劇場公開日 2015年6月27日

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「自分を映すかがみ」きみはいい子 かえる代理人さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0自分を映すかがみ

2015年7月4日
iPhoneアプリから投稿

自分の行い、考え方を見直させてもらえた。
最初はどうしようもない親に育てられ、頼りない先生。見てて「なんで?」って勝手に怒ってた。

この映画のメインは、頼りない先生が、甥っ子さん、子供と触れ合うこと、ただ触れ合うこと。
それまでに苦悩して、苦悩して、理不尽さに逃げ出したくなり。きっと私が先生だったら、子供たちや親御さんのせいにして逃げ出していたと思う。
しかしこの先生は逃げなかった、文句は言いつつ、自分側を見た。
生徒方の笑顔を見て、自分の傲慢さ、所詮は他人を変えたがる人間で、なにを上から見てるんだと自分自身を疑った。

母に、散々迷惑かけた母に、まず、「ありがとう」と言います。

沢山の当たり前の難しさ、自分本位で考える自分に気付かされました。
出会えて良かったと思える映画が、また一つ増えました。ありがとうございました。

かえる代理人