ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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前にも何度か見てるんですが
また地上波でやってたので、見てしまいました…途中からだけど。
公開当初は、やたら評判良いけど恋愛ものかぁ…興味ねーな…と思ってたんですが、「僕もミュージカルや恋愛ものなんか全然興味なかったけど、意外と良かったよ」と知人にも勧められ、映像が綺麗とも聞いていたので、やはり映像美なら映画館で見なければ!と思い、(途中で寝ること覚悟で)慌てて公開終了間近の映画館へ。
…結果。
ええ。もうね。号泣でしたね。
周りのすすり泣きが聞こえてきて余計にもう。
平日の昼間だったからか、周りが何故かほぼ全員おばあちゃんだったんですが(笑)、何て言うか、おばあちゃん達がすすり泣いてる空気は人生の重みを感じますよね…
そうよね、そうよね…と深く頷くおばあちゃん達に、こちらも涙腺が吹き飛んでしまい…もうラストシーンが見えない…
で、2回目は、GyaOで無料放送してたので、自宅で1人で視聴。
…号泣ですよね。ええ。
何なら人目のある映画館より泣きましたね。GyaOだから鼻かむたびに止めましたけど。
あらすじは書くほどのこともなく、王道のラブストーリー……と言いたいところです、が!
自分はラブストーリーではない!と思います。
レビューを見てて結構感じるのが、途中で飽きてしまったのか、流し見で一応ラストまで目を通して、「ラブストーリーだけど最後は悲しい終わり方だった!」って感じの感想が多いなと。そのせいか、まとめサイト的なものでも、よく「ラストに関して賛否が〜」とか「2人の恋の行方は〜」とかいうトピックがメインに据えられています。
でも、ちょっと待った!!!
『ラ・ラ・ランド』は、ラブストーリーでも、悲しいラストでも、ない!!
今作のテーマは「人生の山あり谷ありをいかに美しく表現するか」であり、主人公のミアとセブは恋愛関係でありながら、お互いの夢を応援する関係性です。そして、2人は最終的に、恋ではなく夢を選ぶのです。
ということは、この作品でいう「人生の山あり谷あり」は、恋愛の山あり谷ありではなく、「夢を追う人の山あり谷あり」であることがわかります。
つまり恋愛ものに見せかけて、本当のテーマは「夢」の方。
実際に夢を追い掛けるために、他の大切な何かを犠牲にすることも含めての「山あり谷あり」を描きたかったのでしょうが、恋愛メインで夢がサイドだと思ってると、ラストは切なく見えるかもしれません。
自分も最初見た時は、切ないエンドだなーと思いました。でもハッピーエンドだったら、自分はこんなに評価しなかったなというのもあり、「ハッピーエンドじゃないから☆マイナス」とか書いてるレビューを見てハァ!?と思ったりもしたんですが(ていうかハッピーエンドの作品しか評価しないってどゆこと?)、夢がメインのストーリーと考えたら、ラストのセブとミアの優しい表情もしっくりくる。
今作は、「ミアとセブのサクセスストーリー」であって、「ラブストーリー」では、ありません!!!
これをわかって見れば、最後は決して悲しい終わり方なんかではありません。
セブがミアに向かって微笑み、頷く。それを見たミアも頷き返す。あの顔が、悲しい終わり方には見えません。
2人は別れ、お互いに愛し合ってるにも関わらず別の人と結婚していることも、互いにわかってしまった。なのに、何故セブは微笑み頷いてみせたのか?
