アメリカン・スナイパーのレビュー・感想・評価
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心地よい緊張感
これが現実の相関図
エンドロール中に心が打ちのめされました。。。あれだけの銃撃戦を乗り越えたのに何故身内から裏切られてしまうのかと。。。
この映画を通して思ったことは、何が正義かということ。
米国が全て正しいわけではなく、テロリストの支配下で否が応でも巻き込まれる現地での一般市民の存在がたくさんあり、その先にアメリカ軍介入によって、結果的に命を落とす場合もある。
そこから反米感情を助長することとなり、米軍が仲間の為に目には目を!と思う同様、イラク側でもその感情は、同様に仲間、信仰の為に米軍へ向けられる。
報復につぐ報復に終息は見えないことを改めて感じ、そしてこれが現実であることにとても心に重くのしかかる感情になる。
観るものにこの映画で伝えたいこと、捉え方はドキュメンタリーの様に淡々と進んでいくストーリーの中で託されていると思うが、日本で平和に暮らせる幸せ、世界には紛争で苦しんでいる市民だけでなく、兵士の存在もあることを考えるきっかけを与えてくれたという意味で素晴らしい作品と思う。
素晴らしい作品、残念アカデミー賞逃して
テーマ、ストーリー、脚本、監督、俳優全て良かったです。クリントイーストウッドは素晴らし監督ですね。3回目ノミネートされたがアカデミー主演男優賞も取れずとても残念です。内面まで掘り下げ、余韻の残る作品でした。
反戦映画
純粋に映画を楽しみたい
レビューに多いけど個人的にこういう映画を見て戦争の能書きみたいなことを書くのは好きじゃない。クリスカイルもセリフの中で言ってた通り普段戦争の事なんかみんな誰も考えてなくてショッピングとかにうつつを抜かしてる人ばかりで疎外感がある、と。それなのに映画を見たときだけやれ戦争は悪だ何だと言うのはちょっと。戦争体験者の方は別でしょうけど。自分は安全なところにいて人が殺されたりドラマティックな体験をしているのを映画館ならお金を払って娯楽として見る。そう素直に認めましょう。
ちなみに私はクリントの作品を30年楽しんでますが今回の作品ではハートブレイクリッジみたいに軍事訓練で若い隊員たちが汚い言葉でののしられたり「目には目を」などのクリント節が久々に聞けてアカデミー賞なんかに全く縁のなかった頃のアウトロー時代の彼の姿が目に浮かんで懐かしかったです。当時からアカデミー賞には無縁でも興行収入は常にトップクラスでした。やはり名目的な賞よりいかに映画館に足を運ばせる作品を作ってきたかが大事ですね。
壮絶‼️
複雑
Chris Kyle さんのご冥福を祈ります…
無人機攻撃は…
この映画は地上戦での戦闘をリアルに描いた映画だったけど1回だけAH-1Sの対地ミサイルが出てくる。
現在、IS国に対する空爆を行っているようだが無人機攻撃は人を殺している実感が薄すぎるのでは無いか?
で、何が正義か? 大切な人の命を守るのが大事なのか? それは向こう側の敵も同じ事だろう。
テクノロジーの強い方ほど正義があるのか? と。
この映画レビューで多くの方が書いているように現実画像であるエンド・ロールで主人公を英雄視するのは、大戦で敗戦を経験した我々日本人に違和感を持つのでは無いか? と。
2個の原爆を落とされ、テクノロジーの勝利に負かされた我々は、福島第一原発事故でも夢のエネルギーと騙され、放射能汚染を被った。
でも、世界最強の帝国に刃向かえないのも事実だと思うけど。
現実は
緊迫感の連続
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