シン・ゴジラのレビュー・感想・評価
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良かった点も多いが、評判ほど…
良かった点
・中盤の対空ビームのインパクト、絶望感が凄まじかった
・音楽が全体的に素晴らしかった
・スタッフロール時、昔のメインテーマが流れたのは懐かしい気持ちになれた
・私は好きにした、君たちも好きにしろという言葉がカッコよかった
・恋愛要素が無かった
個人的に無いなと思った点
・序盤のキモゴジラのデザインと街の破壊
予算上仕方ないのかもしれんが、モノレールや車のミニチュア転がしてるだけで、ゴジラのデザインも相まって序盤のインパクトが非常に弱かった
・会議シーン全部
実際の官僚があんな喋り方だったらしいが、見てる最中は尺稼ぎとしか感じなかったし、視聴後、意図を知ってもつまらない意味の無いシーンとしか個人的には思えなかった
・ゴジラとのラストバトル
せめて拘束した後、ドリルとかで体に直接注入するとか…ストローでジュースをチューチューやってんのはギャグにしか見えん
後は電車爆弾の演出が若干浮いてた
・オタク賛歌っぽい所がキモい
主人公チームのキャラが全体的に気持ち悪い
オタクだからこそ他より凄い結果出せてる!みたいなのがクサい
中盤のゴジラ大暴れはホントに良かった!
ただ、とにかくあの無駄会議が個人的に合わなかった
日本人ゴジラ大好きだね。
テーマ曲も昔ながらのゴジラの曲だったのが嬉しい。有事の日本の政府の対応の遅さ、軍事力の無さがリアル。あまり語るとネタバレになってしまうので長谷川博己がカッコイイ!石原さとみが綺麗過ぎ!としか言えない(^_^;)
感動
ゴジラが現れた時の政府の動きを正確に再現できていて、まさに日本対ゴジラだった。ゴジラのCGが凄過ぎて、かなり衝撃的だった。俳優陣が豪華でうまく映画に溶け込んでいた。間違いなく邦画史に残る映画の1つになるでしょう。
ゴジラっていうより「日本の一番長い日」のリメイクだねこりゃ。ゴジラ...
ゴジラっていうより「日本の一番長い日」のリメイクだねこりゃ。ゴジラで日本の~をやってしまうアイデアにまず驚嘆する。架空戦記ものであり、特撮ものであり、災害パニックものであるわけだが、過去の日本の東宝特撮ものとは明らかに一線を画している(あれはあれで良いんだけどね)。キャラクターや組織と兵器のディティールなど細かいところを言い出したらキリがないほど良い。都心を破壊し尽くす場面の、あの美しくどこか物悲しい絶望感みたいなのがハリウッドにはない感覚で良かった。海外には受けないだろうなあ。
50点
興業的には大成功でよかったですね!でも突っ込みどころが
3か所ありチョットがっかりでした。
1)ゴジラの元になる生物が出てきますが、目がマンガティックで
デザイン的にはもうちょっと工夫してほしかった
2)ある薬品でゴジラを攻撃するのですが、その薬でゴジラの体内温度がマイナス167度(宇宙空間と同じ)になったという設定は
どう考えてもお笑いです。カチカチに凍っていくゴジラの姿は
思い付きとしか思えないシーンでした
3)大きな被害を出したゴジラが活動停止して作戦は成功するのですが、その時のリアクションが「これで任務終了」と淡々とした
役者の台詞で終わるラストシーンに工夫が全く見られません
ただ日本のCGもここまでレベルが高くなった事には評価できます
うーん…^^;
よく出来てるとは思う。
尺の撮り方がアニメっぽくカット割りが漫画のコマ割りみたいな感じ、スピード感や展開感は感じるんだけど全体に慌しい、台詞回しも早いので役者さんが無駄な演技をしないのでリアリティもある。
ゴジラのCGもよく出来てるし、カメラ割りもカッコイイ、ゴジラのサイズ感の魅せ方も凄くイイ。
得体の知れない怖さ、強さ、を武器使用のプロセスを緻密に描写演出する事でとても解り易くしておりとても良かった。
でもね、シナリオの展開や、その流れ、演出方法がパトレイバー1、2の完全なオマージュ!唯一有る役者の絶叫シーンなんでその流れから「シゲさんか〓︎」とツッコミたくなる程、エヴァの音楽を使ったり、1度なら未だしも2度も使って…