それは、これがラブストーリーではなくサクセスストーリーだからです。「俺達は別々の道を選んだけど、夢を叶えたよな。お互いよくやったよな」という微笑みだから、ミアも「別れは悲しくても、これが2人にとって最良の道だったね」と納得して頷き返せたのではないでしょうか。
ずっと愛してると言いつつ、5年で他の男と結婚して子供がいるミアは尻軽とか何とか言われてるらしいですが、結婚してるのはセブもですし、そもそも彼らはあの昼間の天文台で「愛してる」と言った時から、もう一度どこかで偶然出会ったとしても、再び付き合おうとはならなかったと思います。
ミアは「俳優として成功すること」が夢ですが、セブの夢は「ロサンゼルスの有名なバー(だっけ?)を買い取って、元のジャズバーとしてジャズを愛する人達のための場所にし、そこで演奏する」ことです。セブの夢はめちゃくちゃ限定的なんです。最終的に店の場所と名前に関してはミアの言った通りにしていますが、それにしても「L.A.に自分の店を持つ、そこで演奏する」が彼の夢なので、L.A.から動けません。
つまり、ミアが成功への第一歩としてパリに行き、仮にL.A.に帰ってきても、また仕事が入ればどこかへ行ってしまいます。この状況、どこかで見ましたね。
そう、セブが変なバンドに入って「ツアーが終わったらアルバム作って、またツアー、アルバム制作、またツアーだ」と言っていた、あのシーンです。
あの時は、ミアが一人劇のためセブについていくことはできないと断りました。そして、その後どうなったでしょうか。
夢を叶えたミアとセブは、今度は逆の立場になるわけです。
ミアの夢かセブの夢、どちらかがそれを歪めない限り、この2人が結ばれることはないのです。それが、ラストの妄想シーンです。
あの妄想シーン、ミアの妄想と勘違いしてる人が結構多いみたいですが、あれはセブが「もしこうだったら…」を曲を通してミアに伝えるシーンですよね?
セブがミアの存在に気付いて、ミアのために演奏を始めたわけですから。
ミアの方が先に夢への切符を手にしましたが、「パリに行く時、俺もついていってれば、俺達はうまくいってただろうけど、俺の夢は叶わなかったよ」を伝えるピアノです。妄想の中の2人は幸せそうですが、セブの夢は叶っていません。
つまり、ミアの成功はパリに呼ばれた時点で確定事項ですが、セブの成功はその時点では確定してなかったので、セブの妄想ピアノの内容はあんな風になったわけですね。
もっと言えば、天文台の「ずっと愛してる」の時から、2人は恋仲ではなく、互いの人生を応援し合う特別な、同志のような関係になろうとしたのかなと思います。夢を叶えるという決意表明として別れを選択したので、もう二度と、彼らは「機会があれば元通りのカップルに…」とはならなかったのではないかと思うのです。
ちなみに細かいところですが、ミアへの不満で「電話してて車を発進させなかった自分が悪いのに、セブに対して中指立てて感じ悪い」「恋人との約束忘れたうえに中座して浮気したクズ」「映画館で画面の真ん前に立つな」とか色々あるらしいんですが…
うーん?セブもなかなかのクズだったので、別に気になりませんでした。これ↑がクズならどっちも割とクズでは…?
セブだって、初対面で話し掛けたミアにエルボー、ミアに恋人いるの知ってて何度も誘い、付き合い始めてからも「優越感に浸るために俺と付き合ったんだろ」、その台詞のすぐ後ミアの初舞台を「仕事忘れてて」すっぽかし。ミアの実家前でクラクションバーバー鳴らして近隣住民に怒られてもやめないし、映画館ではセブも立ってたしな。
どっちもどっちで、美男美女でもないし、だからこそ「フツーの夢を追う若者達」感があるし、だからこそお似合いなんでは???何でミアだけ??
