きっと、星のせいじゃない。のレビュー・感想・評価
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アンセル・エルゴートの魅力120%‼︎
難病の青春恋愛物なんて絶対、悲しすぎるでしょ!
と思って観に行ったら… やはり悲しすぎ!
限られた時間の中で精一杯生きる二人は、とても清々しく新鮮。普段時間をいかに無駄に過ごしているかを考えさせられました。
『(500)日のサマー』の脚本家だけあって、iMessageを取り入れるなど、若者の恋愛の描き方がリアルで上手、今旬のアンセル・エルゴートの魅力を120%引き出している作品。
意外なストーリー展開
ガンを患う女の子を中心としたお涙頂戴のお話だと思ってたら、途中からの夢物語を壊すストーリー展開に泣けます。随所に現実はこんなもの…と言わんばかりのエピソードにリアルを感じます。
また10代、20代の癌患者とその家族のありかたなど、考えさせられることが多く素敵な映画だったと思います。
各キャラクターが愛おしく、物語にすっと入れたのも非常によかった。
タイトル「きっと星のせいじゃない」の意味が映画を見てもピンとこなかったのですが、原題(The Fault in Our Stars)は、シェークスピアの台詞を引用しその意味を逆にしたとやらで、つまりガンは私たちのせいじゃない。これが運命。という意味につながるみたいです。
クリスマスツリーみたいだったとガスが言った。(ネタバレするから見ないで)
何気ない日常が幸せなんだと教えられた。
ガスは18歳で死んだ。
まさかガスが死ぬとは思わなかった。
だってこのての映画って普通は主人公が死ぬでしょう?
2人とも病気って事を除けばそこらにいる若者と変わらない。
恋に落ちたら愛し合う。
この2人には未来がなかった。
だけど諦めているということは全くなかったしグレてもいなかった。
未来がないならないなりに精一杯生きた。
暗い映画ではなかったから楽しんで見ることが出来た。
ガスとヘイゼルの勇気と深い深い愛情に乾杯。
後半。。涙で顔がぐしゃぐしゃ。゚(゚´Д`゚)゚。
今日、観てきました♪
まずは。。ただの「お涙ちょうだい」な難病ものではないということです。
なるべくネタバレはしたくないので、感じたことだけを書きたいと思います。
予告編などから、「がん患者」の恋愛映画というのはわかります。
なので、真摯に向き合ってますが、決して暗い感じではなくて
「死」と向き合うことで、今を精一杯生きたいという希望に満ちあふれた作品だと思いました。
そして、普通に十代で経験するであろう驚きや恋の切なさ。
ワクワク感などの描写に、ドキドキさせられます。
思わず。。今、自分の好きな女の子って誰だろう?と頭の中で
想像しちゃいますし。。恋したくなる映画ですね。
とても、繊細でピュアながらも、やはり。。どうしても「不治の病」に侵されてるので、子供なのに。。達観せざるを得ない状況なども含めて
切ない気持ちにもなるのですけど。。
出てくる登場人物が、それぞれを思いやってるので痛いほど気持ちが伝わってきます。。
自分が、病気だから迷惑かけたくないし。。将来の約束も出来ないから
これ以上は。。相手の気持ちに応えたくても応えれない。。
でも・・好き。
そんなやるせない気持ちの葛藤がスクリーンから溢れてきます。
役者さんの演技が素晴らしいです!!
