セッションのレビュー・感想・評価
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息苦しさ、ハンパない
パワハラで精神疾患わずらってしまった人は絶対に観ない方がよいと思う。たぶん症状強く出ちゃう。
そのくらい、“圧”がすごい。あーやだやだ。笑
good jobって言っちゃダメな世界にわたしは生きられん!!と強く思ったけど、そういう人達がいるから、わたしたちは芸術や音楽、映画から心が震えるような体験を得られるのかなぁ。
ありがたいなぁ。笑
やられっぱなしで、ぼこぼこに打ちのめされて、本当に最悪な出会いだったけど、そいつをドラムでぼこぼこに打ちのめして(=興奮させて夢中にさせて)カタルシスを得て、人生でのベストプレイをひりだした。
そしてたぶん「good job」って言われて、笑って、だからこいつはもうこれで良いんじゃないかと。
このあと成功しようがどうなろうがどっちでもいいや。こいつら嫌いだし。笑
作りがシンプルで、余計な装飾がなく映画としてはとても観やすいのと、キャラのアクが強いから、最初から最後まで引き込まれる。
お金かけてるかけてないは、映画の面白さにまるで関係ないな。
👍
息が出来ないほどの緊張感と端的な会話の応酬はある種のドキュメントやスリラー映画を鑑賞している錯覚に陥らせる
そしてラストのセッションのカタルシス、全てはこのためにあると言っても過言ではない
音楽という芸術の中にある狂気を巧妙に切り取った良作
とてもいい
部活でドラムをやっていて講師の先生にお勧めされてAmazonプライムで拝見しました。私いじめとかキツイ言葉とか見ているだけでもすごく苦手なので最初は見ていてすごく辛かったです。でも後半の2人の言葉を使わない認め合いのような場面がとても感動しました。私も部活で辛い時がありますがこの映画を見てるとちっぽけな悩みだななんて思いました。口は悪いけどあの先生の言葉にはたまに納得させられる場面がありました!でも音楽未経験の方はあまり面白くないかもしれません。全体的にリアリティがあるのですこし見ていて苦しいところがあります
音楽好きなら興奮する作品
部活に励んでいた中学時代を思い出しながら見ていました。
あんな厳しいものではなかったですが。笑
フレッチャーの指導は行き過ぎていて恐ろしかったです。笑
ニーマンがドラムで自分を表現した最後のシーンは圧巻でした。
天才と狂気は紙一重なのかも?
レンタルDVDで鑑賞(字幕)。
妥協無しの「究極」を追い求める音楽教師と、それに必死で食らいつこうとするドラマーを目指す学生との壮絶な戦いに息を呑みました。重厚な心理戦に目を見張りっぱなしでした。
J・K・シモンズ演じるフレッチャーの鬼気迫る演技は本当に怖かったです。平気で罵声を浴びせ、相手の身内を罵ることもなんのその。椅子だって放り投げちゃう。指導者として行き過ぎた行為の数々でしたが、「既定の概念をぶち破らなければ天才は生まれない」と云う自らの理念を実践するための過激なレッスンにただただ圧倒されました。しかし、鬼かあんたは…
茫漠とした壮大な夢を抱いているマイルズ・テラーの変貌も凄まじい限りでした。徹底的な屈辱を与えられ、フレッチャーを見返そうと血の滲むような練習を積み上げ、実力とそれに裏打ちされたプライドを磨き上げましたが、増長したことで惨憺たる結果に。若さ故の迷路に入る姿は青春だなぁ…
観念を叩き壊そうとする勢いに頭がクラクラしました。天才と狂気は紙一重なのかもしれないなぁ、と…。人間の持つポテンシャルを限界突破した先に、ふたりの和解がありそうな気がしました。究極的な師匠と弟子の関係のように思えました。
クライマックスの演奏シーンに惹き込まれました。お互いを喰い合った末に、弟子が辿り着いた境地に歓喜の表情を浮かべたフレッチャーの「やったった感」がすごい…(笑)。
本作の大成功で一流監督の仲間入りを果たしたデイミアン・チャゼル監督の手腕とストーリーテリングがお見事。自身の体験を反映させた規格外な物語が素晴らしいの一言です。「ラ・ラ・ランド」も秀逸でしたが、個人的には本作の方が好きです。初監督作ならではのパッションが感じられました。
※修正(2024/06/18)
個人的にすごく好き
アンドリューの認めてもらいたい(1番になりたい?)という気持ちと、負けず嫌いさがものすごく、途中で少し恐怖を覚えました。
最後の公演でのフレッチャーとアンドリューの掛け合い、心理戦のようにも感じたが、音楽で会話をしてる空気感から、フレッチャーはアンドリューを認めており、フレッチャーがいつかに話していた"バード"とはアンドリューに対して期待していたからなのかな、と思った。
騙し騙されから最後ひとつになる瞬間はたまりませんでした。
美しい物語でないからこそ
完璧な音楽を誠実に追い求める師弟の出会いと成長を描く、血と汗と涙の感動ストーリー…では無いです。(血と汗と涙は流れまくりますが)
利己的で傲慢な学生と、そこに罵声や暴力、挙げ句に復讐心までもを叩きつける教授の狂気のぶつかり合い。そしてその果てに、"偉大な"瞬間が生まれるという展開の持つある種のリアリティーがこの作品の魅力なのではないかと感じます。
音楽とシンクロしたキレのある映像とJKシモンズの硬軟織り交ぜた迫力の演技がイントロからエンディングまで切れ間なく楽しめる、完成度の高い作品だと思います。
…好みですが幕切れが印象的な映画って良いですよね。
それだけで星1つくらい増やしたくなります(笑)
心配
パワハラ問題に提議する物語かと思いました。演奏も素人の耳にはとても素晴らしく聞こえましたが、彼がこのあとどうなってしまうのか保護者的な立場で心配です。見てるだけですごいカロリー消費しそうなお話。
本物を目指すこととは
本物を目指すということはどういうことかを考えさせられた。
生徒も先生も、本当にキチガイ。
普通、こういう熱血指導ものは、先生は厳しいけど実は人格者で、最初は生徒も反発していたけど徐々に心を通わせていって、、、という王道のストーリーを想像する。
しかしこの映画は全く違う。そこがとても面白い。
また、キチガイではあるんだけど、
生徒も先生も音楽の世界で本物になりたい、
本物を育てたい、という切実さがある。
それがとても胸を打つ。
そして最後の演奏!圧巻!