日本人目線で文句言ってるけど、割とアメリカでは「突然別れて別の人と付き合ってた(相手は他の人とデートしてるのを見て初めてフラレたことを知る)」みたいなのは普通にあるみたいですし。
いや、確かに自分も嫌ですけどね、そんなん。
でも、テイラー・スウィフトしかり、アヴリル・ラヴィーンしかり、PV見てると結構そういうシーン出てきますが、尻軽なんて言われてるの見たことないですけど…単に別の何かが気に入らないから細かいことまで目に付くのかな。
ミアが嫌い!というコメントは女性が多かったそうで、「こんな自分勝手な奴が成功するなんて」という僻みというか、「自分は我慢してるのに」みたいな気持ちもあるのかもしれませんが。
「女なんかこんなもんだろ」ってコメントもあったそうで…
男は図々しくても良いけど、女は大人しく控えめで当然、そういう女が幸せになるべき、みたいな偏見は未だに根強いのかなーと感じさせられたコメント達でした。
「日本人なんかこんなもんだろ」ってアメリカ人が突っ込んでくれたら綺麗にオチるのか、コレ…
ちょっと違うけど、前にエマ・ワトソンが女性の権利についてスピーチしたってニュースに、「せっかく美人なのにモテなさそう」というコメントがついてましたが(いいねもついていた…)、自分の考えを発信するのが女性だと、日本ではウケが良くないのは確かみたいですね。
美人で控えめだとモテて、自分の意見を持ってると美人でもモテないということは……女は外見にしか価値がないってことになりますけど、それで良いんですか日本人…
ミアが特別クズというより、大人しくもない従順でもない生意気な女が成功するなんて!みたいな空気をより強く感じるというか…まぁ、直接作品には関係ないので、この辺にしときます。
ラ・ラ・ランドの低評価には「作品の良し悪し」ではなく、単に日本とアメリカの感覚の違いみたいなものが影響した部分もあったんじゃないか、という話。
あっ、ちなみに映像美はもう、すんごく期待してください。
基本的に青赤黄の三原色が効果的に使われており、後半に行くにつれ、紫と黄、赤と緑などパキッとした反対色というのでしょうか、ハッキリしたコントラストが出るような色合いで、どのシーンも見ていて目が楽しい。ミアのドレスや、部屋の壁の色、ランプの色など、どこに目をやって良いかと思うほど様々な色のトリックがあり、色彩に関しては本当に素晴らしかったです。夜景や街並みの色と服の色を合わせたり、逆にして目立たせたり、色遊びが非常に効いています。
また、勿論言うまでもなく音楽も、耳に残る良い曲でした。
映画館で観たのが本当に終了間際で、もうTSUTAYAに新作としてDVDが並んでるくらいの(笑)、本当に遅い時期に観たのですが、知人に勧められるより前に、実を言うとTSUTAYA店内で流しているCMで、あのセブのピアノソングを聴いておりまして。その時から、耳から離れなかったんですよね。他のCMは何の映画だか音だけじゃわからないんですが、ラ・ラ・ランドだけはあの曲のおかげですぐに気付くんです。
なので、恋愛ものかーと思いつつもずっと気になっていたわけなんですが…本当に、音楽は印象深いものばかりです。
サントラももちろんお勧めではありますが、個人的にはあの映像美と共に楽しんでいただきたいです。五感のうちの3つを、フルに使って楽しめる作品です。3Dだったらどうだったんだろうなぁ。やりすぎかな。笑
ぜひ、ラブストーリーではなく「そこら辺にいる若者達のサクセスストーリー」として見てみてください。
ラストのセブとミアの微笑み、頷きがきっと沁みてくると思います。
皮肉なハッピーエンド
これほどまでに皮肉で切なくて圧倒される
ハッピーエンドあるんですかね
ミアが車から降りてカフェに立ち寄るシーンからセブの切ない笑顔までの畳み掛けがもう、本当に素晴らしくて。
2人には夢があってひと夏だけど最高のパートナーで
2人が出会って別れたことでお互い夢を掴むことができて
2人の関係が続いていたら仲良く過ごしていたかと言うと多分そうじゃない
再会して不倫する訳でもなく、今のお互いの成功を静かに見届けれるなんて2人が望んでいたある意味でハッピーエンドだと思いました
皮肉で切なくてリアルで、ベタな展開じゃなくて
映画って想像を超えて心揺さぶられる、まさにこれだよなって思います
こんな面白いなら早く見れば良かったと後悔しました
バンド活動?ジャズはどうした?
