くちびるに歌をのレビュー・感想・評価
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こんなことってあるの?
ちょっとありえない重たいエピソードの山に眩暈がしました。
田舎の中学という設定なのに、おかげでリアリティがまったく失われてしまったように思いました。泣かせるためだけの設定にあざとさしか感じられませんでした。自然の映像は良かったです。
とてもいい映画でした
五島列島の景色の素晴らしさ、中学生の純粋さ、久しぶりに大人も楽しめる映画でした。批判的なコメントもありますが、自閉症や二回目の合唱シーンは原作にあるし、手紙とマイバラードの曲の素晴らしさも活かされていた佳作だと思います。人生を斜めに見ない人であれば普通に感動する名作だと思います。
良い映画だけどね
レインマンを思い出したが、自閉症を使うためだけの設定でもう少し掘り下げてほしかった。
主役はあくまでも中学生で、新垣結衣の役は別に誰が演じても大きな違いは無いと思う。
映画としては佳作だが、上映時間が長い。
高校生でなくて中学生
あまり深く考えずに何となく観たいな、と映画館へ。
大人の事情、子どもの事情、いろいろ混ざり合って、物語が進行する。いろんな伏線が折り重なって、最後は涙が止まらない。
ガッキーが出ているから観に行く!とか甘い気持ちで観に行くとケガするかな(^◇^;)
自分の15歳を思い出す
久々に清々しく泣けた映画。
悲しみじゃなくて、純に感動の涙。
大人でも子供でもなくて、それぞれの家庭事情も色々でぐちゃぐちゃな時期なのに何故か、我武者羅に全力で…未来を見てる。
夢があってもなくても、未来への期待や不安で想像が豊かな時期。
そんな事を思い出して、心が洗われました。
それに綺麗な映像。
日本にあんな清々しい場所があるなんて…あそこでお昼寝したら気持ちよさそう(笑
なめてました
評価が高いのでどんなもんかとあまり期待せずに観に行きました。
が、途中から涙が止まりませんでした。
純粋すぎるくらいな中学生が眩しかったです。
サトルくんとナヅナちゃんには泣かされます。
ぜひ多くの方に観てもらいたい作品です。
15歳の目で見た風景
合唱部のある風景を
過不足なく上手く描いていた。
合唱部だった人、
クラス対抗で合唱を歌った人、
全く合唱には触れてこなかった人、
誰が観ても、懐かしい気持ちになるだろう。
様々な事情の大人たちが出てくるが、
その描き方は15歳の目線で見た風景で描く、
それに徹することで、
合唱部員たちのひと夏の出来事が
際立っていると感じた。
原作とはまた違っていた部分もあったけど
それもまた良し。
でも、大事な部分はしっかり描かれていました。
自分は合唱に関わっていますが、
始めた頃(30年前)、こんなだったなぁと
懐かしい気持ちになりました。
素晴らしかったです
ガッキーファンはもしかして、この映画に出たことで何も得ることはなかったと思ったかもかもしれません。このヒロイン、最後近くまでイライラさせられるし。
でも、本当にいい映画になったのはガッキーと生徒たちのおかげです。
リアル生徒のたちの世代にはもちろんですが、人生を重ねた大人にこそぐっとくる映画かもしれないですね。
15歳といっても、ひとくくりにはできない。
みんな、それぞれの事情を抱えながら、15歳の今を必死に生きていることを、しみじみと思いました。
私は、夫とこの映画を見に行きました。
何も知らずに時間が合ったので見ました。
でも本当に、見て良かった。
私たちは、自閉症の息子を持っています。
途中から涙が止まりませんでした。
お父さんが、会場に自閉症の長男さんを連れていらして、でも入らずロビーで待つ。本当によくわかります。お母さん一人を会場に入れて合唱部の次男さんのステージを見せる・・・不器用なお父さんの、とても大きな愛を感じます。
そしてそのあとに起きた一見ちっぽけな奇跡・・・私たち夫婦はこの場面を忘れることはないでしょう。
ガッキーの抑えた演技と生徒さんたちをはじめとした若い俳優陣の魂のこもった演技。
それを支えるベテラン俳優陣はさすがの余裕あふれる名演。
長崎の美しい島の風景、長い間誰をも受け入れてくれていたであろう、地域に深く根ざした教会の懐の深さ。
地味かもしれません、でも様々なメッセージが込められた本当に素晴らしい映画でした。
最後のあの子を囲んで歌う場面で
なんこか、心情の変化の描き込みについて突っ込みたいところが
ありました。
が、最後のあの子を囲んで歌う場面での合唱、
ガッキーの立ち振舞だけでこの映画は合格!
久しぶりに映画で泣きました。
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