バケモノの子のレビュー・感想・評価
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面白い!親子で観よう♪
面白かった!
両親を失った少年が 熊のような化け物と出会い彼のもとで
不思議な国で暮らし 成長していく物語
物語が 面白おかしく 楽しく 描かれて観る者をあきさせない
監督は 宮崎駿に影響されたのでしょうか?
これって 宮崎駿の絵になんとなく 似てるかな?なんて部分もありました
人は(今回は化け物も含む・笑)一人では生きられない
共に笑い 励まし 喧嘩して 支えあって生きていく
今やスマホでつながるデジタル時代
お互い体や気持ちをぶつけ合って付き合うということが
苦手な時代とも聞く
みなも ぶつかりあって 泣いて笑って 生きようじゃないか!!
親子で 仲間で みんなで 観て欲しいです
心に剣を!
すごーく楽しかった!
粗野でテキトーな熊鉄と、雛のような九太の掛け合いが最高に煌めいていました。こういう男親との掛け合いは憧れます
意味は自分で考えろ! by熊徹
現在劇場公開中です。頑張ってふわっと書きます。
が、書きすぎるかも?あと、ちょいちょい上から目線になってます。すみません!
ジブリ制作部門解散により腕の良い作画描きさんが野に放たれたので、その生存確認をしてきました。
あの頃の、説教臭くなる前の、何かよからぬ使命を背負う前の、輝くジブリmeetsスネ-キーモンキー蛇拳&白鯨in渋谷です。
本作は単層ストーリーではなく、観客のEXPに応じてそれぞれに違った物語が展開する村上春樹メソッドです。
何もしらない物語の表面をなぞる幼い子供達にとっては、孤独な子供の成長&冒険活劇になり、そこそこ年齢を重ねてるけど、最近のなんでも説明してくれる優しい世の中に慣れ、ましてやネットで「ググれカスw」なんて言われたことがない、諸々と鈍ったオトナ子供が恥ずかしげもなく「説明が足りない。ワケ分かんない」と言っちゃったり、そうではない映画好きや小説好きでは違った地層に潜ることとなり、それぞれに違った世界が広がる仕掛けと企みを持った秀作です。
細田監督、なんだか階段を一段のぼった感があります(あ、上からすみません)
そして、ジャッキー・チェンの"スネーキーモンキー蛇拳"オマージュが随所に!
予備知識なく観に行ったので、思わず「え!聞いてないよ!」と身を乗り出しました。
あの怒鳴り合いながら師弟の絆を深めて行くところは、ドランクモンキー酔拳を彷彿とさせます。
ジャッキーの初期カンフー映画が大好きな私が、どれだけ鼻息を荒くしたか!
「熊徹の足跡の上をなぞって九太が技を習得していく様は、蛇拳のワンシーンと全く同じなんだよ!あと師弟が戦うシーンは……(ネタバレ自粛)」と、近くの子供に教えたかった(笑)!
あと熊徹は"白鯨"に出て来る、独自のルールで生きているクイークェグと被る。じゃぁ九太はイシュメルで、白鯨は……?
敵役の少年は、実際なりたかった物ではなく別の物に変身するが何でか?とかネット上に散見されますが、いや、白鯨読んだら、たぶん分かるですけどねぇ……。ネタバレになるので話せませんけど!
で、そんなオトナ子供が騒いでいて、賛否両論のようです。
だから、劇中で熊徹がこう言っています。
「意味は自分で考えろ!」
そういうことです。
リスクファクターがちゃんとしてる!(分からないことを承知で書きますが)ジャングル大帝の"ブブ"的メソッドです。
中島哲也監督も、見習って欲しいです(あ、上からすみません)。
ある種の観客の思考を先回り。いいです。
そういう分かんない観客弄りを、意図的にしれっとするとこ、好きです。
蛇拳とか白鯨、今までのジブリ作品を観た方であれば、また別の楽しみが生まれる筈なんです。
※白鯨を今更読めとは申しません。だって上巻はただの鯨蘊蓄ですし、もの凄く読むのが苦痛なんですもの。
冒頭の火花散る炎の幻想的な美しさ。これから始まるであろう、冒険活劇の予感を感じさせる音楽。そう!このムードはまさに1970年代の香港カンフー映画!※分かる方には分かって頂ける表現だと信じております。(笑)
渋谷の街並みも、渋天街に並ぶ食材も描き込んでますねー。
ラストのアレは、冒頭の炎の赤との対比で美しかった!
真っ直ぐなテーマも、そこに持っていくまでのストーリーも素晴らしい。
師匠と弟子、父と子、熱いアニメでした!
久々に良いアニメを観ました。
PS 主題歌のミスチルが不満です!