オーディションは?なぜ受けない?
大きな分かれ道で
鼓舞し合って夢を掴んだ2人
最後のたらればがミュージカルで終わるから美しいです。
しかもアナログなミュージカル。
グレイテストショーマンの豪華なミュージカルも凄くて好きなんですけど、このアナログな感じのミュージカルが切なさを増してくれるというか。
完璧にうまいダンス、歌じゃないけど、作り手たちの情熱を感じるというか。
観せたいのはミュージカルじゃなくて、このストーリーなんだなと感じました。
ミュージカルは、儚さや切なさを際立たせるための演出に思えました。
ラブストーリーとして楽しんだ人と
サクセスストーリーとして楽しんだ人では
印象が全く違うんでしょうね。
あのオーディションの歌が好きです。
日々正解の見えない暗闇を歩いてるような
夢を追う人に贈る作品なのかなとも思いました。
この衝撃をどうしたらいいんだろうと、後日セッションを観たんですが、これまたすごい衝撃を受けてデイミアンチャゼル、、怖ってなっています。
ファーストマン面白いのかなあ、、
初めて映画館で2回鑑賞した作品
人生は何かを手に入れるためにはすごく努力しなければならないし、欲しいもの全てを手に入れることは不可能。「あの時ああしていれば」という後悔は誰しもが感じたことのある感情であり、ミュージカル調で描いたラストはとても感動した。
こ、これは、、、
面白いの??
ミュージカル初心者でも観れるって評価されてたけど、完全にミュージカル上級者向けでしょ。
数々のミュージカル映画のオマージュに古き良きジャズ。
それを分かった上で評価されてるのはまぁ分かるけど、ミュージカルをあんまり観ないものとしては、
レミゼラブルのほうが遥かに感動したし、
プロデューサーズのほうが遥かに面白かった。
最後の意味もわからんし。
もう普通に再会して結ばれてハッピーエンドでよかったんちゃうかな?
わからん。。。
まぁ、エマ・ストーン、ライアン・ゴズリングの演技はすごかったけど、アカデミー賞受賞作あるあるのわかる人にしかわからない映画やったな。
話題作だから見てみたけど良さは分からなかった。 ストーリーはシンプ...
話題作だから見てみたけど良さは分からなかった。
ストーリーはシンプル。
付き合ってすれ違って別れる。
ミュージカル部分、心に残るシーンも素敵だなと思う歌も特になかった。
セバスチャンと別れてから女優として成功するのかと思いきやたった5年で結婚して子供もいるって…
セバスチャンが身を引いた意味とは。
ラスト見つめ合うシーンは良かった。
青春の1ページ
中々IMAXの新作が見れない事もあってIMAXにて初鑑賞。
ミュージカルとはいえ全編ミュージカルなシーンで構成されてるわけではなくストーリーは見やすくわかりやすいため終始この作品の世界観に引き込まれた。
まぁストーリーはありきたりであり大きな展開があるわけではない。ただその分見やすく安心感はある。
ミアとセバスチャンの単純明快な純粋な恋愛ストーリーが個人的にはすごく胸を踊らされた。
結末としてはセバスチャンは自分の店を開き成功収め、ミアは大女優になることができ、互いに夢を叶える事は出来たが2人は結ばれる事はなかった。個人的にはこの結末が非常に興奮させてもらった。
セバスチャンもミアも互いの存在がなくして夢を成し遂げたとは思えない。ただそれと彼らが結ばれる事は別であり、彼らが愛し合った時間は貴重で大切な、そして忘れる事のない青春の1ページだったに違いない。
こういった思い出こそが人を大きくし、各々の人生といったストーリーに深みをもたらすわけだ。
もちろんもしかしたら何か一つ出来事が異なれば彼らは結ばれたかもしれない。同じ出来事が時には喜劇に時には悲劇にもなりうるのが人生の面白いところでもある。
