天空の蜂のレビュー・感想・評価
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自分の生き方
この映画は原発について考えさせられたり、政府の闇の部分を再確認できたりと多様なメッセージがあると思うが私が一番感じたことは人の生き方、生涯についてである。この映画に描かれているような国に従う者、抗う者がいるようにそれはその人自身が決めた生き方であり道である。生きていくうえで何と向き合い何に重きをおくかを考え、自分にとってそれが正しいという道を行く。そこにはその人自身が経験した過去の出来事が多く絡むわけであり、それを踏まえ判断し自分の将来を紡ぎだすのである。映画で散々政府の闇をみせられるわけだが、それでも終盤ある登場人物は政府の犬として奔走している。自分の人生でどんな生き方が正解な生き方なのかは自分でしかわからない。だから自分なりに良い人生を思い描きそれに向けて頑張ろうぜ!!
公務員勉強がんばろ
惜しい!もっといい映画になったはず
あまり期待していなかったが、ストーリーは意外とちゃんとしてて面白かった。さすが東野圭吾。
でも、細かい演出とかで納得いかないところが目立った。あの人とこの人が実はつながってた!ってシーンはかなり重要なはずだが、そのやりとりがあっさりしすぎ。これで犯罪に手を貸すわけ?って感じがした。
あとはラスト。たぶん原作にない部分だと思うが(原作は未読)、下手に家族愛とか国家愛?みたいなものを描かなくてもよかった気がする。
犯行に至る動機が分かりづらい
江口さんの熱すぎる演技と本木さんの冷静過ぎる演技が何となくワザとらしく感じ、犯行に至る経緯や意図が分かりづらかった。江口さんの奥さん役の女優さんを知らなかった事もあり(スミマセン)、出来れば(自分が)知っている人が良かった。また仲間由紀恵さんの配役が勿体無く感じたのは自分だけでしょうか?それと若い刑事は可哀想でしたが、綾野剛さんの演技は秀逸でした。
堤幸彦による再構成はおもしろい!
映画を見たときは原作未読です。
およそ2時間半?の中で、原作のエッセンスをうまく抽出して、再構成して、きれいにまとめあげた印象。
一言で表すと、「おもしろい!」に尽きます。
堤幸彦監督ならではの細かな演出、脇役のクセのあるキャラ付け、ミステリー要素、社会的メッセージなど、娯楽好き・ミステリー好き・社会派好きなら楽しめる要素が盛りだくさんだと思います。
私も原発に関しては、無知なひとり。
序盤で原発の説明や議論が交わされているときは、全く意味がわかりませんでした。
わりとスピーディーに展開が進むので、自分の理解力が及ばない場面もありましたが、豪華俳優陣のすばらしい演技力のおかけで大筋は理解できました。
何かのインタビューで江口洋介さんが、「開始5分からずっとピンチ!」と話していましたが、まさにその通り。湯原の息子の救出シーンは絶妙なリアリティが満載だったので、まさに手に汗握りました。
終始夢中になることができ、衝撃の展開に非常に引き込まれた映画です。まだご覧になっていない方は、ぜひ劇場で楽しんでください。
映画鑑賞後、原作を購入し、ただいま読んでいる真っ最中です。
映画と原作で相違点があることに多少驚きながらも、映画は映画でうまくきれいに収められているなと感じました。
予期が現実になる恐怖。
東野圭吾原作の社会派サスペンス。1995年原作発表当時はまさか
今のような反原発運動もなく、どころか大きな関心すら持たれて
いなかったのだろうことを考えると、まるで予期したかのような
展開は凄いよなとただただ驚いてしまった。3.11が起きて以降は
原発への関心は高まるばかりだが、クリーンで安価な電気が安全
に供給されるのが当たり前だと思っていた国民に突き付けられた
大問題は、本当はもっと以前から提起されていて当然だったのだ
と今作で改めて思った。そんな意味では非常にタイムリーな作品。
ただ内容は緊張感溢れるサスペンスアクションで構成されており
大作映画に相応しいエンターテインメントに豪華俳優陣が犇めき、
前半と後半で話は大きく変わる。前半はヘリ設計技師の息子搭乗
のまま原子炉上空へ上がってしまったヘリからの救出作戦が主で、
無事に救出された後の後半は犯人の見えない動機の真相へ一気に
加速する。ストーリーは緊張感を保ち続け、ヘリも上がったまま、
を考えるとさすが堤監督という感じなのだが、けっこうなグロさ
を目の当たりにする光景が多く昔のパニック映画そのものという
感じを受けた。多くの豪華キャストが登場するが、話の軸は江口
と元木の対決になるので、え?それだけ?と思う短い出演時間の
俳優も多い。残された時間内で巨大ヘリをどう始末するかという
恐ろしい展開をよそにまるで他人事のように振舞う国家のド偉い
さんたちの描き方が巧すぎて腹が立った。結局どこに責任を押し
つけるかという、事故当時も確かにそうだったよなと思うばかり。
アツイ男を演じ切った江口も似合っていたが、哀しみを湛えた男
を一筋縄で理解させないよう演じたモっくんの演技は胸に堪える。
(救う価値があるのかと問われたらもちろんだと胸を張りたいよね)
今だからこその実写化
ストーリー、臨場感、メッセージ性、この3要素が素晴らしかった。ストーリーはさすがは東野圭吾。原作未読だが、登場人物それぞれの筋が通っていてスッキリする。臨場感は、場面数こそ多くないものの、特に救助シーンは圧巻だった。個人的には、所長が原発に留まるシーンも好き。またメッセージ性については、このご時世だからこそ、原発というテーマが非常にセンセーショナル。今だからこそ、実写化して良かったのではないだろうか。
堤幸彦が真摯に社会派エンターテイメント作品を撮った
ギャグや小ネタ等の作家性を封じて、スリリングで手に汗握るサスペンスを良く作ったと思いました。前半のヘリからの子供救出劇なんて劇場で見ないと楽しめないような迫力。後半のミステリーとしての要素も、シリアスながらもそれぞれのキャラクターの行動理念となる動機に現実味があり、説得力があり、楽しめました。
主題歌も非常に惹きつけられて、映画にピッタリですし、単なる娯楽としても楽しめるし社会派作品が好きな人にもオススメ出来る大作だ思います
うーん
時間調整でこの映画を観ました。
原作既読でした。
頑張って作ったのは分かりますが
思った通りのザ日本映画で、物足りない
し圧倒されるものを私は感じなかった。
BS辺りで作るドラマでもよかったのでは
と感じました。
所詮、日本映画だった
原作を1日で読み上げ、とても面白かった。それが映画化されたと聞き、公開と同時に観に行った。今まで、この作品は映画化は難しいだろうと言われていたがついに…、みたいな前振りだったが、結論は駄作。原作にはない家族の絡みみたいな、余計なものまでつけて。
原作を福島原発の事故後に読んだ。あの事故から4年、何もなかったかの...
