怒りのレビュー・感想・評価
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どうしようもないこと
吉田修一らしいエグみのあるお話、役者さん達も良かったし、悪人もそうだけど、映像も綺麗で印象的。みんなの泣き顔が心に残る。ほんとうにどうしようもない気持ち、劇中のセリフにもあったけど、そういう伝えられない本気の気持ちを伝えようとしている。
宮崎あおいが渡辺謙とアパートで泣くシーンとか、妻夫木くんの最後のシーンとか。
読めそうで読めない展開
これは絶対結末を知らずに見た方が楽しめる。読めそうで読めない展開にハラハラさせれらました。
ありがちなグロさだけを押し出した映画ではなく、丁寧にストーリーが構成されていて面白かったです。3人の男を対比させるような感じで、だれが真犯人なのか最後まで分からなかったです。
宮崎あおいの演技が凄い。
この監督の映画、他のも見たいな。
表情が、顔がすごいと思った。宮崎あおい眉毛薄くして、目の力なくした...
表情が、顔がすごいと思った。宮崎あおい眉毛薄くして、目の力なくしたら別人に見える、危うげな感じすごい出てた。
森山未來のヤバイ感じに、ワイルドな雰囲気、日雇いの人感。松山ケンイチの何考えてるかわからない不器用と不気味が相まってる感、綾野剛の目に光がなくフラフラしてる人感。個々の役作りだけでも見応えがすごいある。
2回通して観てしまった。
つかみから結構ショッキングだし、はじまってすぐにすっかり引き込まれた。犯人話のピークがきて、話シャッフルするのを早めていくのも緊張感高まり良かった。個々の演技力がすごくてずっとみていられる。
信頼していた人に疑われてしまう悲しみ。信頼されていたことに対する裏切り。信頼されていたのに疑ってしまったこの気持ちはもう本当にどうしたら良いのかわからない。後半一気に受け止めきれないほどの感情がやってくる。懺悔。そして後悔の叫びに震えた。
気づけば怒りに変わる
それぞれの怒りの矛先を観た。
今の時代何かに怒りを覚えてないことの方が
おかしいのかもしれない。
ただその怒りは果てしなく膨大で
太刀打ちできない。
無知が幸せなのか。
知らぬが仏なのか。
隠したい。
愛されたい。
変えたい。
守りたい。
それぞれの欲望。
一緒に、ではなく、隣に、なのかもしれない。
幸せは人も物事も距離感が大切だと感じた。
登場人物すべてが、何かに近づき過ぎた。
知り過ぎた。
思いやり過ぎた。
過ぎることは正義か。
距離を保つことは逃げなのか?
はたまた賢いのか。
ボチボチ
まぁまぁぶっ飛んだ内容ではあるけど。
もっと分かりやすく病気とかのほうが、よかったんじゃないかなと、思った。
結果、こいつは短期?w
何にイラつくの?
ってしか思わない
そんなことでキレてたら、日本が、終わる。
邦画の良いとこ取り。
邦画はこうでなくっちゃ。派手でなくても良いのです。信じるか信じないかのテーマ。沖縄の基地問題、母子家庭。切り口はいろいろあるけれど、信じきれない弱さ。信じる怖さ。ゆっくりと物語を読むようでした。好きです。良い映画でした。
スゴイ
なんか、壮絶なものを見た。そんな感じ
色々とショッキングでインパクトの強い描写が多く、苦手な人はダメかも?
各々のパートにどこか殺人事件とは関係ないとは言い切れないけどそことは違う緊張感のようなものが流れ、スクリーンから目を離せなくなるし、共感する部分があるかは微妙なんだけどどこか胸を締め付けられるような感覚を覚える。
ここからはあまり自信はない
テーマとしては「信じる」ということだろうか?
東京、千葉のパートは信じたいけど信じ切れなかったと言うところか
娘を信じきれていない父親であったり、信じ切れなかった男がいたりと
千葉のパートも同じく愛した男を信じ切れなかったゆえに…悲しい結末を迎えてしまったわけだよね
片やその男は彼を信頼していたわけで…
一方、真犯人のいる沖縄パートの登場人物がそれぞれ迎える道中は壮絶で1番苦しい
こちらは信じていたものに裏切られてしまうと言ったところだろうか(犯人がいたわけだし)
犯人はもう壮絶過ぎて理解仕切れない(というよりも衝撃で訳分からない)
共感する部分があったのかは微妙なところだが、とても衝撃的で印象の残る映画だった
2時間半、あっという間というわけではないが重厚な作品を見たなぁという満足感と疲れを感じさせる
それぞれのキャストの演技は大変素晴らしいです。もう文句なんて言えません。というか文句ない。
…正直、この作品を感じきれなかったので他の人の感想がみたい
タイトルロールの「怒り」に関しては他の人のレビューを見て、なるほどといった感じ
信じるということに関しては、自分の身の回りの人のことを少し考えてみた。家族、職場、友人、彼らを自分は信じているのだろうか。相手も自分を信じているのだろうか。彼らにも言えない事情があるのだろうか。などと考えてみたくなった。
ただラストのインパクトは「パレード」の方が好き。共感度合いも「悪人」の方が上。でも見るタイミングによってはこちらになるのかもしれない。個人のその時の心境や環境によっても多分変わる。だから映画は面白いんだよなぁ…
とそんなことも思ったり…
怒り
読めそうで読めない展開だった。各演者の迫真の演技は素晴らしかった。おかげで見入ってしまった。途中(終盤)理解できないところがあったが…。人の感情に焦点をあてて、それを豊かな表現で描いている映画を初めて見た。良かった。
ドキドキしたい時におススメ!
人間の弱い部分が前面に出ている映画でしたが、見ていて不快になることはなく、考えさせられるような内容でした。また、最後まで展開が読めず、終始見ていて良い意味で不安な気持ちになりました。何かドキドキしたい時におススメの映画です。
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