セッションのレビュー・感想・評価
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観終わった後お腹減った(・o・)
これは音楽映画というよりも、アクション映画というかホラー映画というか、とにかく手に汗握るし、後半はずっと身体に力が入らせられる。私は席の都合で一番前で観たのだがライヴ的な臨場感もありそれも良かったのかも。首はやや懲りましたが(笑)
この映画はジャズやドラムを知っている人よりも素人が観た方がおもしろいのかもしれない。「これは有り得ない」とかないので。
恋愛的なものも変なんメルヘンがなくて良かった。
観終わった後にあの時こういう思いでこうしたのか、とか行動や言動の振り返りも楽しめる。
とにかく久々に映画館で観て良かった(テレビでは半減だと思う)と素直に思えるものだったので、まだの人は一度観てみたほうが良いと思う。
最後の何分か凄まじかった! 観てて体が熱くなった! なんか騙し合い...
最後の何分か凄まじかった!
観てて体が熱くなった!
なんか騙し合いみたいな展開から、
意外な方向へ行って、最後はかっこよく終了した。
意趣返しはカーネギーホールで
シリアスなドラマが一転コメディーに! というようなサプライズを半ば期待しながら観てたけど、あっさり幕となってちょっと残念。しかしあのストーリーでよく企画通ったな。言うて何やが破綻してるやん。
マッドティーチャーの意趣返しがマンガなので、もう最後のドラムでいくら頑張られても鼻白むだけで。
この映画の一番いいところはキャスティングだろね。鬼教師のJKシモンズがいい。何より声がいい。シワと目も。あと彼女役の子もいい。親父さんも。この2人の出番がもっとあればよかったのに。主演のにいちゃんは、まあSoso。
うーむ微妙。タイトルに偽りありかと
何故か絶賛系の感想だらけで、水を差すようで恐縮ですけど・・・
セッションというタイトル(邦題)ですけど、セッションのシーンは出てきません。ビッグバンドのドラマーの話です。
確かにラストのソロドラムは凄いですけど、映画が凄いわけではありません。
今年は邦画で音楽系映画が素敵なので期待感満々で行きましたけど、感動系でもないし、映画的には万人に受けるものではない。
上映館少ないし、時間やりくりして観たのですけど、ま、損したとは思いませんが、絶賛もできないです。ちょっと残念。
すごかった
大学の教授のジャズの先生が海兵隊の新兵訓練の教官のような恐ろしいスパルタ教師で、先生のバンドの練習はトラウマレベルのしごきであった。「速い!」「遅い!」と超微妙なズレを指摘しているようなのだが、聴いているこっちはどう違うのか全く分からなくて単に難癖をつけているようにしか見えなかった。答えのない問いを延々突き付けられているようで主人公が気の毒だった。
しかしそんな主人公もかなり思い上がりの強い人物で、似た者同士ではあった。音楽やその他の表現などはそのような強い自我がなければ魅力的なものにはならないと常々思っている。魅力的な作品や演奏などパフォーマンスは、しかしそれだけでもダメで、他者からの共感を得られる何かや暖かいオーラのようなものもあった方がいい。一体作品や演奏は誰のためのものなのか。
主人公の演奏は彼自身だけの冷たい世界で、先生の指揮する音楽も彼自身のためだけ徹底的に意図以外を排除した冷たいものに見える。パソコンでプログラムして再生すればいいんじゃないかな。
主人公は最初は、先生に認められようと必死に食らいついて懸命に演奏する。その時は先生のための演奏だ。
いろいろあって学校をやめて、先生も学校をやめてお互いプロとしてバンドを一緒にやることになる。そのバンドで出場したコンテストで彼は先生に怒りを爆発させて勝手に演奏をし始める。その時は自分のために演奏する。先生に対して自分の凄まじい技量を見せつける演奏で、それにつられて先生やバンドメンバーは息を合わせていく。大変な迫力のパフォーマンスだった。
