バケモノの子のレビュー・感想・評価
全580件中、261~280件目を表示
方向性・世界観が完全に迷子
あらすじを読んでも全く何がしたい映画なのかわからないので興味なかったのだけれど、ひとに誘われたのでとりあえず。予想通りの迷走具合でした。前半は笑えたしなかなか面白かったのだけれど、九太が人間界に帰って来てからの話がめちゃくちゃすぎる。初登場シーンからあからさまだったラスボス?の正体は置いておくとしても、なんだか設定が雑な超能力というか人間の心の闇もそうだし、あまり必要性を感じないヒロインの無理やりな導入、父親との確執、いらないですね。極めつけはラストの熊徹の行動。選択をしないためのハッピーエンドにしたいだけのただのこじつけに見えるし、何よりお前は結局なにした笑
とても感動しました!!!
泣けた!
人と人との繋がりの大切さ
人と人との繋がりを感じられる作品。
細田監督ならではの心暖まるストーリーでした。まず、クマテツの不器用で真っ直ぐな生き方にバカだな思いつつ共感し憧れました。社会人になり、年を重ね本当の自分というものを隠して過ごしている自分にとってクマテツのようになれたらどうなるんだろうと自分に置き換えながらわくワクワクしました。少し勇気ももらいました。
また、各声優さんもはまり役で最後まで違和感も無く入ってきました。
ストーリーとしては前半のロールプレイング的な感覚にわくわくしました。しかし、後半にかけて飛躍していく展開についていけない部分がありました。鯨の登場などは、え?なんで?と動揺を隠せませんでした...あ、置いていかれてると思ってしまいました。
渋谷でバケモノの子を観る醍醐味
渋谷界隈の街はよく再現されていて「あ、あそこだ」と思うこと多数。
一方で思ったほど凄い!と思う映像表現は無かった。
人は皆、心に剣を持たないイキモノなんですかねぇ。
クライマックスでは流石にホロリとさせられましたが、ストーリーには納得いかない点もありちょっと入り込めず。
お盆休みで親子連れいっぱいでしたが、中学生未満の子供が観ても楽しめるのかな??
全体的には素晴らしいです!でも惜しい!
タイトルにある通り、前半はとてもよかった。
蓮(九太)と熊徹との出会い、修行、そして互いの成長。
見てて『もっと続きが見たい!』と思えましたし、テンポも良かったです。
私的には、なので実際はどうかわかりませんが。笑
しかし物語半ばから終盤までの流れが少し気になる所が出始め、
前半は没頭していたところを、
少し離れた距離から見てるように感じ始めました。
まず、一郎彦の存在。
最後にいわゆる『ラスボス』になるなら、もう少し前半に主人公との絡みを増やしといた方が良かった気がします。
そして楓の存在。
実際ヒロインは必要だと思うし、良いキャラだと思うんですが、少しピックアップしすぎな気がしました。
終盤に良いセリフを言ったりするんですが、熊徹や、本当の父親に言わせた方がいいような気もします。
いや、本当に良い映画なんですけどね!
そんなに色々考えずに見たら普通に楽しめる作品だと思います!
レビュー慣れしてない、稚拙な文章を読んでいただきありがとうございました!
抜群の安定感だが、それ故の「もっと!」が欲しくなる贅沢病
細田監督もう「円熟期」と申し上げてよろしいのでは。これは実に物作りを生業としてる立場から言わせていただけるなら心底羨ましい話。ここまでのご苦労、察するに余りある。
て事は、自分の手駒で確定的なレベルのものを確実に出せるって事で、それはこの作品にもガッチガチに当てはまる。
て事は、なかなか自分の中の「揺らぎ」の中でしか作品が成立しづらいって事でもあり、それはこの作品にもガッチガチに当てはまる。
…ので、あまり「びっくり箱」を期待しないでフラットに観た方が楽しめる。置いてた伏線もひとつひとつ丁寧に回収するので観た後のモヤモヤ感はほとんどない。(自分の場合、でしたが)
カタルシス不足を散々言われたであろう前作の不備はきっちり修正してくるし、洋画だとあれ程ネガティヴに語られる「本業役者の吹き替え」も(ジブリで慣れさせられたという話もありはするが)キャラ造形とも相まって実に「手慣れて」いる印象。
こいつも佳作。
ポップコーン度はご想像通りにそこそこ。
リリー・フランキーいいなぁ。
え? 小栗旬居たの???
