セッションのレビュー・感想・評価
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ラスト10分
俺とお前(ハゲ)のタイマンだ!
アメリカ海兵隊入隊の映画を彷彿させるスポコン的映画
狂気! ラストの数分間の高揚感は異常
圧倒的な成果を作りたい人にオススメの映画
仕事を頑張りたい人や、突き抜けた成果を作り出したい人にオススメの映画です。
この映画を初めて見た時、こんなにも繊細で迫力のある描写ができるのかと驚きました。もっと仕事がしたくなりました。
主人公がドラムを通して突き抜けていく様子が凄まじくて、これを描いた監督の仕事観に感動しました。
突き抜けた成果を作る人にしか見えない境地がそこにはありました。起業や経営したり、プロのスポーツ選手や音楽家など、1つのことにとことん集中して周りを感動させるほどの作品を生み出す人は感動する映画だと思います。
人生をかけて挑戦しているすべての方にオススメの映画
高みを目指し、人生をかけて挑戦しているすべての方に是非観ていただきたい!という映画です。何度も観ている映画の一つです。
夢を追う情熱、狂気、圧倒的努力。
同時に、それに伴う身勝手さと弱さという人間の本質が表現されているように感じました。
天性の才能や能力に加えて、圧倒的に異次元のストイックさで限界に挑戦し続ける主人公の姿を通じて、自分ももっと努力できるし挑戦できるなと思わせてくれる映画です。
特にクライマックスシーンが圧巻です!
友人にもお薦めしている映画です。
シンバルを直した時
Amazon Prime Videoで鑑賞
うーーーーーん…
JKシモンズの演技力がすごいのか何なのか、終始非常に胸糞悪いのは否めない
観終わって彼をすっごい嫌いになりましたもん笑
パワハラセクハラの雨嵐、メインの席を巡って敵対心を過剰に抱かせる、間もなく性格も悪くなりますね…
なぜこの映画が評価高いのか?と考えつつ観ておりましたが、終わった瞬間にこれかな?と。
たしかに「おおおぉぉぉうぅぅ~!」となりました
シンバルを平らに直したあの時に、シンバルのように2人の関係も同じ高さになったんだとイメージが伝わってきました
んんんんーーーでももう観たくないな
でも家人はJKシモンズかっこいー!と言ってて一抹の不安を感じました(笑)
ニーマン
JAZZのゴールとは?
確かに現代、誰かに叱責されたり、罵倒されたりすることは少なくなったのだろう。一人一人の個性や人権が尊重される。上手くいかなったら、すぐに諦め向いていないといって別なことに逃げることも多い。新たなJAZZの天才も生まれづらくなっているのだろう。(詳しくは知らないが)過去の黒人の天才たちは、ひどい貧乏や差別という境遇下にあっただろうし。それを大学という場で、作り上げるためには、フレッチャーのような指導が必要になるのか?彼が、どこまで意図的にやっているかは判断が難しい。生徒の状況を最大限に利用して、追い込んでいるようにも見える。生い立ちやら確執やらを利用して、ご無体なというような叱責を容赦なく浴びせる。
映画を通して、ニーマンがひたすら追い込んで練習する様、ドラム中心に流れる時間は、その情熱に触れているかのようで、惹きこまれた。家族にたてついたり、彼女との別れを決意したりする部分も、若い頃には徹底的にやり抜く時間も必要だと思った。ただ、この音楽映画が、フレッチャーとニーマンの対立に終始してしまうことが本当に良いのか?には疑問が残る。
「生きるか死ぬか」まで追い込まれて、初めて、彼らの信奉するJAZZが生まれると言っているかのようだった。承認欲求を満たすためにという解釈もわかるが、ゴールがそれでいいのかということ。それを突き抜けないと本物ではない。音楽する動機が、純粋に音楽を極めたい、楽しみたいとなった時に、本物になるっていうことだろうと思うのだが。フレッチャーの指導では、承認欲求を満たすことがゴールになってしまう。最後、ニーマンのドラムは、そこにまで到達したような描き方だっただけに、中途半端な達成感を感じた。
指導者と演奏者の火花散る対立という構図を主題にしたのだろうが、もう少し人間的、音楽的な深みが欲しかった。あまり聴かないほうだが、JAZZって、もっと即興性、瞬発力、情熱やロマンが必要なものだと思う。このストーリーだと、激しい感情をただぶつけているだけになっていた。そこが惜しい。
映画の新しい風を感じる
この、気持ちがいいとは言えない物語の本作が面白い理由は、演出にある。
観る者に圧迫感をあたえる、迫ってくるような映像の連続は、音楽という本来は美しいものであるはずのものと対をなし、正体不明の高揚感を発現させる。
演奏シーンで演者を捉えるのではなく、楽器、演奏する手を映すのは斬新だ。
ありそうでなかったカメラワークといえる。
罵りと汗と演奏する手、本編のほとんどがそれだけで構成されていたような、正に映像体験。
近いカメラ。早いカット割り。デイミアン・チャゼルの特徴かと思う。
忙しない作品になりやすいともいえる。そのせいか苦手な人も多いみたいだ。
カルト的な人気の監督といえるのかもしれない。私は好きだ。新時代の監督という感じがするのもいい。
「ラ・ラ・ランド」「バビロン」「ファーストマン」と観たがどれも傑作に近いと思う。そして本作も。
監督がデイミアン・チャゼルというだけで内容に関わらず観たいと思う。
そんな監督は数えるほどしかいない。
パワハラ音楽教師に呆然。J・K・シモンズの怪演が光る。いや〜音楽の...
