幸な人達が一歩前に歩き出したのは希望的でうっすら涙が滲みました。前後編ともに見応えある作品で満足です。
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