一人じゃないことの強さ
最高ですな。
惜しい!
舞台やテーマは良いと思うのだが、随所随所雑に感じる。
一郎彦をラスボスにするなら幼少期にもう少し主人公と関わらせても良かったのではないか?せめて幼少期の二郎丸と主人公の交流シーンに一郎彦を混ぜ込むだけでもいいので、彼の心の闇と主人公との対比をもう一押し描いて欲しかった。ラストの暴走で、変化した鯨に牙が生えさせるなど細かいこだわりを感じる点もあったので残念。重要な役回りをさせた割には見る側の想像に頼る部分が多い印象。そもそも本を読ませて白鯨につなげたのは強引だったような、主人公と白鯨に関する会話をさせる、などの前置きでもあったなら気にならなかった。そもそも字が読めたのは何故。
ヒロインの周りも残念だった印象。元々この監督のヒロイン像は好みじゃなく今回も合わなかったのだがそれ依然にヒロインが物語に過剰に関わりすぎているのではないかね。ボーイミーツガールが主軸なら正しいだろうが、父と子がメインテーマなら、随所随所ヒロインではなく主人公か熊徹、本当の父親などに言わせたほうが・・・・・・と感じる台詞が多かった(ラストの地下鉄シーン、一郎彦への説教は特に)。ヒロインの役割を人間界と主人公の架け橋、心の闇を受け入れる存在くらいに定めてくれれば過剰感は和らいだと思う。主人公の心情面の表現も、ヒロインの関わりや言動に隠れていて、成人してからの主人公の心の変化がわかりづらい気がした。
他にも熊徹が心の剣になるくだりやラストシーンは感動的なのに説明不足なせいで、涙をこらえながらもなんでそうなった?が頭に浮かぶ。惜しい。自分の物分りが悪いせいならごめんなさい。でもよくわからなかった。何であの剣でぶった切ったら一郎彦は助かったのだ??主人公切るとき躊躇い無さ過ぎるだろ。というかあのあたりの主人公や熊徹、ヒロインの状況把握能力が高すぎて、見ているほうはついていけなかったぞ。
そういえばバケモノ界と人間界が簡単に行き来可能っぽいのに、ラストで主人公が二度とバケモノ界に行くことはなかったという結論はバケモノ界に愛着が出てきていた自分としては残念だった。
人生の半分近く世話になった世界をあんなあっさり置いていけるのかなあ、と寂しい気分になってしまう。もう少しどっちで生きていくか悩んだり、人間界、バケモノ界への愛着なんかがあれば良いのに。(父親とのやりとりがそれならわかり辛かったな)せめて人間界に戻ってくる主人公が後ろを振り返りそうになるくらいの軽い演出でも良いので主人公とバケモノ世界との繋がりを一目瞭然でみせてくれても……ここまでくると完全に好みですね。
難癖ばかり並べてしまったが面白かったです。俳優の方たちの熱演に、愛らしいキャラクターたち、説明が少なくても勢いで楽しめるストーリーに、良い音楽、鯨をはじめとする映像の美しさ。夏休みにふっと観るにはもってこいのアニメーション作品。ただもう少し、もう一押しあったらめちゃくちゃ面白くなりそうなのに!つまり惜しい!!
そんな映画でした。
やっぱりサイコー!!
最初この作品のことを知った時は、細田監督の作品だけど、少し残念な気持ちになりました。
だけど実際に見たら、細田監督の作品の中で一番好きな作品になりました!
心の闇っていうのに少し共感できたし、家族の暖かみを知ることが出来る作品だと思います。
父子で見ることをオススメします!
感慨深いものがあると思います!
前半は面白かったが。。。
全580件中、261~280件目を表示










