アンジェリカの微笑み
劇場公開日:2015年12月5日
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解説
2015年4月に106歳で亡くなるまで、精力的に映画を撮り続けたマノエル・ド・オリベイラ監督が101歳の時にメガホンをとった一作。若くして亡くなった娘の写真撮影を依頼されたイザクは、白い死に装束姿で花束を手に眠るように横たわるアンジェリカにカメラを向けた。イザクがピントを合わせた瞬間、ファインダー越しのアンジェリカがまぶたを開き、イザクにやさしく微笑んだ。驚きながらも撮影を終えたイザクが写真を現像すると、今度は写真の中からアンジェリカが微笑みかけた。連続する不思議な出来事から、すっかりアンジェリカに心を奪われてしまったイザク。そんな彼の思いに応えるかのように、アンジェリカの幻影がイザクの前に姿を現す。イザク役にオリベイラ作品の常連俳優で、監督の実の孫でもあるリカルド・トレパ。アンジェリカ役に「女王フアナ」「シルビアのいる街で」のピラール・ロペス・デ・アジャラ。
2010年製作/97分/G/ポルトガル・スペイン・フランス・ブラジル合作
原題または英題:O Estranho Caso de Angelica
配給:クレストインターナショナル
劇場公開日:2015年12月5日
スタッフ・キャスト
- 監督
- マノエル・デ・オリベイラ
- 製作
- フランソワ・ダルテマール
- 脚本
- マノエル・デ・オリベイラ
- 撮影
- サビーヌ・ランスラン
- 美術
- クリスティアン・マルティ
- ジョゼ・ペドロ・ペーニャ
- 衣装
- アデライド・トレパ
- 編集
- バレリー・ロワズルー
受賞歴
第63回 カンヌ国際映画祭(2010年)
出品
ある視点部門 | |
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出品作品 | マノエル・デ・オリベイラ |