百円の恋のレビュー・感想・評価
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負けても負けても起き上がる
安藤サクラが、ボクシングに没入していく様はリアリティがあった。すごい練習したんだろうな。本物さながらだった。
倒れても倒れても立ち上がる様は、胸が熱くなった。
コンビニ店員最低。新井浩文もなんだかひどい男である。
安藤サクラがリングに向かう姿かっこよかった。
タイトルなし(ネタバレ)
正直最後のシーンは一子が狩野に泣きながら手を引かれていくんじゃなくて一発殴って欲しかったその方がすっきりする。安藤サクラの役作りが徹底していてとても良かったです。
百円の恋
期待しすぎたかな
安藤サクラさん主演で、楽しみにしていた本作。
ようやく観られたのだけれど、期待しすぎたかな。
というのが正直なところ。
サクラさんの役作りは文句なしの★5個なんですが
お話の流れとしてはそんなに感動することも、共感
出来る部分もなくて、、、
とにかく登場人物がみんな暗い。
明るくスッキリした人が1人もいないのがびっくり。
強いて言うならば、ジムのコーチみたいなお兄さん
は唯一爽やかな雰囲気はあったかな。
もともとボクシングが好きな事もあって
観ていて楽しめたけれど、やっぱりあれを役でしっ
かり演じてしまうサクラさんはすごい。女優さんっ
てすごいなー。
1時間10分後くらいから面白くなったけど、それま
では観ていても正直疲れてしまう内容。
主人公の一子ちゃんが、自分自身でボクシングを
通して、自分を変えていく様は見ていてカッコよく
てそこは好き。
しかしなんで、新井さん扮する狩野に恋をしたのか
それが謎。。。だから百円なの?恋のお値段?
恋に値段つけられるなんて、たまったもんじゃない
わ〜。
大好きな映画です
前から気になっていた作品
ようやく見れた
安藤サクラは普段でもああいう感じらしいからもしくは単純に演技がめちゃくちゃ上手いのか、演技に無理がないというかすごいしっくりきた
32にもなって親のスネを齧っている人間がボクシングを見て、試合が終わったら肩を叩き合ったりするのが良いって思えるのはそもそもの心根はあったんだろうな
人が変わろうと努力してる人間の姿は他の漫画とかでも見るたび思うけどやはり心を動かされるね
途中でアレ?映画の内容変わってね?と思ったけど全然よかった
あの映画の世界観が好きすぎる
真っ暗な部屋でビールにタバコ吸いながら見るのに一番適している映画
年に2回は観たい いややっぱり1回で良いな
とにかくめちゃくちゃおもしろかった
大好きな映画です
安藤サクラの演技力が圧巻。
ストーリーは正直微妙・・・。
というか、ダメ男に固執する恵まれない女の話、という何とも言えない物語感じ。
謎のレイプシーンも別になくてもいいと思ったし。
でも、ラストのボクシングのシーンなど、安藤サクラの演技力によって、
感情的凄く引き込まれました。
安藤サクラさんが凄かった!
主演・安藤サクラの役者魂!
