これが私の人生設計のレビュー・感想・評価
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爆笑の後に訪れる爽快感、働く女はやはり輝く
これはホラー映画の傑作!
少女に憑依するところなど、どことなく『エクソシスト』を彷彿とできた。
休むことなく繰り出される恐怖演出も飽きることなく、130分という上映時間中ずっとドキドキできました。
ストーリーの展開も、解決方法も無理が決してなく、脚本を投げさせずに最後まで走りきったのはワン監督の才能ではないだろうか。
映画館で見るべき映画!
誰かと行くことをお勧めします。
少女に憑依するところなど、どことなく『エクソシスト』を彷彿とできた。
休むことなく繰り出される恐怖演出も飽きることなく、130分という上映時間中ずっとドキドキできました。
ストーリーの展開も、解決方法も無理が決してなく、脚本を投げさせずに最後まで走りきったのはワン監督の才能ではないだろうか。
映画館で見るべき映画!
誰かと行くことをお勧めします。
単純で面白い!のだけれども。
単純で面白い!のだけれども、ラテンのお国らしく大味だなぁ…という印象の一本。
ラブシーンがしつこいのでテンポが悪い点、登場人物の設定がどんどんどうでも良くなっていく点は、イタリア産ということでのご愛嬌か。
主人公女性がジメジメしていないのが気持ち良く、他の所謂「お仕事女性映画」とは一味違って、自分には観やすかったのは良かった。
男尊女卑や同性愛などのフレーバーもあるが、女性が揃って股を濡らす実はゲイが、仕舞いには「顔の良いバカ」になっているあたりの舵の切り方が、この作品に良かったのだろうな。
傑作!とお勧めする程ではないけれど、疲れたときに軽く観られて笑ってちょっとスカッとできる小粋な作品。
難しい事抜き!只笑って笑ってスッキリ爽快幸せ映画!
映画の仕上がり具合として考えて観ると、特別な映画と言う訳ではないけれど、
だけれども、こう言う元気が貰える明るい映画は大好き!!
大好きと言うだけではなく、本当に栄養になる!生きるビタミン剤になってくれるような最高に楽しい映画でした!
私偶然にも、ちょっと職場の人間関係で失敗して落ち込んでいた時に、この映画と遭遇!
本当に力を貰えました!
ファーストシーンからラストシーン迄、粗笑いっ放しでした!
先が思わず読めるような展開の部分も有るけれど、そこを見事に外さないで綺麗に予想通りに
持って行ってくれる、優しさ、気持ち良さ!ったらないですね!
安心して笑い続けられる作品だった!感動したなぁ~
特にヒロインのセレナが一人アパートで雪降る夜に、鉢植えのバジルの葉が最後の1枚となり、
それをトマトソースのパスタに乗せて食べるシーンの可笑しい程の切なさが印象的。
後は思いっきり、笑って笑って笑いました!
日本も登場する?ラブリーでチャーミングなハートフルサクセスストーリーコメディー
イタリア映画はやっぱり陽気で明るく、真っ赤な太陽のエネルギーの塊のトマトみたいな映画が良くお似合いです!
是非、人生に迷った人も、或は自分の人生には全く不安の無い明るい人も誰でも、更に楽しくなるために、ご賞味戴きたいラブリーな美味しいコメディー映画です!!
笑えてほっこりできる安定感
あらすじだけ聞くと、仕事に生きる女性とゲイの友情話ですが、仕事の部分=建築の部分にも割と時間を割いてあり、「これが私の人生設計」のタイトル通り、建築設計映画でもあり、生き方映画でもあるなと思いました。
でも、原題「生きていてすみません」も、『仕事を得るために、みんな嘘をついてる(タテマエと本音を使い分けてる)』という意味では奥深い意味のタイトルだな、と。
主人公とゲイ店長どちらもキュート!
ちゃんばわんば
こんな日のレイトショーなので貸し切り鑑賞。
大手のシネコンは全て営業中止なので、大分県内で映画館で映画見てたの俺一人疑惑。
でもなかなかどうして、これは掘り出し物!
ラブコメというよりは「プラダを着た悪魔」みたいな働く女性系。
コメディとして笑えたし、ストーリーも小ネタも良かった!
隣の部屋から聞こえてくる喘ぎ声とかボケた伯母とか本当ツボだった。
オチ方も胸のすく良い終わり方だったし、多くの人におすすめできる良作でした!
イタリア産で世界的に有名な俳優も出てないけど、これは口コミで広がってもおかしくない!
38
就職難に同性愛。最近多いテーマだなあ。
才能ある女性でも、自分を犠牲にして男社会でかしずくしかない・・・そんな理不尽が通るのは、イタリアも同じなのか。
ゲイを否定するつもりはないからノーマルでもアブノーマルでもどっちでもいいのだけど、あちらの恋愛感情の基準がちょっとわからなかった。結局、気の合うゲイよりもモヤシ男でいいってこと?そんなにモヤシ男っていい男だったかなあ。
イタリア社会の現実。
久しぶりにスクリーンからイタリア語が流れてきて新鮮だった。
劇中で主人公のマンマたちが繰り出すあの煩さ騒々しさときたら、
いっそ音楽に乗せてしまえ~♪と思ったくらい。しかしそれ以上に
まるで日本のような男尊女卑社会だってことに驚いた。そうなの?