ただそれは長い人生の数ページの出来事に過ぎないわけであって、悲劇でも喜劇でも大切な思い出として心に刻む美しさをこの作品では実感させて楽しませてもらえる。
セバスチャンもエマも彼が共に過ごした1シーズンはかけがえのない時間だったに違いない。それをミュージカル作品として、そして単純明快な純愛作品として楽しめる作品であった。
今回はIMAXで鑑賞したが、そこに関しては作品とすごくマッチしてたようには思えなかった。
かつての夢の中へ
特に俳優や、映画人を目指したわけではないが夢を志していた事があったのでジャンルは違うが吸い込まれた。音楽性は前作セッションのとおり秀逸。
冒頭シーンからのもうノックアウトですよね!こんなに質の良い音楽、まれな長回し。
ミュージカル映画でもリアル感がきちんとあって最後のタラレバシーンは涙止まらず。
オープニングとラストが全てを物語る
映画が公開された年か翌年かにとある高校の文化祭を見に行ったとき、ラ・ラ・ランドの劇をやっており、とても感動して(そんなこともあり、気に入ってこの高校に入学しました)思い入れがあったので、ずっと観たいと思っていたのですが、なかなか観れず、やっと見ることができました。
いや〜、良かったです。
何が良いかって、歌、そして、ダンス。
正直、内容は大体普通の展開。
だけど、ミュージカルパートが素晴らしく良いので、いや、この映画にとってミュージカルパートが全てといっても過言ではないほどなので、自然と評価が上がりました。
確かに、内容的に取るならば、何故この映画がここまで評価されるのかとも思いましたが、ラスト数十分間は涙なしには観れません。
2人が出会い、愛し合って別れた1年間。
そして、5年後に2人は思っても見なかった再会を果たす。
2人は努力して夢を掴み取った。
努力すれば報われる。
でも、人生全てが思い通りになる訳じゃない。
思い描いた形とは違っても、それぞれの人生を生きていく。
目が合うところがなんとも切なかった。
オープニングとこのラストで全部持ってかれました。
切なくも愛おしい、でも、きっと笑顔になれる、気分が上がる、楽しくなる。
これこそがミュージカル映画の醍醐味なのでは。
先日カサブランカを観たばかりだったので、観ておいて良かったと思うシーンもありました。
追記
AbemaTVの無料配信で観たのですが、ネット環境が悪かったのか?(特に歌のシーンなどで)プツプツ途切れたりしてしまっていました。
高音質で聴きたかった、少し残念。
悔しい
ミヤの夢を何度も後押しし、
きっかけを与えてくれたのはセブ。
セブは、ずっと拘っていたことをも
ミヤのことを思えば変えられた。
そのセブの気持ちを少しも気づいていないような
ミヤの5年間が悔しい。
パリで成功した時に、女優として成功した時に、
セブのお陰だと気づき連絡することはなかったのかな?!
ちょっと恩知らず。
最後まで優しいセブに泣けてしまった。
セブに幸せになってほしい。
音楽、2人のダンス。
ピアノの演奏素晴らしかった!
素晴らしい音楽とびっくり展開
初めから最後まで、音楽がとってもよくて、
やっぱり歌っていいなぁ、
ミュージカル大好きだなぁと感じる映画です。
画面が明るくて楽しいので
とっても気分のあがる映画です。
最後の展開はまさかと思いました…!
でも、この結末だからこそ、
この映画が愛される理由なのだと思うのです。
夢を追いかけるということは簡単なことではなくて
夢の代わりに失うことも多くて…
それでも女は次へ次へと前向きで、
男は少し過去に縛られているようで、
男と女ってそんなものなのかなと…
とりあえず、最後のライアン・ゴズリングが
最高に最高に最高にかっこよかった…!!!
