ナショナル・ギャラリー 英国の至宝

劇場公開日:

ナショナル・ギャラリー 英国の至宝

解説

「パリ・オペラ座のすべて」などで知られるドキュメンタリー映画の巨匠フレデリック・ワイズマンが、ロンドンのトラファルガー広場にある世界最高峰の美術館ナショナル・ギャラリーの秘密に迫った一作。ダ・ビンチ、モネ、ゴッホ、ミケランジェロなど西洋美術屈指の名作がそろう同美術館で、3カ月にわたって取材を敢行。英国ロイヤルバレエ団と絵画のコラボレーションや、専門家による工夫を凝らしたギャラリートーク、斬新なアイデアに満ちたワークショップなど、来館者の知的好奇心を満たす様々なプログラムをはじめ、美術品を展示するまでの過程や高度な技術を駆使した修復作業、X線分析によって名画の下から別の絵が浮かびあがってくる様子など舞台裏も映し出し、同美術館が190年以上にわたって人々から愛され続ける理由を紐解いていく。

2014年製作/181分/フランス・アメリカ合作
原題または英題:National Gallery
配給:セテラ・インターナショナル
劇場公開日:2015年1月17日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5

(C)2014 Gallery Film LLC and Ideale Audience. All Rights Reserved.

映画レビュー

英国のプライド

2024年12月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 200年以上の歴史を誇るイギリスの美術館・ナショナルギャラリーを捉えたドキュメンタリー作品です。British Gallery ではなく、National Gallery と名乗っている所に英国のプライドを感じますよね。僕は、美術的な素養など全くないので、収蔵品の様々な絵画を紹介する様な作品だったら退屈しそうだなぁ と心配したのですが、いやいや、監督が追っているのは絵画よりもむしろここで働く人々でした。  登場する学芸員一人一人が、 まあ、究極のオタクの様な人ばかりなのです。絵の事を語り出したら止まらず、また、言葉の端々に英国人らしい高いプライドが感じられ、それぞれの個性が面白かったです。でも、同じ様に絵の事を語っても面白い話の人も退屈な話の人も居て、自分の感動を伝える事の難しさを思わぬ所で感じてしまいました。  展示会の準備や片づけ、神経を使う修復作業やそれに関する最新技術の紹介も興味深かったです。ちなみに、僕自身はナショナル・ギャラリーよりは大英自然史博物館に一度は行って1週間くらい通いたいです。  2015/06/18 劇場鑑賞

コメントする (0件)
共感した! 0件)
La Strada

5.0完璧なプロモーション映画でした。

2024年8月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

とにかく絵を見せてくれた。 学芸員が一枚ずつ、歴史的、芸術的、科学的、資料的、修復方法など様々な観点からみなさましゃべるしゃべる。 5分ほどのエピソードの嵐。 すっごく面白くてひとつも見逃せない3時間。 もう脳みそパンパンですよ。 最後の方は「あと何枚ですか?」と聞きたくなった。 おしり痛かった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
zoumyao

3.0絵画の見方

2020年8月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

宗教画とかそこらへんの時代の絵画が多くて、あんまり興味ないかもななんて思ってたのが逆に、見るポイントや気の持ちようを教えてもらったおかげで、次からはこういう絵も想像力膨らませて面白く見られそう。 キャンペーン運営や資金の話だとか、鑑賞者側が知り得ないようなミーティングまでチラ見できて、見せる側の意図と見る側の意思のギャップを埋めるってのも大変そうです。 ちょっと長かったので、家で流し見で丁度良かった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
chibirock

2.0美術館に3時間、居られますか…?

2019年8月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

寝られる

ドキュメンタリーの巨匠フレデリック・ワイズマンが、世界最高峰と言われる美術館“ナショナル・ギャラリー”に密着。 映像化を熱望したという、3時間の大作! 美術品の数々、その修復や研究に携わる学芸員たち、知られざる美術館の秘密や仕事は興味深い。 が、長い長い長い! 学芸員による美術品の説明的な話が延々延々と続き、似たようなシーンが延々延々と。 滅多に見られない名美術館の内幕だけ特別感あるだけで、作品自体は散々言われてるようにNHKのドキュメンタリー番組のよう。 さすがに退屈。睡魔も…。 美術や芸術に精通してる人には3時間でも足りないくらいなのだろうが、つくづく自分には芸術的価値観は無いようで…。 行く事は無いであろう名美術館に行った雰囲気だけでも感じられたら…。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
近大