リアル鬼ごっこのレビュー・感想・評価
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園子恩監督作品は
今までの園子温監督は人間の本能、哀しみ、儚さ、醜さ、危うさを描き、炙り出しのようにむしろ人間の美しさや強さ、健気さがコントラストとして浮かび上がるのが素晴らしい。
表現や見せ方を既存の作品や世間に挑戦していて好感も持てる。
自主映画の延長線というか、自主映画のノリで劇場や映画界に立ち向かう感じが面白かった。
監督は監督で表現に闘うだろうが見る方も監督の熱量についていくのにいつも精一杯だった。
この作品はパンチラやバイオレンス、スプラッターなどは園子温ワールドだった。
高校生が「思い出したくない」と酷評しながら劇場をあとにしているのを見て、また、ここでの評価の分かれかたは園子温監督のファンならニヤリとするところだ。
しかし、シュールを語らせた時点で園子温ファンとしてはがっかりした。
今までは語らなくても感じさせてくれたのだ。見る側に感じたり考える余地を与えてくれた。
大きい劇場で上映するのには仕方ない、分かりやすくするための演出なのだろうけど、ならばピカデリーでユニバーサル配給ではなく、テアトルで日活配給でいいのにななんて思った。
スプラッターがあるところや理不尽な悪夢を見ているところは「だるまさんが転んだ」によく似ていた。それプラス、詩的な表現や戯曲のような描写があり解らないのは解らないまま楽しめた。
最初の10分で最後まで観られる自信がなかったくらい刺激的ではある。
ただ、前述したような園子温監督の魅力や作品の奥行きには欠ける。
大衆に媚びるのではなく園子温監督ワールド炸裂の作品をみたい。新宿スワンより、ワールドは破裂していたとは思うが。
トリンドル玲奈が、かわいくて守ってあげたくなった。ヒロインに上手く仕立て上げられていた。
これぞ園ワールドと言った感じ。
リアル鬼ごっこっていうタイトル…
鬼ごっこ・・・?考えずに観るべき、シュールムービー!!
【賛否両論チェック】
賛:シュールな世界観の中で、次々と起こる予測不可能な展開に、ハラハラさせられる。意外な真相と、壮絶なラストも印象的。
否:以前の「リアル鬼ごっこ」のような緊迫感は皆無なので、期待して観ると拍子抜けしそう。グロシーンも多すぎるくらいあり。
さすが園子温監督、シュールな世界観は本作でも健在です。劇中で語られる、
「人生はいつだってシュールだ。シュールに負けるな!!」
というセリフが、どうしても頭に残ってしまいます(笑)。そのくらい独特の雰囲気の世界観で、グロいシーンもメッチャ多いので、苦手な人には全く面白くないと思います。
また今回は、以前の映画であったような“鬼ごっこ”感はほぼ皆無なので、原作や以前の映画ファンのウケも、正直なところ微妙な気がしてしまいます。全くの別物として観た方がイイと思います。
ただ、(詳しくは伏せますが、)「リアル鬼ごっこ1」や「リアル鬼ごっこ2」に近いような展開は、本作でも踏襲されていて、前半は退屈だと感じていたシーンのセリフが、実は後々意外と重要なヒントになったりします。終わり方も独特ですが、個人的には割と好きです(笑)。
良くも悪くも、グロいのがオッケーな方は、何も考えずにご覧になってみるのがオススメです。
ちなみにこの作品、よくある製作委員会ではなく、“学級委員会”によって作られているそうなので、その辺りの表記にも注目です(笑)。
解釈によるのかと。
園子温の映画は大好きです!
リアル鬼ごっこも元々好きだったので見ました。
始まって数分で、この映画はリアル鬼ごっこじゃないというのは感じました。なので見方は切り替えて。
ネタバレですが、最後のトリンドルの遊ぶなってセリフはそれこそ女子高生が大人のおもちゃにされたり、単純にメディアでいじられる事が多い部分に対してなのかなと。それなら予告の「JKの皆さん・・・」ってくだりはなんとなくわかります。
あと最後のシーンは結局みんな自殺したって事なのかな?そう思えば自殺したらあとでどういじられるかわかんないよってとらえられるかなー。。。
かなり自分に都合よく解釈しましたw
映像はやっぱり園子温なので好き!
無理しすぎたかな、、
ザ・園子温
園監督作、好きだけど
怯えるトリンドル玲奈が印象的
今まで見た中で一番酷い
初めてお金を返してほしいと感じるレベルの映画を見ました。
内容も意味が分からない。
鬼ごっこの要素はどこに?
ただのパンチラ映画?
映画が終わってから周りの会話から聞こえたのは、期待はずれだとか、他の映画にすればよかったとか、なにこれ…といった落胆の声でした。
キャッチコピーに惹かれて興味をもち、これから見に行こうと考えている方にはあまりお勧めできません。
???という感じ
初日の渋谷の映画館で2割にも届かない入り。
内容は「バトルロワイヤル」や「人狼ゲーム」的なものを期待していたが、悪い意味で期待を裏切られ、正直あまり意味が分からなかった。鬼は誰(何)のこと?
主人公はゲームの中のキャラクターだったという落ち?
“実はデジタルの世界でした”という設定はそんなに真新しいわけではないので驚きもなく、「あっ そぅ」という感じ。分かる人に分かればいいやというスタンス?(主人公同士のつながりなど納得できない部分も多数)
スプラッターもクラス全員が惨殺されるシーンでも目を背けるような迫力もなく、爽快さもなく中途半端な感じ。
よかった点はトリンドルの演技が◎。あと下着姿。
園子温信者以外は満足できないと思う。
宣伝と監督チョイスにムリあり!笑
「ん?女子高生は何処にいるの?」な一本。
ただし近頃の園子温監督の仕事ではピカイチの、「パンチラと胸の谷間」に溢れた狂気は刮目。
とはいえ凡打の中で、での話なのが切ないよね…涙
園監督の、演技が出来ない「パンダ」をどう料理するかという点では見所いっぱい!
そしてそこでやり切った監督は見事で、心から拍手を贈りたい!
けど…
宣伝と中味が乖離しすぎて。
誰にも嬉しく無いだろうなぁ…と素直に納得出来る作品。
意味がわからな過ぎ
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