禁じられた歌声

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禁じられた歌声
禁じられた歌声
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解説

西アフリカ、マリ共和国の古都ティンブクトゥを舞台に、イスラム過激派の弾圧に立ち向かう家族の戦いを描き、フランスのセザール賞で最優秀作品賞を含む7部門を獲得したドラマ。第87回アカデミー賞ではモーリタニアから初となる外国語映画賞ノミネートを果たした。ティンブクトゥ近郊の街で暮らす音楽好きの男性キダーンは、妻サティマや娘トーヤ、12歳の羊飼いイッサンと共に幸せな毎日を送っていた。ところがある日、イスラム過激派が街を占拠し、住人たちは音楽もタバコもサッカーも禁じられてしまう。住人の中にはささやかな抵抗をする者もいたが、キダーン一家は混乱を避けてティンブクトゥに避難する。しかし、ある漁師がキダーンの牛を殺したのをきっかけに、彼らの運命は思いがけない方向へと転がっていく。

2014年製作/97分/フランス・モーリタニア合作
原題:Timbuktu
配給:レスペ

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第87回 アカデミー賞(2015年)

ノミネート

外国語映画賞  

第67回 カンヌ国際映画祭(2014年)

出品

コンペティション部門
出品作品 アブデラマン・シサコ
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映画レビュー

3.5世界の悲しみの手触りを知る映画。

だいずさん
2016年8月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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だいず

4.5誰にとっての正しさなのか

2016年2月5日
スマートフォンから投稿

イスラム教が、豚を不浄とするのは、肉がいたみやすいからだそうです。人が、暮らすには、過酷すぎる砂漠で、生き抜く知恵だったそうです。それは、正しいことなのでしょう。ただ、その正しさを、隣人に強要することは?。作中の牛飼いと、漁師、正しいのは、どちら?。禁じられたタバコを、こっそり吸って、戒律を説く人の心境は?。ジハード(聖戦)と、十字軍、正しいのは?。答えは、遠く霞む砂塵の彼方なのか?、ご見物(観客のことです)の胸の内なのか?。ムスリムでない私に、解るはずも、ありません。ただ世界中に、この戒律と共に生きている人が、大勢いること、戒律の中に、赦しの大切さが含まれていることを、知ることで解る何かが、あるように思います。気になったセリフ、「あなたのジハードと、私のジハードは、違う。」正しさを主張することと、正しさを他人に強要することを、履き違えないように、したいものですね。

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機動戦士・チャングム

3.5武装集団は村を静かに支配弾圧蹂躙していく

2016年1月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

舞台であるイスラム教の村は砂漠の中に、ぽつねんと存在している。
ひとびとの暮らしは穏やかで、ときに神を讃える歌を歌い、こどもたちはサッカーに興じたりもしている。
しかし、イスラム系武装集団が村を支配してからは、その暮らしぶりは変貌した。
外出する女性たちには髪のみならず、手や足首まで覆えと命令し、それは魚売りの娘にまで及んだりする。
神を讃える歌であっても歌うことは禁じられ、冒した者は地中に埋められて、礫を投げられ罰を与えられたりする。
さらに、武装集団の若い男は、夜陰に乗じて娘を犯すが、集団の長はイスラムの教えに則った正式な結婚だと主張する・・・というハナシ。

巻頭と巻末に、村の導師が、武装集団の長に対して、集団の支配のやり方がコーランの教えに則っているのかを詰問するシーンがあり、なかなか興味深い。
彼ら武装集団のやり方は、コーランの教えを都合よく曲解して、ひとびとを弾圧しているということだ。
導師の話す言葉の端々から、コーランの教えは、もっと優しく、価値観の異なる隣人を理化して、相手のために行為をなせ、といっていることがわかる。
ならばキリスト教と、さほど変わらない。

さて、映画はというと、先に挙げたそれぞれのエピソードが並行して描かれており、どちらかというと散文的な印象を受けました。
現実を見つめるという姿勢、弾圧・蹂躙が静かにひたひたと迫ってくるというのは評価できるが、村の導師なり、ひとりの少女なり(ポスターに描かれた少女)なりの一環した視点があると、もっと集中できたかもしれません。

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りゃんひさ

1.0ドラクロワの画のような

2016年1月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

宣伝用のスチールにも用いられているショットをはじめ、人物が団らんや音楽でくつろいでいる場面の画は、フランス・ロマン派の画家ドラクロワの作品を思い起こさせる。ドラクロワが北アフリカを旅して得たものをを題材にした作品の構図や色彩などを感じさせる。
父親が横たわり、足元の娘と話をするショットとドラクロワ「サルナダパールの死」の構図はあまりにも似通っている。視覚的なことだけではなく、被写体が死を待つ身である物語も共通する。
つまり、この映画の根底にあるものは、ドラクロワが北アフリカを観る目と同じく、オリエンタリズムに満ちた視線なのだ。ここには西洋人から見たアフリカのイスラム社会が映し出されている。
しかも、制作している当事者はこれを意識的に行っているのではないか。
こうした視点をあえて強調することで、かの地で起きていることへの我々の視線が、相対的で一面的なものに過ぎないことを、われわれ自身に突き付けてくる。
メディアを通して我々が受け取るイスラムやアフリカ世界へのイメージ。そこで起きていることを知る私たちが、そのイメージを増幅強化することしかできず、被害者と加害者という関係でしか解釈することができない事実。
牛をめぐって起きる殺人事件、ボールのないサッカー、歌いながら鞭打ちの刑を受ける女。これらへ本当の意味での共感が湧いてこない限り、我々は彼らのことを自分たちのことのように理解するのは難しい。

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よしただ
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