バケモノの子のレビュー・感想・評価
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惜しい。
まあまあでした。
声優とかには別にいいかなと。
終盤の一郎彦との戦いがちょっといまいち。
普通に戦ってほしかった。鯨になんなくてよかった。
それ以外は別に文句はないです。
あとラストは最高に良かった。
親になるとは胸の剣を渡してゆく
渋谷の裏路を抜けるとそこはバケモノたちの住む渋天街だった。神出鬼没のウサギの宗師と鮮やかな衣装四人の賢者たち。なぜメルヴィルの「白鯨」なのか。猪王山の息子一郎彦も蓮と同じ闇落ちしたバケモノの子だった!にしても一郎彦の事情が語られなさすぎて、どの行動も突飛に見えた。渋谷のスクランブル交差点から代々木第一体育館に抜けていく鯨の影から飛び出すラストバトルはアニメ的な高揚感があった。総じて今回はほぼすべてのキャラが記号的でお話のための駒にすぎない描写が目立ったのが残念。
純粋な心で
ひたすら人の絆の美しさで胸をいっぱいにして爽やかに涙を流せます。
設定の詰めの甘さやラストの戦闘シーンの若干の幼稚さは確かに気にならないこともないですが、私は素直にストーリーをそのまま飲み込んでああいい映画だった!と思えた作品でした。
細田監督作品では多く家族のかたちが描かれていますが、今回が最もまっすぐで、素直で、わかりやすく伝わる絆だったように思います。
人間界とバケモノ界はいつでも、簡単に往き来できちゃう設定なんですか...
人間界とバケモノ界はいつでも、簡単に往き来できちゃう設定なんですか?
蓮が成長したら、普通に人間界とバケモノ界往復してるんですけど、、、、
最後は楓まで普通に来てるし。(お呼ばれしたと言っていたが)
バケモノは何の為に人間界に行くんでしょう?その辺の話がないので薄っぺらい。
蓮が連れてる白い小動物は何なの?ネズミってことでいいんでしょうかね。
闘技場の決闘までは観れたけど、以降渋谷で鯨が暴れまわるという設定で冷めちゃいました。
刀もって走り回ってるし、、、
要素が多すぎる?
細田守監督作品は大好きで期待していたのですが少し期待外れでした。
人間界での楓との話
人間の闇の話
実父との話
エンディング
なんだか細々とたくさん要素がちりばめられていて拾っていくのが大変でした。
その割に楓の話しはなくてもいいんじゃないのかな?と思ったりも笑
でも、幼い頃の話はとても可愛くてすきです!
難解
鮮やかで躍動感溢れる映画。人間界とバケモノの世界が複雑にこんがらがって訳分からんけどそれぞれのパーツがうまいこと噛み合っていたと思う。
7/20追記
二回目観ていろいろ考えた結果、キャッチコピーが端的すぎる
20181118追記
誰もそばにいなくて一人でもがいているようでも、今まで関わってきた全ての人に支えられている。一人じゃない。
刺さる…
少年を通して皆が成長する物語
よくわからないままに化物の国に迷い混んだ少年九太が、迷いこんだ先で出会った化け物・熊テツと共に、成長していく物語。
九太が幼い頃は熊テツの短気さも相まってとにかく反発・反抗。それが成長するにつれ人間なんかと蔑まされていた九太も認められ、また熊テツも九太を育てることを意識することで一人前になっていく。
この辺りで人間界と化物界を行き来するようになり、育ての親と生みの親とのどちらも大事にしたいが共存はできない葛藤等見所も多く、楽しくみることができた。
だがラスト付近はフワッフワで、「このキャラ達がそれぞれこう動いたからあの結末にたどり着いた」感はほぼ無く「この結末にたどりつかせるためにキャラ達にこういった行動をさせた作品」だったなという感じ。
ラストの「心の中に剣が〜」のくだりをやりたいが為に、序盤のチンピラ同然の熊テツに「心のなかに剣が~」と急にキャラ違いなことを言わせたように見えた。
私生活もだらけていて、しかもこのセリフの直前は「ガーッ!」やら「ドーン!」とか言ってたヤツからそんなセリフ出るか?と違和感があったがまさかそれがオチに使われるとは・・・
あとは一郎彦が鯨になる展開をやる為に白鯨の本を九太に持たせ続けたようにしか見えない。その展開に持ってきたいが為にキャラに無理なセリフ・行動を与えているのが見る側に伝わってしまい、さらにそのセリフや行動がストーリーの根幹のメッセージに直結するためそれこそ1番の見せ場であるラストシーンが茶番劇に見えてしまった。
あとヒロインが本当に影が薄くてコイツ必要か?って思うレベル。
あとは説明口調がすぎる場面もあった。
熊テツが負けている時に来た九太に対して仲間が「元気づけてやってくれ」といい、その後喧嘩を始めた2人に「なんで喧嘩するんだ?」と2人の関係を全く知らないような口ぶりでこの後の展開を煽っているようにしか見えなかった
神を決める戦いまではホントに良い作品だと楽しんで見れただけに、後半の適当な雰囲気押しにガッカリした。
非常に惜しい作品だと思った。
実の親と育ての親。周りのキャラと個性的
九太と熊徹の掛け合いが面白い
他の仲間もいいキャラしてる
有名な声優さんや芸能人の声優さんも素敵な配役な気がしました。
リリーフランキーさんが思いのほかいい声されていました( ' ꒳ ' )
九太だけじゃなく熊徹も成長していくところがとても素敵だし感動的。
親子、人との繋がりとはこういうことなのかなと思います
誰もがウチに秘めるバケモノを飼いならす
今日、高校生による殺人事件があったのは、この映画のメッセージをより際立たせた。子どもの殺人事件があると、誰もが被害者の立場で語る。僕は加害者の親になることを思う。「あの凶悪な犯罪者もみんな昔子どもだってね(JAM 吉井和哉)」「大人がかっこよければ、子どもはグレないんだよ(チルドレン伊坂幸太郎)」「性善説みたいに、あまり子供や人間に期待してるとバカを見る。だろ? 暗い部分を分かった上で、どうにかするしかない。(オー、ファーザー 伊坂幸太郎)」誰も子どもをモンスターにしようなんて思っていない。しかし誰もがモンスターになりうる。そんな世の中で、どんな覚悟で生きていくか。また泣かされました。
少年の成長活劇
Mr.Childrenの作品にマッチした曲がとても良かった。+☆0.5。
茶番は置いといて、
この作品はcmも沢山やっていてCMで抱いたイメージ(バケモノと少年の成長)と内容が合致していたのでいい意味でもわるい意味でも安心して見られました。
この作品が伝えたかったのは、子供は色んなものを見たり聞いたり体験したりして成長していくものだ、子供たちよ百聞は一見に如かずだぜ。ってことなんじゃないかと想像。反論は受け付けます。
蓮から見たら熊徹は鬱陶しくも大きな存在。
熊徹の大事な物を守りながら戦う姿は好印象でした。
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