スパコンのとこなんか逆襲のシャアだったり…
放射線の部分の描写なんて3、11を思わせずにいられない。
最後の凍ったゴジラはどうするのか知らんけど、未来に丸投げした夢持たせ気味な香港映画バリのプッツリエンド。
おいおい福島か! と突っ込みたくなるほど。
音楽やSEに歴代のゴジラ物を使ったり、最初に出て来る小舟の名前が…だったり、識別番号が…だったり
色々リスペクトも沢山あって流石だなぁと感心したりしたけどやっぱり、うーん…な印象でした。
まあ…何はともあれ秀作だとは思いますので1度観て下さい。
僕は1回で満足です。(笑)
大人向けゴジラ
アイロニーたっぷりの大人向け作品。
昔のゴジラを残しつつ迫力ある映像で、往年のゴジラファンも若い人も楽しめる。
ただ、危機管理の過程がメインテーマなので、子供には少し難しい。
東北大震災を東京で経験したものとしては、かなりの実感を持って感じられる。
核や国の舵取りについて考えさせられる。
最後にオブジェのように東京の街にそびえるゴジラ像。剥がれ落ちた鱗から新しいゴジラが増殖していくのか…そのとき日本は、世界は…人類の進む方向は。
石原さとみちゃんは頑張っていたが、力不足の感が否めなかったので、星一つマイナス。
最高の作品でした
1954年版の第1作目を踏襲しつつも、今までのゴジラ作品にはない新しい発想が盛り込まれていて、非常に楽しめる映画でした。
私はエヴァンゲリオンを1度も観たことがないので、庵野監督作品はシン・ゴジラが初めてでしたが、ゴジラシリーズの既成概念にとらわれない斬新なストーリー展開には脱帽でした。
何度も劇場に足を運びたくなる映画はシン・ゴジラが初めてです。
まだ観ていない方はDVDがリリースされるのを待つのではなく、迫力のある大きなスクリーンでご鑑賞してください。
残念・・・
いろいろなレビューを見ると好評判なので先週観てきました。
私は喜怒哀楽ごく普通に感じる凡人ですが感情移入できぬまま終わりました。
政治・外交・軍事・化学・鉄道・建機、などのオタクがそれぞれ喜ぶ娯楽映画、としか思えませんでした。
硬直的なお役所仕事、所詮アメリカの核の傘にある日本、をボケたりツッこんだり渡鬼並みのテンポで展開、そして新鋭兵器・鉄道・建機車両のオンパレード・・・
終盤折り紙から謎が解けたり、「私フランスにコネがあります!」のひと言で多国籍軍の発動がストップしたり、あげく米国首脳が「日本もやるのう!」と感心、そんなアホな!余りのリアリティの無さに失笑しました。
そしていよいよクライマックス、コンクリーポンプ車が冷凍剤を注入するシーンは遠景でゴジラが曲がったストローを何本も銜えているかのような滑稽な姿、なぜ生々しく注いでいるアップが無いのか・・・
まぁ娯楽映画と思えばそれなりに楽しめますが・・・
豪華キャストがこんなくだらん長セリフ早口の台本、よくぞ我慢されたことに努力賞1点です。
シンゴジラ
庵野監督の新作との事で早速拝見させて頂きました。過去の実写ラブポップの気配は微塵も感じさせずみごとな出来栄え。特に良かったのは、災害から日本を救う立場にある人たちだった。通常はお雇い公務員だったり、嘲笑やストレス発散の対象にされがちの彼らの活躍が目覚ましかった。もっとも現実では一部だけ。全員責任感あふれてたら意思決できませんわ…。新たなゴジラを誕生させた、次期エヴァの新作を心待ちにしております。
庵野監督エヴァ造りは期待と苦悩の連続ですが監督らしい監督にしかできないエヴァ心待ちにしております。
ゴジラ映画じゃなかった(笑)
あちこちに散りばめられた日本政府の危機管理のパロディ。閣僚会議と官僚。「それはどの省への指示でしょうか」「鳥獣駆除」「押印し続ける人」「仕留める寸前だったのに線路に立ち入る人で攻撃中止」「彼の国」ずっと、クスッと笑いっぱなし。
これって3D 4Dで観るゴジラ映画じゃないよねー
しかし、痛切な皮肉。パロディ。
これは、ヤバイ
鑑賞直後で興奮冷めやらぬ状態。しかも、2度目。(その後何だかんだ合計4回鑑賞)
これは、ヤバイ!久々に楽しい!