ミュージカルも良い
あまり全般ミュージカルという感じでないので、かえってそれが見やすいが、ライアン・ゴズリング、エマ・ストーンのダンスは息ぴったり。ピアノ演奏、歌唱とも凄い。ハッピーエンドでないのが残念。
楽しい気分に浸りたかったです。
1度レンタルして見たのですが、物語にハマる前に寝てしまいました。
けれどテレビ放送されるのを見つけ、あれだけ話題になった映画だし面白いはず!と再度鑑賞。
今回は最後まで見終えましたが、正直心が震えたりはしませんでした。
私の中でミュージカルはヘアスプレーやハイスクールミュージカルのようにポップなもので、ハッピーエンドを待っていたのだと思います。
ラストのこうだったら…というミアの妄想は辛くて切なかったです。
とはいえそれでも十分幸せなミア。カフェ店員の時に憧れていた女優になる事ができて、華々しい世界で成功し、夫や子どもがいるのにその妄想。となるとあまり共感出来ませんでした。
女優として成功して、シングルな状態で偶然セブのお店に行き、ロマンチックな再会を果たして欲しかったなぁ。
よくあるラブストーリー
夢ある若い男女が恋に落ち、すれ違いや価値観の違いから別々の道を歩み、その後、、
と言ったありきたりなストーリーでそれなりに感動や泣けるところもあったりするけど総じて普通でした。
ワンカットのミュージカルシーンは一番最初だったので見どころはそこかな?
全てが思い通りにはいかないよなー
女優の卵と売れないジャズピアニストの恋愛模様を描くミュージカル映画。
監督・脚本は『グランドピアノ』(脚本のみ)、『セッション』の、若き天才デイミアン・チャゼル。本作で史上最年少のオスカー監督となる。
主人公であるジャズピアニストのセブを演じたのは、『きみに読む物語』『ドライヴ』のライアン・ゴズリング。
ヒロインである女優の卵ミアを、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズや『バードマン』のエマ・ストーンが演じる。本作によりオスカーを獲得。
セブが働くレストランのオーナー、ビルを演じるのは『セッション』でもチャゼル監督と仕事を共にした、オスカー俳優J・K・シモンズ。
👑受賞歴👑
・第89回 アカデミー賞…美術賞、撮影賞、歌曲賞、作曲賞、監督賞、主演女優賞の六冠を達成‼️‼️❗️
・第74回 ゴールデングローブ賞…脚本賞、作品賞(ミュージカル・コメディ部門)、主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)、主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)、監督賞、作曲賞、主題歌賞の七冠を達成‼️‼️‼️
・第73回 ヴェネツィア国際映画祭…ヴォルピ杯(最優秀女優賞)
・第41回 トロント国際映画祭…ピープルズ・チョイス・アウォード
・第42回 ロサンゼルス映画批評家協会賞…作曲賞
・第70回 英国アカデミー賞…作曲賞、主演女優賞、撮影賞の三冠を達成‼️
・第82回 ニューヨーク映画批評家協会賞…作品賞
・第22回 放送映画批評家協会賞…作品賞、オリジナル脚本賞の二冠を達成❗️
・第41回 日本アカデミー賞…最優秀外国作品賞
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かつては眩い輝きを放っていた「ジャズ」という音楽。そして「ミュージカル」というジャンルの映画。衰退の一途を辿るこの2つのカルチャーへの、デイミアン・チャゼル監督からのラブレターのような映画でした。
映画中のミュージカル楽曲はどれも楽しく、劇伴音楽も素晴らしい。
ヴィヴィッドなカラーリングのドレスは、LAの青い空や夜の暗闇の中で非常に美しく映えており、視覚を満足させてくれる。
デイミアン・チャゼル監督らしいスマートな映像は本作でも堪能できる。
楽しいミュージカル映画のようでありながら、全体的に影のかかったような暗い印象を受ける画作りになっており、この2人の恋の行方が上手くいかないことが暗示されています。
