ピクセルのレビュー・感想・評価
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大人も子供も大ゲーム交流会
久々にこんなに笑いました!日本人にもわかりやすいダイレクトなギャグが多くて劇場の盛り上がりも大きかったです。
80年代のゲームキャラクターが大集合するというだけで夢のような映画でおっさんにはこれだけで満足させることができるがこの世代じゃない今の子達にも楽しめる内容になっていた。というのも、ゲームキャラクターのブランド性を抜きにしてもネタが秀逸でストーリー的にもゲームクリアしなければ全滅という分かりやすい内容で80年代の親世代からその子供まで幅広く楽しめる。
ただ、面白かったがメッセージ性をもっと込めて欲しかった。ギャグが秀逸ですごく良く出来てるように見えるがオタクが世界を救ってヒーローになることでオタク=ある意味社会的弱者でも関係なく活躍できるということぐらいしかメッセージが伝わらなかった。それだけが残念。
8ビット世代のお父さんと現代のゲーム世代がゲーム文化での交流もできて家族で盛り上がるのも良し!最後のオチも含めて全部が最高に面白い本作は必見です!
「降伏」に始まり「降伏」で終わる…
「居場所がない不器用な中年が、ようやく止まり木を見つける」、アダム・サンドラーのお家芸の一本。
それだけで、その路線で十分満足だし。
その層が子供(知らないものを自分の物差しで断ずる前の世代)連れで来て楽しませるような目配せは見事だった。
ただ…
某社の宣伝の下手さ加減をとにかく思い知らされる。
今作はあくまでR40のリアル不遇者向けの映画。
そこに今の日本のゆとり以下世代を巻き込もうとしても。
「ありのまま」が正当化される時代の層を巻き込もうとしても。
それは不満しか出ないでしょうよ、例えばそのタルさに大人の哀しみが滲んでいることを考えようとも思わないから。
ネタも音楽も、職人ワザの80’s回顧。
ただただ履かされた高下駄が、可哀想でならない作品。
と、褒めながらも。
本国でもコケたのは…需要が少ない、ってことんだろうね…
楽しい映画でした
戦いの間が退屈
惜しい!
さすがクリスコロンバス監督。子どももちゃんと観られて、ストーリーも王道って感じで楽しませていただきました。
…ただ、内容が少しあっさり過ぎたかなと思います。ラストのドンキーもあっさりやられるって感じで。もう少し現実とゲームの世界の融合の映像を丁寧に描いて欲しいと思いました。シリアスな侵略映画を期待すると、肩透かしかと。
吹替は柳沢慎吾はけっこううまくはまってましたが、他がプロの声優だと、どうしても浮いてしまってました。
色んなキャラクター出てきたし、エンドロールにおまけの映像あったし、観てよかったと思います。マリオを見つけられたときは嬉しかったです。
気軽に幅広い世代が観られて、興行的には成功するんだろうなと思います。
発想がいい
ゲームが空から落ちてくる
「宇宙人がゲームの姿を借りて地球を侵略してくるぞ!」という、その発想というか、着眼点がたまらなく素晴らしいですね。今まで有りそうでなかったでしょ(近いところで『シュガー・ラッシュ』とかありましたけど。まああれは侵略とかじゃないですからね)。クリス・コロンバスのオリジナルではないんでしょうが、如何にも彼の好みそうな、遊び心あふれるテーマだよなぁと。
パックマン、ドンキーコング、ギャラガなんて懐かしくて、おっさん世代にはたまらんでしょう。今の子供にゃピンと来ないでしょうけどね。だけど、ゲーム好きのスピリッツというか、今だって世代を越えてスーパーマリオとか遊ばれ続けてる訳じゃないですか。ゲームのカタチは変えつつも。そういう昔からワクワクさせてくれたものって、例え往年のゲームを知らなくても、絶対に子供に伝わると思うんですよ。
だからこの映画、家族連れだって観に行っても充分だと思うし、ポップコーンムービーとしての側面(むしろそっちですよね)でも間違いなく楽しめる内容です。
