僕と彼女とオーソン・ウェルズ

解説

「恋人までの距離」「スクール・オブ・ロック」のリチャード・リンクレイター監督が、俳優志望の高校生の目を通して若き日のオーソン・ウェルズの姿を描いた青春ドラマ。1937年、ニューヨーク。ブロードウェイを訪れた俳優志望の高校生リチャードは、劇場の前で新進演出家オーソン・ウェルズに出くわす。リチャードはすぐにウェルズに気に入られ、彼の新作舞台「ジュリアス・シーザー」に端役として出演することに。リチャードはウェルズの横暴な振る舞いに驚きながらも、彼の圧倒的な才能とカリスマ性にひきつけられていく。主人公リチャード役に「ハイスクール・ミュージカル」のザック・エフロン。クリスチャン・マッケイがウェルズ役を熱演した。

2008年製作/114分/アメリカ
原題または英題:Me and Orson Welles

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映画レビュー

3.0音楽は大満足

2018年12月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 冒頭で出会った少女グレタ(ゾーイ・カザン;エリア・カザンの孫)がリチャードの恋人になるのかと思っていたら、劇団の制作助手のソニヤ(デインズ)だった。劇団員の内輪の恋愛沙汰も多いんだろうなぁ・・・ぶつぶつ。思いつきやワンマンといった、小さな会社の社長によくある性格のオーソン・ウェルズ。クビだ!などと言われても、結局は皆残ってる。奇抜な発想でシェークスピアを演出するのだが、全員ファシストの服装だなんて面白すぎる。

 リチャードは高校生にしては機転がきくし、オーソンのお気に入りだったけど、「ソニアは僕の彼女だ!」と言ったことが原因で怒らせてしまう。それでも一夜だけ大人の女性と過ごせたんだから満足しなきゃね・・・初日だけはそのまま仲直りしたかのように舞台に立つリチャードだったが、打ち上げパーティではクビの宣告。まぁ、若いんだからチャンスはいっぱいだ。ちょっとだけ苦い経験だったけど、それほど感情を揺さぶられるものでもなかった。

 音楽はデューク・エリントンなどの曲がいっぱい。音楽は満足。

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kossy

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