クロスロード
劇場公開日 2015年11月28日
解説
青年海外協力隊での活動を通じて成長していく男たちの姿を描いた、「EXILE」黒木啓司の映画初主演作品。目標の見えない毎日から脱却するために青年海外協力隊に参加したカメラマン助手の沢田。しかし、ボランティア活動に懐疑的な思いを抱く沢田は、仲間との対立を引き起こすなど、訓練所でも何かと問題を起こしていた。派遣先のフィリピンでは善意の塊のような羽村隊員と対立しながらも、フィリピンの厳しい現実を目の前にどうすることもできない自分に無力感を感じていた。それから8年、震災後の東北で、沢田と羽村は偶然再会する。主人公・沢田役に黒木啓司、羽村役を「ロストクライム 閃光」の渡辺大が演じる。監督は「マリリンに逢いたい」「秋桜」のすずきじゅんいち。
2015年製作/103分/G/日本
配給:フレッシュハーツ
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青年海外協力隊のフィリピンでの2年間を描いた作品。
協力隊の活動や心情をとてもよく映してるのでは、と思った。
何もかも自分次第。
偽善でも、100%の善意でも、変えられるものもあれば変えられないものもある。
映画だから、ラストはできすぎているけど、ほとんどがこんな風にはいかないと思う。
でも、自分には何もできなかった。誰も助けられなかった。そんな風に思っても、きっと何かを変えられている。
自分が去った後、何かそこに残り、生き続ける。
世界を変えてきたのはいつの時代も、たった一人の強く熱い想いがあるからだ。
そんな風に思わせてくれた。
社会派ストーリーなのかなと身構えて見てしまいましたが、
「貧しい人を救おう」的な内容はなく、むしろ、登場人物の苦悩に付き合い、それが解決した時に感動させられる場面が多い人生ドラマです。
ボランティアとは何かを投げかけていて、それはどういうことなのか、
人が人のためにできることとは何かを考えさせられました。
最後の中島みゆきさんの歌がグッとこころに沁み込んできます。
世代を問わず見られる映画なので、いろんな人に勧めたいです。
それぞれに感じるポイントがある映画だと思います。
■好きなところ
樹さんのちょうどいい熱さ加減
二人の男優さんの顔の濃さと薄さの、バランス
みんな等身大。背伸び、誇張が見られない。
なのに、だからこそ素直な心が伝わってくる。
子供が産まれたあと。
■嫌いなところ
もう少し泣かせて欲しかった
2016年9月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会
全体としては悪くないんだが、もうひと盛り上がりが足りなかった。
悪くないんだが・・・
2015年12月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
ボランティアを楽しんでいる人が多いこの現在。
ボランティア、青年海外協力隊のストーリーが世界でどのように人を変えるかよくわかる。
ボランティアは人を助けると思いがちだけど自分が成長する光景に感動しました。
若い人に見て欲しい。
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