……と、うん。まあ、そうなんです。そうなんですが。が。
はい、うーん。ええと。えー、けど要するに、哀しいかなそれだけの映画になってしまってるですよね。プラスアルファの部分がないというか。クリーンなんですね。表面つるっつる。「皆で大いに楽しめる!」以上の部分がないというか(まあそれで充分ちゃ充分なんですが)。
んー、なんて言えばいいんだろ。クリス・コロンバスをDISる訳じゃないんですけど、この監督さんて、その、アイデアや着眼点、エンタメの目利き性能、どれを取っても凄く秀でたものがあってですね(ハリー・ポッターシリーズの1作目2作目の監督を堂々と務めた人ですし)。それは認めております。
それなのに、そういった素材を物語に落とし込んだ途端に、あら不思議。激しく凡庸な作風に落ち着いてしまうというか。サプライズがない。フラッシュ・モブ的なものがない。悪い意味で、毒がない。
で、その部分が全くダメってことじゃないんですよ?手堅く纏めてる証拠でもあるので。ただ、自分はなんか非常に勿体なく感じたんですよ。普通かよ、と。今回も普通かよと。こんな美味しい素材で、このツクリか?と。
はい。ちょっと理屈っぽいですかね。黙りますね。
きっと
80年代(^^)
予告編でいいところ見せすぎ
『キング・オブ・コング』というドキュメンタリー映画がある。
1982年にドンキーコングでハイスコアを出して以来、チャンピオンの座にいる男と、その記録を破ろうと挑戦する男の物語。
はたから見れば、いい歳した大人が何をやってるのかと思いたくなるけど、当人たちは大マジメ。
『ピクセル』の登場人物達は、そんな彼らの延長線上にいる感じ。ゲームを生きがいにしていたあまり、大人になってもうだつが上がらない。A・サンドラーやケヴィン・ジェームズはこういう役ばかり演じてきただけあって、さすがのハマりっぷり。
登場するゲームキャラのチョイスも気が利いてる。中でもテトリスの使い方は上手い。
欲を言えばピコピコサウンドをもっと聞きたかったし、予告編に見せ場の殆どを詰め込んだせいか、クライマックスにもう一盛り上がり欲しかったところ。
『キング・オブ・コング』とセットで観るといいかもしれないかも。
てやんわやん
アダム・サンドラーの名があると観ずにはいられない。
コメディ俳優NO,1の彼がシリアスになる瞬間が好きなのだ。この作品ではその瞬間はなかなか見つけられないけれど、サンドラーらしさが満開だった。
ちょっと、いや、かなりひねた中年男性。「おたく」を全面に推した男性なのだ。
「古いゲームが得意な負け犬」の物語が、ある日突然グアム基地がギャラガに襲われて物語が大きく動き出す、だってギャラガに襲われるんだもの。
パックマンの場面は面白い。そうきたか。と、ニヤッと笑える。是非、パックマンとの戦いだけでも観て欲しいな。なんて言いふらしそうなくらいに気に入ってしまった。
作品全体は、そうだな「てやんわやん」な作品です。
テンポって大事。
コメディ色の強い作品って、テンポが大事だと思うんだけど、吹替え版だと余計にそこが重要になるなぁ・・・と、改めて考えさせられた。
柳沢さんは過去にも吹替えされてる映画があるし、大丈夫だと思って行ったら見事に裏切られた。彼にはハイテンションな若干トーン高めのキャラだと上手くはまるのに、今回は二の線で低いトーンで吹替えしたせいで他の声優さんと比べ浮きまくり、会話のテンポが続かない結果に。
爆笑シーンは少ないが、元ネタがわかっていたらニヤリと笑えるシーンが多く、好きな部類の映画だけに何度も繰り返すがただただテンポが残念です。
ダン・アイクロイドが出演していて、尚且つ終盤の街中でのやり取りを観ていると、これはゴースト・バスターズのオマージュでもあるんだろうなぁ。
自分はアクション映画だと期待して見てしまったので期待外れ感はあった...
ネタがわかる人には面白い
なんでそうなるの? って考えてしまう人には向いていない 本当に! ...
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