これが私の人生設計のレビュー・感想・評価
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抜け作でドジな主人公
パオラコルッテレージ扮する建築家セレーナブルーノは、ローマ大学建築学科を卒業、世界で活躍してイタリアへ帰って来た。しかし貯金が底をつきレストランでアルバイトをしようとしていた。
バイクを盗まれたりゲイのオーナーに恋したりしてお人好しと言うかなんか抜け作でドジな主人公だね。イタリアンコメディかな。まあ気負わずのんびり観るに限るね。でも女性の設計士では採用されないとか妊娠すると解雇とか鋭く差別に踏み込んでいたね。意外にイタリアは日本より男尊女卑なのかもね。ずいぶん無理があったけど、最後はほのぼのしてまあそれなりに楽しめたよ。
これから就職する若い女性に
ぜひ見てほしい作品。ユーモアもあり、ジーンとするシーンもある。
ローマ郊外の団地をモデルにしているらしい。
追記
主人公のセレーナ・ブルーノさんはとても魅力的。お友だちのフランチェスコさんもとてもかっこいい。あんな友人関係が結べたら幸せですね。
今の日本での女性の地位は、この頃のイタリアと比べてどうなのだろう。よく、ガラスの天井という表現が使われるが、実際、今でも、この映画のようなことは日常茶飯事のことのように思う。
それにしても楽しい映画だ。
主演がかわいくコメディの演技も達者な点が良い
女性建築家としての奮闘記とバイセクシャルが絡むラブコメディ、というこれまでお目に掛かったことのない作品。オリジナリティがあるし面白いと思った。
主演がかわいくコメディの演技も達者な点が良い。ここで躓くとせっかくの内容でも見る気が失せるものである。
バイセクシャルの描き方がコメディということは、これ面白がってるのでそこは批判めいた感情を抱く人もいるとは思う。個人的には失礼ながら面白がるのを理解する方なのでオッケー。こればっかりは性質。どんなに徳を積もうが変えようがない。
序盤のいかにもコメディなあらまし説明で、これはダメかとおもったが挽回してくれた。
明るい中にも色々考えさせられる映画
男性社会で奮闘する女性建築家の苦労を描きながらも、深刻さを一切感じさせず、コメディ風に仕立て上げたいかにもイタリアらしい映画です。
主人公のキャラクターといい、途中で挿入される音楽といい底抜けの明るさで楽しい気分にさせてくれます。
にしても、社会における男尊女卑の風潮は日本だけじゃないんだなと実感。
タイトルにもある「人生設計」のあり方について考えさせられました。
イタリアの自虐コメディ 受ける❗
イタリアのコメディは初めてだけど、面白い❗男尊女卑、ジェンダー差別、あるんですね。それにそうは思わなかったけど、イタリアは田舎コンプレックスがあるのですか?とにかく、そこを屈託のない、底抜けの明るさで、セレーナ始め、彼女を取り巻く面々の突撃してゆく様は愉快であり、心が温かくなり、ハッピーな気分になった。R15指定って、どこが?と思ったが、ああそれね、って感じでした。イタリア、凄い❗
後半ナイス ( ̄一* ̄)b。
前半はちょっと眠たい感じでしたけど。
後半の偽物建築士のプレゼンあたりから、結構笑えましたね。
「女性建築士だから」「ゲイだから」等、差別を受けがちな人々が
お互いを理解し、団結していく。
外国でもそういう風潮は、あるんだな。
終わりよければすべてよし、かな。
イタリアの自虐コメディ
主人公は天才女性建築家だが、イタリアでは女性差別が現存、コンテストで架空の男性を使う。
街で知り合い、同棲し始めた男はゲイだったが、彼を日本の大阪出張中の建築家に偽装m自分は秘書と偽る。
とても可笑しく楽しませてくれるが、イタリアと日本はなんか似ている。
めっちゃ理想。でもリアル
めっちゃいい映画見つけた!って思ってます。
今までで一番好きな映画はエターナルサンシャインですが、同じくらい好きな映画になりました。
色んなことやってきた、自分をひたすら生きてきた。でも世知辛い世の中。。
心を許しあえる人と出会ったのに 思ったようにならない日々。
すごくリアル。誰にでもある気持ちなんじゃないでしょうか。
リアルなのに、
どのシーンも素敵でした!!
何気ない会話も、私にとっては 『そう!それ!そういう会話いいよね!!!』ってのばっかりで。
あと、翻訳家さんもいい。
伯母さんが関西弁の面白い感じの訳になってて、合ってるし!笑った!
思い通りにならないことってあります。
通じ合ってるはずなのに どうにもならないことがあります。
無理に作ったようなハッピーエンドにもっていくのではなく、ごく自然な流れで セレーナを全うする終わり方になっていて 本当に良かったです。
私的にこれまでに見たイタリア映画はどこか能天気さが前面に出たものが...
私的にこれまでに見たイタリア映画はどこか能天気さが前面に出たものが多かったのだが、本作は計算されたバカっぽさが微笑ましい。
実は才女なのに道化を振る舞うセレーナや、最初は威厳のあるオーナーから、ストーリーの進展とともに自分の子供に尻込みする父親の表情へと変貌するフランチェスコの情けなさに入れ込んでしまう。
一方で、かの地に蔓延る男根主義を垣間見ることもできる、その意味では社会派作品かも。
爆笑の後に訪れる爽快感、働く女はやはり輝く
これはホラー映画の傑作!
少女に憑依するところなど、どことなく『エクソシスト』を彷彿とできた。
休むことなく繰り出される恐怖演出も飽きることなく、130分という上映時間中ずっとドキドキできました。
ストーリーの展開も、解決方法も無理が決してなく、脚本を投げさせずに最後まで走りきったのはワン監督の才能ではないだろうか。
映画館で見るべき映画!
誰かと行くことをお勧めします。
少女に憑依するところなど、どことなく『エクソシスト』を彷彿とできた。
休むことなく繰り出される恐怖演出も飽きることなく、130分という上映時間中ずっとドキドキできました。
ストーリーの展開も、解決方法も無理が決してなく、脚本を投げさせずに最後まで走りきったのはワン監督の才能ではないだろうか。
映画館で見るべき映画!
誰かと行くことをお勧めします。
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