バケモノの子のレビュー・感想・評価
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不評は心にしまっときなよ
細田監督の世界観に引き込まれる
劇団四季でもミュージカル上演中のアニメーション映画。夏休みの定番といえば、アニメーション映画。
そんな理由から観てみました。
タイトルから内容は想像できなかったです!
細田監督は、ありえそうでありえない世界観を描くのが上手いですよね。
育ってきた環境が違う人間と「バケモノ」が、共に生きるとはどういうことか。共存とは何か。
そんなことも考えさせてくれます、
「キミとなら、強くなれる。」というフレーズが印象的なハラハラ、最後はじんわり感動する作品でした!!
無骨な
偶然異世界に紛れ込んでしまった少年がバケモノの弟子となる。 反発し...
最高 友情モノに弱い自分にはドンピシャ 何度観てもいい 何度観ても...
最高
友情モノに弱い自分にはドンピシャ
何度観てもいい
何度観ても泣ける
熊鉄が熊鉄で良かった
猿と豚にお礼を言うシーンがすごくジーンとくる
その後2人で九太を褒める所も心温まる
九太と熊鉄、不器用な2人はぶつかってばかりいたけど心は絆で繋がっていた
少しの間だったけど種族や血を越えた親子の絆があった
子は親を見て育つ
だからどれだけぶっきらぼうでも親となる存在は必要
だけど育つのは子だけではない
親も子に育てられる、学ばさられる
普通に面白かった。エンドロールに入る時の歌詞がびっくりしたけど・・・笑
違和感はあるものの・・まぁまぁ楽しめた
バケモノの熊徹と人間の少年・九太の交流と成長を描いた作品。
■チコという白い生き物は母親?
母親の写真の横でピーナッツ食べてるチコの表情が母親っぽかったので
母親の分身的なものかな?って思うんだよね。
漣と楓にしか見えてないようだけど、なんだったのかな?
説明ないから謎のまま。
■最初の異世界への入り方が【千と千尋の神隠し】っぽい
主人公が不思議な世界へ迷い込み、本名とは違う”別の名前”をつけられ、
そこで様々な経験をする。はい、まさに千と千尋と一緒。
■前半良かったが後半から面白くない
前半の渋天街での修行時代までは良かったものの、
人間界に戻り渋谷と渋天街を行ったり来たりする後半は詰め込みすぎかな。
■なぜ図書館?
8年ぶりに人間界に戻って一番最初に向かった場所が図書館。なぜ???
本好きというフリはなかったよね。
この時はまだ人間の学校に行きたいという気持ちは無かったはず。
普通なら思い出の場所とか行くと思うんだけどなぁ。
8年ぶりの人間界なのに妙に落ち着いてるし。
とにかく説明が欲しかったかな。
■なんで鯨??
闇落ち一郎彦が特殊能力使って鯨になったんだけど、
父親に憧れてたんだから猪になればいいのにw
偶然道に落ちてた本を拾って「鯨」という字を見たから?
そもそも一郎彦は鯨って読めたんだろうか?
赤ん坊のころからずっとバケモノ界で育ってきたはずですよね。
彼も時々人間界に行き来してたのだろうか?
■九太と熊徹の絆に感動
血は繋がってなくても深い絆で結ばれている。
『あるだろ。胸ん中の剣が!』この言葉が全てですよね。
もちろん自分にとっての”大切なもの”という意味なんでしょうが、
神になって九太の胸の㊥の剣になった熊徹。
『あるだろ。俺たちの絆が!』って言ってるように
私には感じました。最高に泣けますぅ!!
多少違和感や謎が残るものの、最後はちょっと感動しちゃいました。
もうちょっと分かりやすい脚本だったらもっと良かったのになぁ~。
キャラクターデザインの線は好き
見応えはあったけど・・・
観る人の人生経験による
後半からの展開がイライラ
前半の修行から九太と熊徹との師弟関係を構築していくところはとてもワクワクしながら観ていたのですが、九太が人間界に戻っていったところからとても、観ていられなくなりました。
ヒロインの楓の登場からクライマックスにかけての強情さというか、空気の読めなさにとてもイライラして、最後は渋天街の宴にまで顔を出す始末、、。面の皮が厚いというか、サマーウォーズとおおかみこどもの時から思ってたのですが、ヒロインがマジで感情移入出来ないです。
そして、九太以外の熊徹の弟子だったり、最初に出てくる大人達だったり、楓をいじめるチャラい同級生だったり脇役がしっかり脇役で記号的にしか描かれていないところもなんか、「こうゆうの出しとけばこう観れるっしょ」みたいな細田監督の表現の薄っぺらさが随所に見られてとても不快でした。
プロフェッショナル仕事の流儀で最後のセリフのディレクションがとても抽象的なところを観ると、細田監督はそのぐらいのビジョンでしか脚本を書いてないのかと思い。子どもを育てている身としては、これが父と子の成長物語として打ち出している事にとても遺憾でした。
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