オレ凄いだろ!という圧倒的な演奏だった。見ているオレもすごく圧倒された。そこにあるのは純粋にオレすげえだけだったと思う。演奏している音楽はスタンダードな曲だそうで、楽曲にある元々の作者の意図はどれほど汲まれていたのだろう。またお客に対してなにかを伝えようと言う意図も全くないように見えた。ただ純粋に、特に先生に対して凄さを見せつけていた。
敢えて言えば社会や世界に対してクソをぶっかけるような表現だったと思う。それもありだと思う。学校の標語で「ロックは才能のない者の音楽」というような貼り紙があったけど、ロックでありパンクなのだと思う。超ハイレベルな世界のことは分からないけど、オレにはとんでもなく才能に恵まれた人にしか見えない。
この映画を見た日は、オレも友達との約束に遅刻して迷惑を掛けてしまったため、主人公が発表会に遅刻して、遅刻しただけでなく交通事故に合って演奏を台無しにしてしまった事がとても胸にしみた。オレの場合は友達がとても優しく許してもらえて有難かった。
主人公は本当に学校に先生のパワハラをチクったのだろうか、それが疑問として残った。また演奏の直前にそんな疑惑を主人公に対して先生が告げるのだが、その後演奏が滅茶苦茶になるに決まっている。どんな意図だったのだろう。
体力奪われる
これは見る側に体力を要する映画です。
手汗半端なかったです。
逆に言えば退屈することはほとんどなく、終始どきどきはらはらしてました
最後までフレッチャーのにくたらしい表情もどんでん返しも楽しめて満足でした。
体育会系趣味の音楽映画
まったく予想と違って、音楽、ジャズといったセンスのいい世界とは違った体育会系乗りの映画だった。
ラストの主人公の演奏のロングショットの絵ズラはかっこよかったが、カットの組み立てなど、やはり決してセンスのいいものではなく、「レッスンバトル映画」としては面白い要素もあったけど、「音楽」特に「ジャズ」というネタとは微妙に絡み合ってないのが難点。
ジェットコースターのような映画
見る前、この映画は鬼教官の指導によってコンクール優勝を手にする。みたいなよくある映画だと思っていました。しかし見事に予想を裏切られました。とにかく見てて「楽しい」です。教授の指導シーンは一つ一つの間や、生徒の表情によって見てるこちらもドキドキしてくるような独特の緊張感を表現しています。そしてドラムシーン。開いた口が塞がりませんでした。ドラムはこんな心を揺さぶる楽器なのかと、全身で感じました。特に最後の15分はまるでジェットコースターに乗っているかのような興奮を覚えます。久々にこんなに面白い映画を見た気がしました。
ちょっと言い過ぎだけど、途中まで
激鬱なえなえ丸 なしごき。
私個人がクビにさせられた会社の社長を思い出すほど(°_°)
ストイックに技術を磨いてくストーリーだけど、信じる力を感じる映画だった。
師匠に社会的仕打ちで返されても自分の力を信じる。社会的仕打ちをされたなんて考えてもなさそうで、ただドラムたたきたい、もう一回フレッチャーと自分の力を信じてみたい、それだけだった気もするが。
天才をつくるために、側からの評価や管理を気にしない師匠も、それを信じる弟子もすごい
師匠はほんとに恨んでる心だけだったのかもしれないが、その心を自分の才能を信じてくれてる、試されてると信じてステージに戻る。ただ単にフレッチャーがムカついて見返す ただそれだけだったかもしれない いがみ合ってる関係があとからみたら師弟関係だった。そんな感じだった。
ただそれでも天才はうまれた。そんななかでしか天才はうまれないのかもしれない。
あの社長さんに自分は応えられなかっただけなのかなぁ
新宿で見ましたが、その映画館に着くまでにクビにさせられた会社の営業でいった街並みを3ヶ所くらいとおって思い出してからこの映画を鑑賞。不思議な日でした。
あと、今日は母の日だけど、パパの愛情を感じられます。パパの愛情に支えられた天才、師弟関係でもあると思います。
母と死別してる僕はなんか応援されてる気持ちでした。