恋ではなく自立
ニート女性が実家を追い出されて一人暮らしとバイトを始め、ボクシングと出会うという物語。
本作のキモは安藤サクラの変わりよう。実家に寄生し、だらしない生活をしていた一子が、ボクシングにのめり込んでいく。最初はやる気のなさそうな、腰の入っていないパンチだったのが、徐々に鋭く速いパンチになっていくのがかっこよかった。変わるのはボクシングだけでなく、体型や心持ちも。そして迎えた初試合。ほぼめった打ちで、最後、意地の一発はあったがボロ負けしてしまうところに現実の厳しさを感じた。でもそれでいい。スポーツ映画ではないのだから。
百円の恋と題されているが、観ているとテーマが恋とは思えなかった。いや、恋はしているのだが、一子が今の自分を変えようともがきあがいて人生を切り開こうとした物語だった。そういう意味でとても感動した。
【無為な生活を送る三十路女性が《小さなきっかけ》で”精一杯生きて、勝つ!”と決意し、実行する姿に勇気を貰った作品。】
■今作の魅力
・傑作と呼ばれるボクシング映画の多くは主人公が”何かを背負って”戦いに挑み、そして、最終的には勝利する” と言う”王道パターン”が万民の心を捉えるからだと思っている。
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が、今作の主人公”いちこ 32歳”(安藤サクラ)は”何かを背負っている”訳ではない。
<未観賞の方は以下ネタバレあります。>
◆”いちこ”がボクシングを始めた《小さなきっかけ》
・妹(早織)が幼子を抱え、実家に戻って来たために起こった些細な揉め事がきっかけで”初めて”実家を出る事に・・。
・隣にはボクシングジムがあり、ボクサー”バナナマン”狩野(新井浩文:矢張り良い役者である。きちんと罪を償い、スクリーンに戻ってくる日を待っている・・。)に惚れ、同居。
・”100円ショップで働く”こうなっちゃいけない人々”&”廃棄焼うどんおばさん”(根岸季衣)との不思議な交流。
・”男なら豆腐、女ならなお豆腐”という絶妙な登り旗を掲げて、リヤカーで豆腐を売るお姉さんに狩野が走ってしまい、再会した時の”一生懸命な奴って、苦手なんだわ・・。”という言葉を聞き・・。
ー 足立紳さんの脚本が、素晴らしいのである。
(勿論、俳優さんも素晴らしいのだが・・)ー
■そして、”いちこ”は覚悟を決め、試合に臨んでいく。
ーここからの”高揚感”は実に素晴らしい。
そして、イチコを演じる安藤サクラさんの独壇場になっていく。(脳内ではイチコ=安藤サクラ状態である。)
モシャモシャの髪の毛を自分で切り、シェイプアップされた身体とシャープな数々の動きに魅入られる。
凄い勢いで、ドンドン画面に引き込まれる・・。ー
<試合後、相手の所によろよろと歩みより、肩を抱き、”ありがとう・・、ありがとう・・”と何度も口にするシーンと、その光景を見つめる様々な年齢の女性観客たちの顔も良い。(勇気、もらうよなあ・・)
泣きながら、”勝ちたかったよ・・”と何度も繰り返す”いちこ”に狩野は”最高だからなあ、勝利の味っていうのは・・・”と声を掛けながら、二人で体育館の階段を下りていくシーンもじんわりと良い。
”邦画ボクシング映画の金字塔”の一本だと、思います。>
「生きる」ということに目覚めることを描いた映画
市子が一人暮らしを始めてから、いろんな出来事の中で多くの感情が生まれてきて、それが「勝ちたい」ということに集約される。最期の試合にすべてを賭ける意気込みと執念に、家族と元恋人の心が揺さぶられるのがすごくよく描かれていた。自分自身も今まで見てきた映画の中で一番心を揺さぶられた映画だった。「生きる」ということに目覚めることを描いた映画だと思う。脚本も映画監督もそして、役者の方々も素晴らしいです。このような映画をつくってくれてありがとうございました。
100円程度の女
自堕落な生活を実家で送っていた一子が、ある日一人暮らしを始めて、恋もしたり色んな体験をして最終的にボクシングを通して成長する話。
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この映画わりと現実味がある。キモイおっさんに襲われたって誰も助けに来てくれないし、せっかく恋した男にはすぐ裏切られるし、ボクシング未経験で始めた30代女がめちゃくちゃ活躍できるわけもなく。
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人生良いことより悪いことのが多いきがするけど、この映画の最後みたいな小さな幸せのために生きてるんだろうな。
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一子が試合の直前に「どうせ私は100円程度の女だから」って言うセリフがあるんだけど、それがすごい良かった。言葉は卑屈なんだけど、全然そういう風に聞こえなくてなんかかっこよかった。
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こうやって見るとやっぱ新井浩文かっこいいよな〜!相変わらずクズだけど!.
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女優魂
キネマ旬報の賞を獲った作品
キネマ旬報の表彰式で安藤さくらさんが受賞した、この映画を思い出し観たら、無気力だった人間が1つのことに夢中になる姿は素晴らしい演技でした。えっ?と思うところもありましたが、観た後に前向きになれる作品でした。受賞しただけある。
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