ミスチルが苦手だからってのもあるかも知れませんが、本作のテーマをネタバレし過ぎだと思う。無粋。
これまでの作品と比べると
この監督さん、誰かが死ぬか消えるかしないと
いけない病にでもかかってるのかしら?
映画が始まった当初から、今回はいなくなるんだろうと
そればかり考えてしまい、できれば私のこの思いを覆してくれるような
作品だったらと思ってしまいます
ただ、背景などは、正直圧巻の綺麗さでした
絵のタッチなんかは好きな監督さんなので、
出来れば方向性をちょっと変えてくれると、もっと面白い作品ができると思う。
何かを犠牲にしないとエンドに出来ないのか?
前作も以前の作品もそうですが、何かの犠牲がありエンドを迎えている。
途中までものすごく良かった。面白い!と思った
が、成長してからヒロインとなる楓が出てきて、事あるごとにでしゃばってくる。
ラストの戦いでも、ヒロインが邪魔で足手まとい。挙げ句、でしゃばってラスボスなる物に語りまで始める。
神になったあの方ですが、神は皆のものではなく、最後は個人の胸の中に生き続けるって設定も謎だった
ラストもあっさり向こうでの生活を選んだけど、もう一人の人間はそのまま生き続けるんですね。
そして、最後の最後にまたヒロイン登場しましたが、お呼ばれに値しました?
ラスト30分まで☆5だったけど、気持ちよく誰も犠牲にならず、最初と同じ風景の穏やかにラストを迎えることがこの監督には出来ないのかな?
タイトルなし(ネタバレ)
途中までは面白い。人間世界は描く必要があるのかな?と思う。受験生?で締めは意味がわからない。化け物の世界はあんなに長く居たのに、アッサリ過ぎて、ビックリした。他にも色々とあるが、世間が騒ぐような大作には思えなかった。
やはり
不思議な魅力
正直、絵的にはチコ以外のキャラには全く魅力を感じなかったので、見るのを憚っていたのですけれど、動きや声、音や様々な効果の為なのか見ているうちに全てのキャラが好きになっている自分がいて、どっぷりと物語にハマり、涙しました。
奇想天外だと思っていた話も、見始めると、ジャッキー・チェンの昔のカンフー映画的師弟関係などを彷彿とさせてくれたり、単純な師弟関係でないところにさらに魅力を感じながら、結果、かなりの満足感でエンドロールを迎えました。
ケモノで作り続けるのかどうか、当事者でない限り分かりませんが、最初は、それはどうだろう…と関係のない自分ごときが余計な心配をしていたんですけど、この映画を見終わって、これはこれでずっといけるかも─とよそ者の自分が思っている次第です。
これからも頑張って良い作品を創り続けてください。
個人的な好みによる
音楽は良いしキャストも最高に合ってる!設定も好きだし映像もかっこいい!熊徹と九太の絆にも泣かされた。
ただ一つ残念なのは、私のヒロイン像が細田監督と相容れなかったこと。
まーヒロインの楓が鬱陶しくてしょうがない。なぜ強引にラストの場面に絡ませたのか、もう少し控えめでも文句はなかったんじゃないかと思った。
ヒロイン一番盛り上がる場面で、でしゃばってきたせいで感動して浮かんでいた涙が一気に乾いた。ヒロインの行動にイライラしながら見てたので印象はイマイチでした。
ストーリー展開もなんとなく予想つきそうな感じでそこまでワクワク感はなかったので低評価です。好きな人にはすみません。
王道に泣ける
非常に良かったです。
細田ワールドの生み出す入道雲と夏の少年少女たちにおける成長物語は、気持ち良いです。
今回は、おおかみこども同様、主人公の成長シーンは主なイベントを除いて簡略化されていました。
大筋は2つ。
キュウタが自分の人生を見つける成長物語と、熊徹とキュウタの親子愛のような師弟の絆、「親父と息子」の物語。
今作でもいったところか、やはり画力とCGアニメーションの素晴らしさはスタジオ地図ならではです。中でも、人混みの細かさ、主観での逃走シーン、最後のバトルシーンは美しいです。
細田守監督作品は、単純な勧善懲悪や問題解決というストーリー展開でなく、深いテーマの解決を持っているものが多い気と思います。それは将来の不安、子供であることの歯がゆさ、他者を受け入れること、自分を知ることなど。
今回であれば、まさに自分は何者でどこへ行くのかというのがキュウタの最大の悩みだったと思います。
一郎彦について、闇の内容は察しがつくのですが、もう少しドラマチックにしてあげないと、かなりしょっぱい人になってませんか?笑
一郎彦を取り巻く猪王山家の華やかさをもう少し見たかったですね。
子供にはちょっと難しいしかなー
最後のクジラは確かに綺麗で幻想的でキュウタが一郎彦の闇を受け入れるという点ではかなり新しい手法でしたが、実写に慣れてる人が見ると受け入れられない感はあると思います。
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