最高でした!
子供の頃音楽を少しやってて実際厳しい先生もいたが共感するところが追...
子供の頃音楽を少しやってて実際厳しい先生もいたが共感するところが追い詰められた主人公が彼女を切り捨てたのに落ち着いた頃寂しくなって電話するところが「こう言う都合が良い男いるよな!」ってくらいで長くて退屈だった。
確かにラスト主人公が囚われた型を破り無心で演奏してるシーンとフレッチャーの演技は見ものだと思う。
バードになった理由
主人公のニーマンが成長していく姿に自分の過去を重ねてしまった。
自信の無い青年がカリスマ指揮者フレッチャー教授にスカウトされ、自惚れと承認欲求の渦の中でもがきながら無我夢中でドラムを叩き技術を磨いていく。
友人や恋人に高慢な態度を取るのは自分が特別だと認め注目する様にとのアピール、その一方でフレッチャー教授に対しては卑屈になる。我が事を思いだし逃げ出したくなる。
ラストの演奏、遂に卑屈さを捨て演奏者としてカリスマに挑んだ主人公と、自分が待ち望んだ瞬間がまさに今だと気づくフレッチャー、その二人が交わす笑顔が堪らない。
芸術や社会を作ってきたのは、こんな怒りやエゴの中で磨かれ本物になった者達なんだと改めて思い知らされた。
音楽の力で
音楽の話、というよりも突き詰めた根底の精神とかコーチングが肝になっている映画。
激しい指導を魅力的に見せながらも、最終的にはそういう指導を暗に否定している構成と思いました。
肝をそっちに置いてしまったから音楽家の方から否定をくらうのもある意味納得ですね。
業界全部が最悪な印象をもたれてしまうのと、結局技術より精神論の世界なのかと誤解されてしまうので。
終わらせ方は音楽の力で問題をねじ伏せる!といった感じで爽快。
もっとこらしめてやりたい気もするけど、一番ちょうどいいラストかも。
絶句
開いた口が20分くらい塞がりませんでした。
なんでもっと早く観なかったんだろう。
膨らんでは萎んでを繰り返した風船が最後の最後に空気の入れすぎで破裂した感じ。
アンドリューは狂人か→はい
フレッチャーは狂人か→はい
フレッチャーは外道か→はい
フレッチャーは良い指導者か→多分いいえ
アンドリュー好き?→はい
フレッチャー好き?→はい
サイコスリラー映画一歩手前?→はい
最高のラストだったか→はい
セッション好き?→分かんない!でも何回でも観れる!
雑ですがこんな感じでした。
1つ分からないのは、フレッチャーの最後のあれは復讐だったのかどうか。どちらとも言い切れないですよね。
疲れた
名門音楽大学に入学し凄腕の教授に声をかけられ、前途洋々なニーマン。
教授の罵声に耐え、血の滲む練習を繰り返し、人生すべてをかけドラムを叩く様に心臓が締め付けられるような気持ちになる。
そこまでして…そこまでしなければいけない音楽の世界に凄さと怖さを観た。
妬み恨み怒り破滅… 自慢、傲慢… 身勝手…
人間の感情の醜い部分が前面にでていて気分が悪くなる。
ラストシーンで2人は音楽を通して分かり合えたのだと思いたい。
努力
才能とは努力により超越するもの。
昨今の言い方だと思いきりパワハラなんですけど、人並み以上に没頭する努力で才能は開花し引き寄せるものを身につけられる良い映画でした。
教授も文句ばかり言いますが、良いものに対しての飽くなき探究心が指導となっていることが最後に分かる
コレぞまさにプロ根性ではないでしょうか?
最近の若者にはない気持ちの入った良い映画でした
引き寄せられ感が良かった
また観たいですね
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