ターゲット

主人公（ビル・ナイ）は名門の殺し屋で凄腕、ギャングから金を奪った女詐欺師（エミリー・ブラント）を殺すよう頼まれた。
ギャングのボスは念のため、部下にも同じような指示をしていた。
主人公が女を殺そうとした時、別の男が女を狙っていたので、思わずその男を殺し、結果的に女を助けてしまう。
たまたまそこに居合わせた運の悪い青年（ルパート・グリント）と三人で逃げることに。
元ネタはフランスらしいが、イギリスらしく粋に笑わせてくれる。

お気に入りのルパート・グリント君とマーティン・フリーマンさんが観たくて鑑賞。
紳士でおちゃめなビル・ナイ様も好き。
この作品、キャストを観ているだけでもなかなか楽しめましたね～。

ビル・ナイとエミリー・ブラントという珍しい組み合わせなので鑑賞してみる・・。ご両人、普段のイメージとは全く違う役柄で・・それはそれで珍しいから良いのですが・・内容はねぇ・・インスタントに創った感じ・・。「キングスマン」の劣化版・・。

爆発的な破天荒さや、ハチャメチャなコメディではなく、抑えた演出。殺し屋ビル・ナイが盗人エミリー・ブラントに振り回されながらも、次第に互いに惹かれ合うラブコメディ。スローなテンポのため、どうしても盛り上がりに欠けてしまう。