海外で実績を積んだ女性建築家もイタリアに帰ればただの人。って
本当にそんな扱いを受けるのかと思ったら、本当にそうなのらしい。
アルバイト先のイケメン店長に恋をするも彼はゲイ、そこでこの彼
を使って公営住宅イノベーション公募にアシスタントとして登録し、
自身の実力を証明していくという話。ラストに実際の女性建築家の
話がサラリ登場するのでこのイノベーションに関しては実話らしい。
キャリアを積んだ日本女性ならあるあると思える箇所が多かろうが、
しかしお国柄の違いは甚だしい。おおらかで愛らしい主人公が仕事
のできる女性であるという説得力にイマイチ乏しく、やたら何かと
ドタバタしている感が強い。仕事面でのスキルも前半でササーッと
解説してくれるが、そんなにデキる女性が簡単にバイク盗られたり
するかなぁ?とやや懐疑傾向も。いやいやそれが彼女の魅力になっ
ているんだから気にしないで観るべきよね。とにかく前向き、仕事
を成功させたい一心でやや無茶を貫こうとする必死感がハンパない。
情熱は人一倍、女だからってなめんじゃねぇという心意気が伝わる。
(暴君社長のアシスタントが最後に翻るところはスキっとしたなぁ~)
就職難も笑いに☆
イタリアの恋愛事情も男尊女卑も知らなかったから、勉強になった映画。
世界でキャリアを持ってる女性が、自国へ戻ったらうまくいかないことばかりでもなんだか笑える。
ラウル・ボヴァがすごいイケメン‼︎
75点
女版サラリーマン金太郎みたいな、女性のセカンドキャリアのお話→痛快≦爽快。全ての二者関係は第三者の存在を前提としている、このテーマがコミュニケーションの最前で、殊にトランスジェンダー作品が増えてる理由。
上映する劇場が少なすぎるーー。
この映画はこのサイトで知りました。なので、先ずは映画.comさんとレビューアのかたに御礼を申し上げたいです。
個人的にはイタリア映画は「当たり外れ」が多いと思っているのですが(昨年観たのはどれもうーん、、という感じだった)、これは文句なしに面白かった!
ジャンルとしては「フランシス・ハ」に似ているかな。主人公の女性は仕事も恋も一生懸命、時々ドジもするんだけど愛すべきキャラというところが。
ぜひ多くの女性に観てほしい。都内の上映が一か所なんて少なすぎます。
どうでもいいことですが、日本でプレミア上映されたときのタイトルは「生きていてすみません!」だったのですね。
原題をそのまま訳したのでしょう。内容的にはこのタイトルのほうがしっくりきます。
時間の経過と共に爆笑度が上がっていく上手い構成、特におばあちゃんの...
時間の経過と共に爆笑度が上がっていく上手い構成、特におばあちゃんの使い方に映画遊びの極みを観る、久しぶりに映画館でゲラゲラ笑いました。
伊国版「女はつらいよ ローマ奮闘篇」
イタリアの寒村で育ったセレーナ(パオラ・コルテッレージ)は幼少の頃よりデザインの才能が抜きんでていた。
成長して建築家になった彼女は世界各地を舞台に活躍していたが、そろそろ故郷が恋しいとイタリア・ローマに戻ってきた。
戻ったはいいが、一流建築家といえども職はない。
さらに「女性」というだけで門戸は閉ざされてしまう。
困った彼女は、ひょんなことで知りあったゲイのフランチェスコ(ラウル・ボヴァ)を海外出張中の建築家に仕立て上げて、その秘書という名目で有名建築事務所で職を得ることにした・・・というハナシ。
とにかく、イタリア映画特有の泥臭さを感じるコメディ。
なので、クサくて笑えないシーンも多いのだけれど、前向きなセレーナのキャラクターに惹かれて、愉しんで観れました。
かなり強引に笑いを誘おうとして空回りしているところも無きにしも非ずだけれど、物語の端々にイタリアの実情が窺い知れて興味深いです。
例えば・・・
就職がとにかく困難。ひとりの求人に対して100倍、なんてのはザラ。
さらに、女性軽視がヒドイ。雇用契約の契約書の中に、会社側が解雇する際の免責事項に、天変地異と並んで妊娠が掲げられていたり。
そんな環境なのに、職場で深夜遅くまで残業しているのは女性ばかり、とか。
まぁ、笑いの要素として挙げられているのかもしれないが、実情に近いのかもしれません。
また、ヨーロッパの中でイタリアがどう思われているのかも描かれていて、例えば・・・
冒頭、ロンドンで成功しているセレーナが次の仕事先として、中国やドバイではなく、本国イタリアに戻ると言ったときの同僚のアングリした顔。
いまさら、経済不況のイタリアへ戻ってどうなるの、って。
ローマの職場の同僚男性とランチを摂りながら交わす会話のなかで、同僚が言うセリフも興味深い。
「どうして、イタリアへ戻ってきたの? こんな自虐的な国民がいる国へ」
ふーん、そうなんだ、イタリア人=自虐的、っていう発想はなかったなぁ。
というわけで、映画のストーリーは落ち着くところに落ち着くので、意外性はなくて満足度もそこそこなのだけれど、パオラ・コルテッレージとラウル・ボヴァのふたりが魅力的なので、かなり満足。
特に、ラウル・ボヴァのセクシーぶりには瞠目。
また、おしゃべりなセレーナの伯母さんの老女も面白く、映画は登場人物の魅力で保っている、といったところ。
みたら元気に明るくなる映画。
オープニングで主人公の生い立ちを面白おかしく紹介することでグッと作品にのめりこめた。このノリが最後まで期待を裏切らず実に展開の良い仕上がり。
めげずにめげずに人生を前向きに進む姿に誰もが共感を得るはず。
サクラ吹雪のような最後の立ち回りも気分爽快でスッキリです。
家族も友達も同僚も、このめげぬ姿に共感するように映画見た自分も元気になる作品でした。
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