興奮する系の映画久々ってのもあるけど、流石。庵野監督。
エヴァンゲリオン要素も満載で、初め、やり過ぎては?と思ったけど、(途中、エヴァ出てきたらどーしよーかと思った。。)細かいところ気にならないくらい、引き込まれました。
ゴジラが進化する過程、背景、日本って国の組織のどーしょーもなさ、でも、それでも真摯に前を向いて進んでいく人がいる。いて欲しい願望、対ゴジラの進め方とその描き方も、国が動いていく様も、あと、震災の記憶も重なってすごいリアリティ。被災した方には厳しい描写はある。ゴジラは災害だと思えばそうだと思う。ゴジラは何か?仮想敵国?自然災害?リアルゴジラ?何にでも置き換えられる。
感動!とゆーより、スピードとエネルギーが圧倒的。飽きない。
都心で火災発生したら、そんなすぐに鎮火しないだろ!とか、ゴジラ歩いた道のビルは窓ガラス割れるだろ!とか、そもそもゴジラの重さに地下鉄とかの地下組織は耐えられるのか?とか、総理と官房長官は同じヘリには乗らないだろ!どこ行ったBCP!とか、経口作戦そもそも無理だろとか。吐き出したりしなかったのか?とか、色々突っ込みどころは有るけれども、娯楽映画として絶対成功。
変に自己犠牲の特攻とか、LOVEストーリーとか、涙系の要素を排除して、淡々とストーリー展開してるのがよかった。(現実だったら実際には特攻とか志願者は出ると思うけど)
最後のゴジラの尻尾。途中で剥がれ落ちた組織。無限の増殖可能性。ゴジラ完全沈黙で良かった良かったで終わらないところがまたなをよし。
DVDかう!けど、これ、絶対映画館で観ないとダメ。
祝!DVD&Blu-ray発売!買うー!
最高です
初めて同じ映画を四回観ました。
元々のゴジラファンではありません。ゴジラは過去作品は観たことはありませんでした。ちなみに女性です。
この映画は飽きません。
笑いもあるし、震災や今後の日本を考えさせられるし、日々のつまらない仕事や日々のつまらない会議を考えさせられたり、
だけど日本人を最後まで信じたいという気持ち、とても共感したし信じたくなります。
毎日を大切に生きたくなります。
それからなんといっても、音楽と自衛隊。
昔収録されたような古いかすれたトランペットの音が、自衛隊の歴史を感じさせ、現実と非現実を結びつける役割になっています。
戦車がかっこいい。操縦するひともかっこいい。
ヒトゴーマルヒト、送れ!
あぁ、現実にこんな人が、こんな組織が存在しているんだということに誇りと安心を持てます。
何度みても興奮する。生きる希望を持てる。
かの国の属国だとしても。
かのくに(会社)の兵隊(平社員)だとしても。
やれることをやる。感情移入の所以かと。
つまらない毎日も、まだまだ捨てたもんじゃないという、明日への活力になります。
ありがとう、ゴジラ。
DVD出たら買います。でもやっぱ映画館最高。
最初は品川のIMAX、二度目は普通の映画館。三度目は木場のIMAX、四度目はmx4dで観ましたが、
品川のIMAXがイチオシ。真ん中よりは少し後ろ。プレミアムシートのすぐ前あたりがいい。画面に包み込まれるようなスクリーン。圧倒的な音響の良さ。画面までが近く、急斜面なので前の席の頭が邪魔になることはなく快適。
中小規模のスクリーンなら真ん中よりちょっと前の席がおすすめ。
初見でmx4dは内容に追い付かないかと。
4回観たのにタイミング悪くステッカーもらえなかったから、DVDにはつけてほしい!
考えさせられた
はじめは、東日本大震災や熊本の地震を想起させたので嫌悪感を感じた。ただ、それ以上にこの映画はたくさんのメッセージを伝えようとしている。
日本のいちばん長い日にも似た、日本の存在を考えさせられる作品。
ゴジラそのものには愛着は無いけどこういう映画は有りでしょう
半世紀も前、まだ幼稚園に通っている頃、東京都内に住んでいて、TVでゴジラが都内をせん滅させるシーンを見て実際の出来事と勘違いするほど子供心にはインパクトがあったことを覚えている。
そんなゴジラがシンゴジラとなって日本国が未曾有の災害に対峙する社会性を兼ね備えた映画となって帰ってきた。
子供向け作品では無いようで、ファーストデーの土曜日で客はおぼ満員だが年齢層が高く、子供連れはいないのが異様だ。
しかし冒頭から出てきた謎の生物がゴジラへ進化していくとは想像もしなかった。ゴジラが出てきてタイマン勝負でも始めるのかと勘違いするほど。
2回目の上陸でなるほどゴジラとわかる姿に成長していたので一安心。
ほぼほぼ2時間を飽きさせずに見終えることができた。
石原さとみが米政府特使っていう設定には?って思いましたが、ほぼ男たちの中で、いい演技していたと思います。
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