セッションのレビュー・感想・評価
全852件中、521~540件目を表示
努力が神の領域に入る唯一の手段ではないだろう。しかし、自らがその資...
努力が神の領域に入る唯一の手段ではないだろう。しかし、自らがその資格を持つかは当人には分からない。だから努力にすがり、それに依存し、人間性を排他する。時に自分は努力や執念が足りないのではないかと自責する。そして修羅の道を選択する。この映画はそのような弱みをえぐり、修羅の道に疾走する者を描く。ここまで割り切られると爽快ですらある。
狂気の世界観からは距離を取り、人間性を失うことを怖れる父親は卑しいのか?彼女の扱いはどうなのか?本来は疑問を持ってしかるべき所だが、その余地も与えることなく、クライマックスまで突き進んで行く。
もっと日本でメジャーになっても良かった映画
素晴らしかった。今回鑑賞するまで知らなかったが、
なぜ今年4月に全国ロードショーされたときにもっと話題にならなかったのか。不思議。
シモンズがすごい
これはブルーレイで見たんだけど、映画館で観たかった作品。ニーマンが血を流しながら、何度もドラムを叩くシーンは印象的だった。最後の鬼教師フレッチャーとのセッションは鳥肌がたった。音楽の世界もスポーツと同じように表舞台に立つことがどれだけ厳しいか分かる、強烈な人間ドラマだった。
ストイック
とにかくストイックにドラムを突き詰める。
その先に何があるかなんて考えない。
そんな先生と生徒の話。
フォーマットは音楽だけど、中身は体育会系。
厳しくされるのが好きな人はテンションが上がるかもしれない。
ジャズってそんな大変だった?
ライトジャズ派なので、オスカー・ピーターソンとか好きだけど、すごくジャズが
おもたゆい感じで、所さんの吹奏楽部の熱血みたいなやつの音楽大学版。
"ラスト9分なんとか、がスゴイ"
みたいな煽りはやめて欲しいなと。
そこまで、ガマンして観ろって感じてしまうから。で、確かに凄かったね!
でも、リハしないの?コレ?
なんか釈然としない…
J.K.シモンズの演技は確かに凄い!それには文句ありません。凄いだけじゃなくてカッコいい!
でも、でもでもストーリー展開には???一見すると星“ジャズマン”一徹がリンカーン・センター養成ギプスで飛雄馬を育てるかにも見えるけど…
レッスンの時にサックスの学生が、チューニングがヘンだったために退場させられてしまうけど、実はそれは引っ掛けで、自分の音に対する自信のほどを試しただけだったというようなくだりがあるけれど、そんなこと何のために必要なの?
重ね重ねチャーリー・パーカーの逸話が出てくるし、「私がしたいのはジャズマンを育てること」と力説する割には、最後のステージにおけるドンデン返しとか、ただの薄っぺらいイジワルにしか見えない。まさにパワハラじゃん(そもそもステージに上がってから演目の差し替えなんてあり?リハーサルしないの?)おまけにそれも自分をチクったことへのリベンジって…ねーだろ!
まぁ確かに重箱のスミっちゃスミなんだけど、何だか見終わってモンモン、な映画でした。
素晴らしい
私は音楽関係には特に
つながりはないですが
そんな人にも楽しめると思います
迫力があり話に引き込まれていく。
文句ナシのおすすめです
二度見しました笑
私は手に怪我をしていたのですが
夢中になりすぎて
傷口握りしめてました笑
見終わってから→(>_<)痛っ;;
Give me my fuxxn' tempo!! 正直疲れた・・・・けどすごい映画
ジャズに関しては何も知りません。映画の中で話に出てきてたジャズの偉人も一人も分かりませんでした。それでも映画見終わった後、瞳孔開きっぱなしでした。鑑賞中変に体に力が入っていたのか、しばらくは放心状態。鑑賞後街歩いててドラムの音を聞くとビクってなってしまうような、そんなトラウマが残る映画でした。
狂気VS狂気。J.K.シモンズ演じるフレッチャーもかなりの狂ってたけど、主人公のアンドリューの狂気も相当なもの。最初はボーとしたやっちゃな~っと思っていたら、どんどん狂気に目覚めていって最後には思いっきりバケる。ジャズ知識0な自分でも最後の演奏にはしてやられた感があります。狂気と狂気のぶつかり合いが名演奏を生む。あれが本当に名演奏だったのかは音楽の素養がないのでよくわかりませんが、観て圧倒されたのは確かです。
また、J.K.シモンズの声って耳に残るんですよね。爽快感や感動は全く感じませんでしたが、よくわからんがとにかくすごい映画観たという気持ちです。映画館で観れて良かった。これTVで観たら最後の緊迫感は半減でしょう、きっと。
しびれる!
もともと映画は音楽的なんだけど、音楽の世界をうまく映像の世界と融合させた作品は少ないんじゃないかな。情熱のテンションをうまく表現している。映画本来の力が強い作品は、ドラマがシンプル化していく。まさに映画力を見せられる作品。「ジュノ」や「スパイダーマン」、「マイレージマイライフ」とどんな役をやってもハマるJKシモンズはいい役者だと思ってたけど、今回のブチ切れ演技は素晴らしい!
ついに見た〜!
前情報でフレッチャーの鬼教師ぶりは心得ていたので、主人公の自己実現への純粋さ葛藤とか狂気とかに注視していた。ラスト九分のすごさ、について良く語られて、そこだけはシークレット扱いだったけど、こちらは良い意味で裏切られた。実はフレッチャー最後までやなやつなんだな〜、とか主人公がただじゃ転ばねえぞ!と奮起する。それがお互いが舌戦できないステージ上だから起きた九分のある意味火花散る演奏…に繋がったわけだね。まあやきもきしたけど、最後は爽快って程でないにせよ、ある意味ニヤリとさせられた。
全852件中、521~540件目を表示