原作を福島原発の事故後に読んだ。あの事故から4年、何もなかったかのように、原発再稼動が進められようとしている。所々立ち止まって、考えていかなくてはならない問題を提起する作品である。
時間を感じなかった。
原作が1997年ですが、現代の問題でしたね。
1997年当時に本当に原発が止まる日が来るとは予想もしないで書かれたことでしょう。
ビッグAから息子さんを救出するときに、上空から落ちそうになる瞬間や、フックをかけるとき...映画と思いながらもどきどきしました。
本木さんが演じる三島の気持ちの変化が辛かったかな。
最後 送信されることがなかったメール。
えっ!そんな~と声出しそうでした。
綾野剛さんのシーンは、思わず声が出てしまうくらい痛かった。
それにしても彼は本当に良い役者さんですね~
最後現代のその当時の少年(向井理)のシーンは、脚本家への東野さんからのリクエストだったそうですが、あれも良かったと思います。
堤監督の出身へのこだわり?
刑事役の名古屋弁は、ちょっと緊張を和らげるアクセントになったと思います。
見ていて飽きる時間が全くない映画でした。
天空の蜂とてもよかったです
原発のことだけではなく世の中の仕組みを
本当に考えさせられる映画でした。
東日本大震災により原発につて日本国民が
改めて考えたと思います。
いろいろな人の利権が絡み大変だと思いますが
もう出来てしまった原発をどうこれから使い切るかが
課題だと思います。
親子・夫婦・恋人同士の愛情や人間関係や人の思いなど
全て盛り込まれ考えさせられる映画でした
ラストが やっぱり何処の国も・・・って思いました。(苦笑)
でも日本に生まれて好きなことネットで言っても
抹殺されないので平和な国だなってつくづく思いました。
原発にミサイルを撃ち込まれたら
日本は滅びるって改めて実感しました。
誰が日本を守ってくれるんだろう?
とりとめのない感想を書いてしまいましたが
いい映画ですので見てください。
日本の原発を考えさせられる作品
原作を読んでいないけれど東野作品は見たくて鑑賞しました。原発反対派のしくんだ巨大へりの爆発予告まで8時間、巨大ヘリの設計者と犯人との駆け引き、息子もからみ、どんどん作品に引っ張られていく。昔にかかれた原作も凄いが、東日本震災の件もあり、今、原発を続けるのは良い事なのか考えさせられる作品でした。
観なければならない映画
是非観てほしいです。
原発が本当に必要なのか、そうでないのかを改めて考えさせられる映画でした。
時代背景が昭和だということもあり、なかなか人物の気持ちに入り込むのは大変でしたが、最後の方は口を開けて見ていました。久しぶりに素晴らしい邦画でした。
江口さんと本木さん2人の演技が熱い!!
とにかく 江口さんと本木さんの父親役が熱い!2人の演技が凄かったです。原作は読んでいないのですが、多分原作は 他の出演者ももっと詳しく描かれていたのでしょうか?
でも 江口さんと本木さんを中心にして進むストーリー展開は良かった思います。
あの2人の父親の息子に対する思いがずーんと心に染み入ります。
原発問題も提起していて 考えさせられます。
自衛隊員役で仮面ライダービースト役の永瀬さんと仮面ライダーナイト役の松田さんが出ていました。出番は少ないのですが かなりおいしい役で特撮ヒーローファンの私は 思わず嬉しくなりました
私は綾野君のファンです。悪役の綾野君を観るのは初めてで、彼
いい味だしてました。
原作は読まずに鑑賞しました。 テーマが原発で、ちょっと難しい感じに...
原作は読まずに鑑賞しました。
テーマが原発で、ちょっと難しい感じになるのかなと思いましたが、特に知識がなくてもわかるようになっていると思います。
ちょっとグロい描写があるのを知らずに見たもので、びっくりしましたが,,,
そしてやはり江口さんと元木さんの演技がすさまじいな、と。
若手が台頭する中、やっぱ存在感のある主役級ここにあり!って感じでした。
最後まで見ると、なんだか原発に関してぼんやりと考えてました。
問題提起の効果、すごいありました。
(頭の悪そうなコメントでごめんなさい
20年前の原作でも現在にガツんと古びない作品
文庫でも分厚い20年前の原作なのに、現在に原発問題や隠ぺいなど今でも響く問題をベースに、堤監督らしい展開と2時間30分ぎっしりいろいろな展開もあって大満足な作品でした。
まだまだ、原発問題は風化させてはいけないと、改めて感じる作品でした。
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