ピンクとグレー
劇場公開日 2016年1月9日
解説
ジャニーズの人気グループ「NEWS」の加藤シゲアキが2012年に発表した処女小説を、「世界の中心で、愛をさけぶ」「北の零年」の行定勲監督が映画化。脚本を担当する若手劇作家・蓬莱竜太と行定監督が原作を大胆にアレンジして再構成し、小説では明かされなかったエピソードも描く。人気俳優の白木蓮吾が急逝した。自殺か他殺かも判明しない中、彼の少年時代からの親友で死の瞬間にも立ち会った売れない俳優・河田大貴に世間の注目が集まるが……。テレビドラマ「半沢直樹」や「水球ヤンキース」などで俳優としても注目を浴びる「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔が映画初出演にして主演を務め、「そこのみにて光輝く」の菅田将暉、「海街diary」の夏帆、「誰も知らない」の柳楽優弥といった若手実力派が脇を固める。
2015年製作/119分/G/日本
配給:アスミック・エース
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2022年2月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ジャニーズの加藤シゲアキの小説を、2016年に、同じくジャニーズの中島裕翔が主演で映画化。見逃していたので、Huluで鑑賞。原作を知らないで観た方が、感情移入できると思う。
前半と後半では、全く違う作品を観ているような感覚。色彩も後半からはモノトーンとなり、表題の『ピンクとグレー』と重ねた、なかなか意味深い演出。虚構と現実の中で彷徨い続ける芸能界の裏事情を、鋭く描いてはいる。
上映62分を境にしての、舞台設定の展開には、確かに騙された。こうした設定こそが、この物語の一番の面白さであると思う。そして、ラストには衝撃の真実にたどり着くのだか、原作者の作家・加藤シゲアキの才能を見せてつけた展開であった。
この作品は、中島裕翔が主演ではあるが、菅田将暉の映画といってもよいかもしれない。彼の演技は、ホントに素晴らしいというより、凄みを感じさせる。アカデミー主演男優らしい観る者を魅了する迫力とエグさがあた。
それと夏帆。彼女の等身大の女性から、鬼気迫る芸能人としての両極端な女性を、身体を張って演じているのも、これまた凄い。
誰かのレビューにもあったが、2時間の上映時間の2倍くらいの時間を感じ、途中やや間延びした感じはしたが、自分的には、よくできた作品だと思った。
2021年12月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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原作未読
『贅沢な骨』『GO』『世界の中心で、愛をさけぶ』『北の零年』『パレード』『劇場』『窮鼠はチーズの夢を見る』の行定勲
脚本は『劇場』『渦が森団地の眠れない子たち』の蓬莱竜太
行定勲作品は雰囲気を楽しむようなものが多い気がする
それができない人たちには向いていない
大ヒットした作品もあるが大多数は大衆向けとはいえないかもしれない
イオンシネマのようなシネコンよりスクリーンが3つか2つのミニシアター系がよく似合う
こんな内容だがわりとヒットした
なぜかヒットした
わからないものである
エキストラ俳優として芸能界デビューした若者2人の話
ゴッチとリバちゃん
ヒロインは夏帆
あんなに仲が良く一緒につるんでいた2人だったが
白木の姉(小林涼子)はステージでダンスの最中に転落死
菅田演じる河田は中島演じる白木のバーター
そのバーターも河田は白木を意識するあまり拒み始める
白木はスター俳優の階段を昇って行くが河田はパッとしない
数年後首を吊って自殺している白木を河田が発見したところからモノクロ映像になる
世界はガラッと変わり柳楽優弥が白木になる
中島は白木の友人で自殺した白木を発見した河鳥大になる
菅田将暉は河鳥の自伝的映画『ピンクとグレー』の主演俳優成瀬凌
夏帆はサリー役の三神麗
モノクロの夏帆は言葉は悪いがアバズレになっているのが良い
こっちの方がゾクゾクしちゃう
オッパイが沢山出るシーンはなぜかモノクロから白黒になる
行定勲作品に出演できると喜んでいた女の子達が可哀想でならない
モノクロに柳楽優弥だけカラーで登場
2人の抱擁でカラーに戻る
前半は菅田中心で後半は中島中心
ジャニーズファンには申し訳ないがHey!Say!JUMPの中島って人はあまり知らない
やっぱり菅田将暉でしょ
菅田に比べるとどうしても中島が薄い
芸能事務所社長小泉役にマキタスポーツ
芸能事務所社員に篠原ゆき子
監督役に橋本じゅん
河鳥の彼女役に岸井ゆきの
モノクロの事務所社長に千葉哲也
スタッフ役に矢柴俊博
白木の母親役に宮崎美子
岸井ゆきのってわりと小さいんだなってことを知った
志田未来と同じくらいとは思わなかった
ハリウッド女優も韓国人女優も全体的にでかいけど僕は絵面として日本の方が好きだな
まさしく「しょうもな」
観る人によっては欠伸が出るし眠くなるかもしれないが凝った作りなので星3つ
2021年12月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
予告を見た時からとても気になっていたのですが、観に行けずDVDで鑑賞しました。
俳優さんは好きですし、ストーリーや展開にはびっくりしましたがうーんって言う感じです。
映画館へ行かなくて正解だったと思いました。
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