ちなみに僕がまだ天才認定されてないので星0.5マイナスです
ほぼ最悪
意味不明。
伝えたいメッセージが分からない。
良いのは映画ではなく、
音楽でありドラム。
出てる犬がかわいいから、みたいなもん。
授賞してる賞がそれを表してるかと。
話として良いなと思うには、
努力が報われるとか希望とか「善」の部分や、
「愛」の部分が足りないと思いました。
大体まずあれだけの狂気を持ってる主人公が、
ぽっちゃりて。
太るか絞まるか、どっちかに寄るかと。
思考が振れるから普通と違うのに。
狂ってるのに。
その辺からじゃないかなと思いました。
後味悪い現実離れした映画
この映画の評価がいいのが判らない
映画.com4.2、Yahoo!映画4.3…
『1930年代、カウント・ベイシーのバンドでミスをしたチャーリー・パーカーの頭にジョー・ジョーンズがシンバルを投げつけた。その後二度と笑い者になりたくないチャーリー・パーカーは練習を重ね偉大なサックス奏者になった』この逸話を信じている完璧主義の指導者フレッチャーはネイマンに対し、テンポがずれてる事を理由に①椅子を投げつけ②皆の前で事前に聞いた母親が出て行った事をわざと言い③頬を何度も叩く、といった理不尽な暴力をする
≫≫自分に酔った子供じみた芸術家気取りしか
思えない。
理不尽な暴力を受けた後、練習の時間の無駄との理由で(チャーリ ー・パーカーの逸話を聞かされた事もあって)、大学生のニコルとも別れる
≫≫独りよがりも甚だしい
重要なコンペティション当日、バスが遅れレンタカーで行くが事故ってしまう。その事故の影響でまともに演奏も出来ずフレッチャーから『お前は終わりだ』と言われる
≫≫フレッチャーは血だらけのネイマンを見て、それでも最後通告をするのだろうか?指導者たる態度だろうか?
他にも、
フレッチャーが納得するまでドラマー3人に数時間も血まみれになるまで演奏させる
≫≫血まみれになるまでの練習が上達に繋がるはずがない
JVC音楽祭でフレッチャーに誘われネイマンは参加するが、ネイマンの知らない楽曲を指揮する
≫≫フレッチャーは自分の評価も下げてしまう
あまりにも現実離れとしか思えない
そもそもドラマーは力一杯、何時間も演奏する事が上達になるのだろうか!
題名も『セッション』は違うだろう!セッションが無いのでは?原題の『Whiplash』のほうがいい
JVC音楽祭でフレッチャーに嵌められた後のネイマンの長演奏!唯一、そこが見所か!!
また、マイルズ・テラー、J・K・シモンズの演技は良かった!
ハゲの活力ハンパなし。
空飛ぶハゲにドラムのハゲ(誉めてます)と、ハゲの活力がハンパない。
数々の賞を総なめにしたおっさん(好きです)ハゲ、J・K・シモンズ。
いや~いいわ、このホラー(爆)、スリラーだし、スポ根にもなってる。
あまり見たことない恐ろしさにド嵌りした人も多いんではないかしら。
今じゃこんなシゴキをやろうもんなら、DV!モラハラ!で訴えられて
(まぁ今作の場合、訴えられても仕方ないが)家族は一丸となって子供を
その選択から遠ざけようとするわね。だって殺されちゃうかも?だもん。
しかしそこへ喰らいついて離れないピラニアのような弟子をこの師匠は
心から欲しているんだよね。たぶん自身が叶えられなかった夢を弟子に
見出そうとしてるんだけど、それが狂気を帯びて常軌逸脱、果ては鬱病
になってしまう弟子が続出、っていうちゃんと巧い教え方が出来ない人。
でもこの鬼に目をつけられたってことは、育てる才能があった訳でしょ。
主人公ニーマンだって相当の食わせ者だと最初からちゃんと描かれてる。
あの家族(親類)に囲まれてたら、そりゃ上昇志向も高まるってものだし。
結局この師弟はよく似ているから理解も衝突も生まれる。一度は辞めた
ニーマンが意気揚々とまた加わるところなんかホラやっぱり!てな感じ。
自分から好きになっといて彼女に別れ話をきり出すニーマンを見た時、
(思わずソーシャルネットワークか?なんて思ったけど)コイツ何様!?
