Re:LIFE リライフ

劇場公開日:

Re:LIFE リライフ

解説

「ラブ・アクチュアリー」「ノッティングヒルの恋人」など、ラブコメディ作品で広く知られるヒュー・グランドが、挫折しながらも人生をやり直そうと奮闘する脚本家を演じた主演作。アカデミー脚本賞に輝き、ハリウッドのトップ脚本家となったキース。しかし、15年もの間ヒット作に恵まれず、妻にも逃げられるどん底の生活を送っていた。そんな彼が仕方なく引き受けたのが、田舎町の大学でのシナリオコースの講師だった。当初は好き勝手な振る舞いで学科長からも再三忠告を受けるキースだったが、生徒たちの映画への真剣な思いに触れる中で、彼自身の何かが変わり始めていく。「セッション」で鬼教師役を演じたJ・K・シモンズが、本作ではハートフルな学科長役を好演。「レスラー」のマリサ・トメイらが脇を固める。ヒュー・グラント主演作品は本作で4度目となる「ラブソングができるまで」のマーク・ローレンスが監督。

2014年製作/107分/G/アメリカ
原題または英題:The Rewrite
配給:キノフィルムズ
劇場公開日:2015年11月20日

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映画レビュー

5.011歳の息子と脚本賞

2024年10月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

3.5【”間違いの楽園を本当の楽園に。”今作は、若き時にアカデミー脚本賞を取った脚本家が、個性豊かな脚本家を目指す生徒達を指導する中で、自身の生き方をリライトする様を描いたハートウォーミングな物語である。】

2024年7月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

知的

幸せ

■若き時に、キース・マイケルズ(ヒュー・グラント)は”間違いの楽園”と言う脚本によりアカデミー賞脚本賞に輝き、名声を手に入れる。
 だが、その後全くヒット作に恵まれない。
 妻とは別れ、息子アレックスとも疎遠になり、ついには電気まで止められる。
 彼は仕方なくエージェントから紹介された田舎の大学ビムガントンの講師を引き受けることにする。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・過去の栄光に囚われて、現在の情けない生活を受け入れる事が出来ないキース・マイケルズをヒュー・グラントが、可笑しみを漂わせて流石の演技で見せる作品である。

・ビムガントン大学に来たばかりの彼は、生徒達の前で”過去の栄光男”を演じている。特に女子生徒を選ぶときにも、脚本の内容ではなく顔写真で選んだり、オッカナイメアリー教授(アリソン・ジャネイ)にも歓迎パーティーで酔っ払い、セクハラまがいのことをし、更には生徒のカレンと寝てしまう。

■だが、そんなだらしない男をヒュー・グラントが演じると、アーラ不思議、何だかしょうがない奴だなあ、と思いつつクスクス笑いながら観てしまうのだから、流石である。

・個人的にツボだったのは、「セッション」での怖いドラマー教師のイメージが強すぎるJ・K・シモンズ演じる学科長が、家族の写真を見ると直ぐに眼がしらに手を当てて涙する姿である。クスクス。

■最初はいい加減だったキース・マイケルズが、個性豊かな生徒達に脚本の指導をして行く中で、生徒達から影響を受けて自身の態度を改めていくシーンが派手さは無いのだが、良いのだな。
 スター・ウォーズが好きすぎて、パクリの脚本ばかり書いてくるビリーとか、才能ある脚本を書くのに自身が無いクレムとか、子供をアルバイトしながら一生懸命に大学のキースの講義に通うホリー(マリサ・トメイ)とかね。

・そして、自身が指導したクレムの脚本がハリウッドの眼に止まり、関係者と二人でレストランで会うシーンで、キース・マイケルズはクレムと中座して”後は、君が一人でやれ!”と言って励まし、自身は静かに席を後にするシーンも良かったな。キースが”過去の栄光男”から脱却したシーンであろう。

<そして、カレンと寝た事で大学を去ろうとしていたキースは、メアリー教授の部屋を訪れ、もう一度彼らに脚本を教えたいと直訴するシーンも”高慢と偏見”などの台詞を使って遣り取りするんだよね。
 連絡を取っていなかったアレックスに自ら電話をしたり、そんな彼の姿をずっと優しい眼で見ていたホリーに自分の想いを告げたり・・。
 今作は、若き時にアカデミー脚本賞を取った脚本家が、個性豊かな脚本家を目指す生徒達に大学で脚本を教える中で彼らに影響を受け、自身の生き方をリライトしていく過程を描いたハートウォーミングな物語なのである。>

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NOBU

3.5ジェイン・オースティンにつきる(違)

2023年7月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

良い映画でした。ストーリー自体はお約束通り、みたいな感じで悪く言えば陳腐ですが、キャラクターや脚本はとてもよかったと思います。
落ち目の(一発屋)脚本家が大学の文学部で教鞭をとる、という話なので文学の話や映画の話を絡めたギャグがたっぷりあって面白いです。これが面白くないと、多分この映画はつまらないと思う。
「若いころはシェイクスピアのセリフをそらんじていればモテると思ってた」「逆にドン引きだろ!」というやりとりか、J. オースティンオタクの倫理委員会教授の書いた脚本の名前とか、その教授のトートバッグとか、笑えるところがいっぱい。
M. トメイは相変わらず魅力的でした。というか年取って魅力を増してる感じ。

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arlecchino

2.0ヒュー・グラント

2023年5月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

良くも悪くも、ヒュー・グラントの映画という感じ。
キャラクターや気楽に見れる感じがそう思わせるのだろうか。

もともと教えるのが好きという面があって、それが出会いで引き出されたのかなと個人的には思う。

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カメレオン