しごき。
原題は"Whiplash"です。
むちうち/むちひもの事を指していますので、音楽教師にしてコンダクターであるフレッチャーの「シゴキ」のことをダイレクトに指しているだけです。ですが。それが、この映画の主題にしてオチな訳で。セッション、って言う邦題、なんなんですか?
JVCジャズフェスティバルの、なんとオープニングステージの本番での、彼のショック療法に挫折せずに立ち上がって闘ったアンドリューは「Bird」になります。フレッチャーは人生を賭けた悲願であった、「天才を育てる」と言う大業を成し遂げる。
と言うラスト。
つい、この前の映画だったようにも思え。すごく昔に見た映画の様にも思え。2014公開なので、今年が10年目なんですね。個人的には、音楽映画の史上最高傑作です。で。史上最低の「邦題」を付けられた映画w
いずれにしても。
良かった。
とっても。
八丁座ではアカデミー受賞作もリバイバル上映週間です。開幕2作を見損ねたのが悔やまれます。当時は「なんでこれが作品賞やねん?」なんてのもありましたが、いずれにせよ、見る価値がある映画、であるには変わりなく。セッションは、もう一回上映があるので、見ときたいと思います。セリフが分かりやすいんで、字幕注視しなくても良い、っての好き。
あ。でも。ミナリは見ないです。全然、見る気が起きんもんw
エブエブは仕事の関係で見れないんですよね。これは悔しいです!
演技はすごい、演技はね
相手がクソ野郎かどうかは実は全く関係無い。
『男の争い』上映中
ラストが、マイルズ•テラーとJ•K•シモンズ扮するアンドリューとフレッチャーが、目指すものだということか。
アンドリューは初めて誰に邪魔されようと意に介せず己れの信念のまま意志の突き進む先に進みフレッチャーをも取り込んだのか。
フレッチャーを見ている者としては、また騙されないかひっくり返されないかと、セッションの熱量と気迫に気圧されながらも違う意味のヒヤヒヤドキドキを感じていた。
すると終わってしまった。
フレッチャーからすると、学生は皆甘ちゃんに見えるのだろうか。
彼自身の子供から青年時代がどうだったのか、ある意味興味が湧く。もちろんあの毒舌家になった要因を知りたいのだ。
いや、毒舌家ではなく罵詈雑言の憎まれ教師だ。
アンドリューの生活は父親やニコル、弁護士との関わりで描かれ、事故で瀕死の重傷を負い血みどろで演奏会場に駆けつけるも途中でギブアップしてしまい身を引いてしまった事も描かれている。
フレッチャーの恐ろしさはまだまだ続く。
苦情が出て勤務先が変わった事を根に持って証拠も無しに卑怯にも開始寸前の舞台でアンドリューに毒吐く。
アンドリュー、よく頑張った!
未来は明るい!
J•k•シモンズさん、上手いけど、
フレッチャーは、
何百キロも離れた所に住みたい人ですね。
結局何が言いたかったのだろう?
理不尽を押し付けて悔しさをバネにするって教育方針のクソ教師だなーと思いながら観てた。同時に、こういう先生いたなぁと思ったね。
一方、主人公の少年はというと純粋すぎてこの教師に認められようと頑張ってしまうんですねぇ。ドラムに集中したいからと付き合ったばかりの彼女に別れ話をするシーンは唖然としました。「君はきっと邪魔をするだろうから別れよう」だって。オメーもなかなか香ばしいな(笑)。
偉業を成し遂げるためには狂うことも必要!
情熱的で振り切った映画でした。「great」な音楽家を育成する、あるいは「great」な音楽家になることを志した2人が、激しくぶつかりあうさまは、僕にとってはリアルでした。「good job」は、ある意味でその人の可能性を奪う、最低の言葉として、高い基準で指導するフレッチャー先生の指導はある意味理にかなっているが、教える側も教わる側もお互いに振り切ってないと調和できない指導の基準と方法だなと感じました。この映画は、エンディングもそうですが、いろんな解釈があると思います。僕自身は、突き抜けた実績をつくり、「偉大」になっていくことを求めているため、これくらい一つのことに狂ったように集中することが必要だなと日々の仕事の基準を見直すきっかけになり、襟が正されました。
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