と思ったけど、その何様感が師匠フレッチャーとソックリで。たかが
音楽院の一教師がどれだけの権力を握ってる?と私なんかは思っちゃう。
(つまり音楽が分からないニーマン父と同類ね)でもニーマンには、もう
やっぱりドラムしかないわけで。それを教えたのも鬼ハゲ野郎ときてる。
切っても切れない間柄の二人は、最後の最後でまた対決!するんだけど、
この裏切りが何を齎したか…ここが最高潮興奮度MAX。でもこの作品、
最初から最後までずっと周囲の楽団員が迷惑かけられっぱなしなのね^^;
(緊張感と高揚感と戦慄。映画もテンポは大事です。ふぁっきんてんぽー!)
アドレナリンが放出させるような映画。
予告編からずっと気になっていて、アカデミー賞をたくさん授賞したと聞いたので、観に行きました。
この映画、一言で言うとヤバイ。自分は音楽には全く興味がなかったのですが、すごかったですね~w
あのドラムさばき!見たこともない速さでした!
物語は以下の通り(細かい部分は省略。)
主人公ニーマンは、偉大な音楽家になる為、日々、ドラムの練習していた。
そんな時、鬼教官のテレンス・フレッチャーが現れる。ニーマンのドラムをダメ出しされ、フレッチャーがニーマンに自分が指揮するバンドに招待されるが、大声でめちゃくちゃ怒鳴られ、暴力に耐えながら指導を受け続ける。
そこでニーマンは、偉大な音楽家になる為、付き合ってた彼女と別れ、必死でドラムの練習を受け、やがて鬼指導者フレッチャーから認められ、主奏者になれると思いきや、ライバルに奪われてしまう。
そして、ニーマンはフレッチャーに認めてもらおうと会場へ向かうのだが、乗っていたバスがパンクし、仕方なくレンタカーに乗り、急いで会場へ向かい、到着するが、ドラムのステッキを忘れてしまう。フレッチャーをなんとか説得し、10分で戻ると言い、ステッキを忘れたレンタカー屋へ。そして帰り道に悲劇が起こる。
まさかの交通事故!Σ(゜Д゜)
あれにはビクッとなりました!
しかし、ニーマンは諦めず、血だらけのまま這い上がり、徒歩で会場へ到着。
だが、フレッチャーはニーマンの姿を見て呆然…。ニーマンを即辞退させる。ニーマンは今までのうっぷんを晴らすかのように暴言を吐き、追い出されてしまう。
そして、夏…フレッチャーと再会したニーマンは、フレッチャーから学校を辞めさせられたと知る。それで新たなバンドのドラムを招待されたニーマンはドラムをすることを決意する。
そして、いざ!本番という時にフレッチャーから「俺をハメたな。俺を甘くみるな」と言い、急に曲を変えてしまう。突然の変更に戸惑うニーマン。そして知らない曲が流れ、うまく演奏することができないニーマン。
ステージの裏で待っていた父親とハグをしたあと、ニーマンは再びステージへ戻り、いきなり、ドラムを演奏をし始める。突然の行動に困惑するフレッチャー。構わず激しくドラムを叩くニーマン。師匠と弟子の激しい攻防を繰り広げ、最終的にはドラムのフィニッシュで幕を閉じました。
おおざっぱで説明しましたが、この映画は本当に激しい。役者が素晴らしかったですね~あのリアルなドラムの叩くシーンや、師匠の激しいスパルタ教育がやばかったです!(>_<)
観て良かったです!(^o^)
長文失礼しましたm(__)m
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