マイ・インターンのレビュー・感想・評価
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『マイ・インターン』|CLOVER代表・大原拓弥が語る「人が育つ組織に共通する哲学」
若手経営者として組織づくりに日々向き合う中で、この映画は何度観ても“人の在り方”を教えてくれます。
『マイ・インターン』は、急成長するファッションEC企業のCEOと、シニアインターンの関係を通じて描かれるヒューマンドラマ。
テクノロジーやスピードがもてはやされる時代に、「人が人を支える」というシンプルで普遍的な価値を思い出させてくれます。
合同会社CLOVERを運営する立場としても共感したのは、“リーダーは完璧でなくていい”というメッセージ。
経営者やマネージャーは孤独になりがちですが、チームの温度を感じ、仲間に頼れる強さこそが組織を動かす原動力だと感じました。
映画の中でロバート・デ・ニーロ演じるベンは、知識よりも“姿勢”で人を育てます。
若いメンバーたちは、その誠実さと静かな信念に心を動かされ、組織全体の空気が変わっていく。
これは、店舗経営や人材プロデュースにも通じる真理です。
スキルではなく、人の温度で人が育つ。CLOVERでも、まさにその循環を大切にしています。
ビジネス映画でありながら、人生の学びに溢れた一作。
「働くとは何か」「人を導くとは何か」を考える経営者・リーダー・起業家にこそ観てほしい作品です。
働く人を肯定してくれる映画。 ジュールズが倉庫で包装の仕方を教...
素直な気持ちが最強
この作品で一番印象的だったのは、世代を超えてお互いが相手に対して尊敬の念を持って接していると言う事です。
ともすれば、老人は若者に対して、自分の価値観を押し付ける様な老害になってしまいがちだし、逆に若者は老人に対して敬意を払わず、自分たちの価値観に合わないものは全て、過去の遺物の様に決めつけてしまうのが現実だと思います。
この作品の登場人物は全て、お互いに対するリスペクトをベースとして持って接していのに好感が持てました。
また、再雇用の成否の決め手となるのは、インターンとしての素直さだということを再認識できました。
社会においてある程度の成功を収めてしまうと、人間と言うものは、どうしても自身の成功体験に基づいて価値判断をしてしまい、その価値観を基準にして物事を判断してしまいがちだと思います。
この作品の主人公が決定的に違うのは、過去の成功と現在の自分が分かれた立場を冷静に、わきまえて、年齢や経験や地位に関わらないフラットなリスペクトを相手に示している点だと思いました。
観る人の世代によって、感情移入できる登場人物は違ってくると思いますが、それぞれの世代にとって学びとなる要素があると感じました。
久々に、悪意を持った登場人物が出てこない、良心的な作品だと思いました。
働く女性必見!キャリアを考える重要な作品!
何歳になっても、自身のキャリアをを考える重要な作品!
経営者として事業を展開する主人公の
キャリア、家族、子育ての葛藤がとてもよく伝わります。
ほぼすべての働く女性がぶつかる葛藤を生生しくも
乗り越えて成長していく主人公がとても格好いいです。
ベンの出来すぎな人間性とロバートデニーロがただただかっこいい
幸せな世界
カッコ良いシニアでありたい、デ・ニーロのように
NHKプレミアムシネマ「マイ・インターン」字幕版を鑑賞。
これまでアマプラで全編通しで(吹き替え版を)3度鑑賞しているのに加えて4度目の鑑賞になります。以前フルタイムで仕事を続けていた時に観た鑑賞後感と、退職した(後再就職、本作のシニアインターンみたい)今の鑑賞後感とが異なり、本作に違う味わいを感じます。出来過ぎの人物造形、小気味よいストーリー展開、どれもこれも観たい映画の要素が詰まっています。見終わって、デ・ニーロのように格好良くありたいと願うようになりました。本作はマイフェイバリットの一つに挙げてもよいかもしれません。
なお、字幕版を観て、本作中、「サヨナラ」と日本語で挨拶をかわしていることに驚きました。
ブルース・ウェインとアルフレッドかよ
「マイ・インターン 気持ち悪い」という検索ワードを見かけて興味を持ち鑑賞する。
アン・ハサウェイもデニーロも大好きな役者なので、基本的には抵抗感ゼロで入れた。
「相当都合良すぎる展開」だなーとは思ったが、ハリポタ等と一緒のファンタジー映画と思えば目くじら立てる事無く鑑賞可能です。様々な困難を乗り越えて成長するサクセスストーリー、ではあるが、何せあまりにも全てが都合良すぎて味気がない。
ツッコミ入れなきゃ気がすまんくらいに都合良すぎな箇所もかなりあるし、合わない人は嫌いになる映画だろう。
・劇中で敵役が居ない(強いて言えばママ友くらい?)ので全体的に毒気が無い
・デニーロが無敵過ぎる、何でもこなせるスーパー紳士すぎる
・出張先のホテル内、ガウンでベッドに2人とか有り得んでしょ
・旦那もラストで改心してたけど、あれでかなり冷めた。バリバリ仕事する女社長がプライベートを職場に持ち込むの? 「帰ってから話し合いましょ」ってセリフを期待したのに
強力な敵が居ない中、皆が皆主人公2人を応援し味方してるので余計キモイっちゃキモイ。
けど、元気なデニーロが楽しそうに芝居してるのを観れるだけで十分嬉しいから良しとします
何度も観たい映画
夢の競演
人気も実力も抜群の二人が織りなす人間ドラマ。
デニーロとの共演にアンの歓喜する姿が目に浮かぶような
抜群のコンビネーションだった。
嫌味も下品さも皆無。
品よく、それでいて大人のリアルなしょっぱさが深みをくれる。
社会貢献の一環として高齢者を採用したアパレル商社。
初めはちぐはぐ、噛み合わないはずも、長年の経験と知恵を
出しゃばることなく使って若者ばかりの会社に新風を吹き込む主人公。
過程で、高齢者による自虐的な展開はよく見かけるが、堂々としたデニーロのキャラクターがとにかく好感度大。それでいていつもならまとうオーラが全くなく、フツーのおじいちゃんを演じ切っており、そこを見るのも楽しかった。
女社長を演じるアンも現代ならではの設定が共感を呼ぶ。
古いタイプによくある、媚びて庇護が必要なキャラでもなく、
自立しているが強すぎて嫌味に感じるところもない。
結末は人間ドラマというにふさわしく、爽快だった。
幅広い年齢に受け入れられるまれなる作品だろうと感じている。
明るく前向きな気持ちになれる映画でした
アン・ハサウェイと、ロバート・デ・ニーロが演じる二人が、色んな出来事を乗り越えて、心を通わせて信頼をおける良いビジネスパートナーになっていく姿に感動しました。
ロバート・デ・ニーロが演じるベンはとっても紳士的でカッコイイ。アン・ハサウェイが演じるジュールズの仕事も家庭も一生懸命な姿は、応援したくなるし、キャリアに奮闘する女性は共感する部分が多いのかなと感じました。
そんな一生懸命な主人公に対する、長くキャリアを積んできたベンの励ましの言葉がとても温かい気持ちになります。
見終わった後は、明るく前向きな気持ちになれる映画でした。
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