派手なドレスを身にまといミュージカルを演じるエマ・ストーンは非常にキュート。
どことなく辛気臭い雰囲気を纏っているライアン・ゴズリングとバランスが取れていて良かった。
お洒落でロマンティック。美しい映画であることは間違いないが、お話は凄く退屈。
「男女が出会って恋に落ち、それぞれの夢を追いかけるうちにすれ違いが生じてきて、最終的に別れる」というただこれだけの映画。
個人的にラブ・ロマンスがあまり好きではないということもあるが、たったこれだけの内容なのに128分も上映時間があり、1時間過ぎたあたりから早く終わらんかなー、と思いながら観ていました。
ドラマ的な盛り上がりがない上、先が読める展開なので正直つまらないと感じました。
ただ、クライマックスの「あの時ああしていれば、今頃…」的なパラレル的回想は確かに凄かった。
なるほど、こう来たかー!という感じ。
男なら誰でもこういう妄想をすることがあるよなー、と共感してしまいました。
ラストに2人で見つめ合い、かすかに微笑むという後味の良いエンディングも良かった。
まぁ2人とも夢を叶えたんだから良かったじゃん。全てが思い通りにはいかないよ。
個人的に気に入っているのはライアン・ゴズリングが生活のために加入したバンドが凄えダサかったこと。
いかにデイミアン・チャゼルがジャズ至上主義者かわかる、大衆音楽を馬鹿にしている描写が非常に可笑しかったです(^^)
ちょい役で登場したJ・K・シモンズは『セッション』を観た観客へのファンサービスかな?
『セッション』ではジャズ気狂いだったフレッチャー教授を演じていたが、本作ではそれとは真逆のキャラクターを演じており、監督の遊び心を感じた。
つまらないが良い映画であることは間違いないと思う。
映画館で観ればまた感想が変わったかもしれないが、正直もう一度見ようとは思えないかな…
ミュージカル映画としてはうーん…
ミュージカル好きが観たら好き嫌い分かれそうな新しいミュージカル映画。
私は周りに良かったよと言われすぎて、少しがっかり。
カメラワークがどのシーンも斬新で、配色も美しいし、ストーリーの構成も素敵でした。でもセリフも歌もないシーンや現実離れしたシーンが少し長く途中飽きてしまいましたね。
ラスト数分はかなり心をかき乱されると思います。
てっきりふたりは最終的に一緒になるのだと…。
なんとも切なく歯がゆいラストです。
ダメだ〜〜涙
切なすぎるでしょ? あ〜 一緒になって欲しかった。ラストの観せ方、凄いね、憎いね。願望と現実が心をゆっさゆっさぐあんぐあんと揺さぶり続ける。涙覚悟!この音楽を聞くだけでラストを思い出して泣けそう(><)
最初と最後が秀逸! オープニングの渋滞のシーンのミュージカルはそう...
最初と最後が秀逸!
オープニングの渋滞のシーンのミュージカルはそうそうこういうのが見たかった!という感じ。
中盤はそこまでミュージカル調はなくストーリーが続く。
恋人同士になった主人公たちだが生活のすれ違いで別れることに。
そして映画の終盤、何年後かに別のパートナーと結婚した彼女が彼に再会し、彼の音楽を聴きながらもしあのとき結婚していれば…の別の未来図が映像として流れる。
人生は選択の連続。あのときこうしてればということってありますよね。
最後見つめ合いながらお店を後にしているしーんは切なかったなぁ。
最初と最後が秀逸! オープニングの渋滞のシーンのミュージカルはそう...
最初と最後が秀逸!
オープニングの渋滞のシーンのミュージカルはそうそうこういうのが見たかった!という感じ。
中盤はそこまでミュージカル調はなくストーリーが続く。
恋人同士になった主人公たちだが生活のすれ違いで別れることに。
そして映画の終盤、何年後かに別のパートナーと結婚した彼女が彼に再会し、彼の音楽を聴きながらもしあのとき結婚していれば…の別の未来図が映像として流れる。
人生は選択の連続。あのときこうしてればということってありますよね。
最後見つめ合いながらお店を後にしているしーんは切なかったなぁ。
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