ただ・・やはり後半は「涙」で顔がぐしゃぐしゃになってしまいます
。゚(゚´Д`゚)゚。
どこで・・泣き止めばいいのかわからないくらいにぐしゃぐしゃになります。。
でも・・ラストは綺麗に終わってくれるので
映画館から出るときは、とても清々しくて。。「恋」したいなぁ~って気持ちにさせられましたね♪
今の時間を精一杯生きる輝き。。そして希望。
そんなものをいっぱいもらえた素敵な映画でした♪
わかりやすく、セツナイ。
病気ものにありがちな
泣かせてやるの押しつけは薄まっているので
後半につれてやっぱりな展開も
さらさらと泣けてセツナイ。
所々突っ込みどころはありますが
概ね好感触を得そうな作品。
ウィレム=デフォーは
嫌な役がお似合いで素敵☆☆
きっと、運命のせいじゃない
とっても美しい映画なのだった。金言がたくさん。たくさん語ってるのに、行間が無限に広がってて、なんというかそれはユニバースだ。タイトルがさりげなさすぎて泣けてくる。てか泣いた
。
バグ
映画業界お得意の病気もの。
初めの十数分はとんでもない糞映画掴まされたかな?と思ってしまったが、小説家に会いに行こうとする流れあたりから映画として面白くなっていった。
演技も、みんな健康的な体型や顔色をしている点に目をつぶることさえできれば、とても良かったと思う。
自分も思わず泣きそうになったシーンでは、周りの観客はみんな号泣してたし。
病気系の映画では出色の出来ではないでしょうか。
それよりも、出てることを知らなかったがウィレム・デフォーの冷遇が一番気になった(笑)
素敵な映画でした
期待どおりの素敵な映画でした。
ガン患者の考え方、それをサポートする家族たち。考えさせられる映画です。
自分の考えと違うストーリー展開に、えっそっちなの?と驚きもありました。
糞な作家もいい意味でアクセントになってたんだと最後に理解できました。(笑)
ネタバレになりますので、詳しくは書きませんが、素直に泣ける映画だと思います。
まさかガスだとは・・・・
若い二人が出会い、恋に落ち、逃れられない別れを迎える、常道ラヴストーリー。
それが涙の押し売りに感じないのは、二人や周りの大人が現実を受け入れることに前向きだからだ。
ガスの死を迎えるまで、ヘイゼルの取り乱さない行動が切なくってしかたがない。
逃れきれない現実を、懸命に受けとめている姿が愛おしい。
ガスが、「メタファ」だといって火のついてない煙草を口にする。
はじめは、おふざけかカッコつけのポーズかと思っていた。
病が再発したガスは、自分で抗しきれない事態になってはじめて、ヘイゼルにさえ見せなかった弱さを晒す。
それまでの陽気さは、気を張って無理につくっていた虚勢だったのだ。
だけどヘイゼルは(もちろん僕も)、それを攻めるどころか、それまで「陽気なガス」を演じてくれていた勇気に感謝するのだ。
メタファは、つまり、自分への暗示・まじない。それをルーチンにすることで自分をコントロールできていた彼の苦悩が、まざまざと胸にせまってくる。
書きながらふと思った。
あのくそ作家には、酒浸りになってしまった辛い過去(子供が絡んでいる)がある。
酒を飲むことで逃げていた。そんな、人に会わず外出もしなかった彼がガスの葬式に来た。
ヘイゼルには、場にそぐわない無神経な奴に見えたろうが、僕にはあの場にいることの彼の勇気を感じずにはいられなかった。
たぶんあのとき、彼が手にしたボトルには、酒は入っていなかったのかもしれない。
「酒を飲んでいる」というジェスチャーが、彼なりのメタファなのではないかと想像した。
湿っぽくないのがいい。でも泣く
難病ものです。予告からそれはわかっていたのですが、ありきたりではない気がしたので観てみました。
ダサくなりがちな難病×青春の物語が、現代的なユーモアを交えつつ、シニカルにピュアに誠実に描かれており、、、
泣くしかなかったです。
脚本がいいのだとおもいます。
最初の泣きは、ママがアムステルダムに行きたいと言うヘイゼルに、お金が無いから無理よというところ。ママだってお金があれば叶えてあげたいよね、でも治療が高額っぽいもんね、と想像してうるうる。ヘイゼルは賢い子だから、そりゃそうだと一旦はすぐに諦める。ここも切ない。
別の物語での一節ですが、難病と付き合う子どもは、厳しい治療が子供らしくすることを許さないから、とても物分かりが良くなってしまう、ということが思い起こされ、切なくなったのです。
結局、ガスや両親の計らいでアムステルダム旅行は叶い、意地悪な作家との、対決を経て、アンネの家で、ガスの思いを受け入れることにしたヘイゼル。
館内ナレーションの様に流れていたアンネの日記の一節が、ヘイゼルの気持ちを変化させるメタファーなんだと思います。が、必死で階段を上る姿にハラハラして、字幕に集中できず。
いつか見直したいです。
アンネの家から、初体験の夜。幸せそうでした。ポジティブ男のガスも、やはり失った足を見られる事にはナーバスになっていました。でも素晴らしい夜だったことでしょう。お母さんがどんな気持ちで帰らない娘を思っていたかがすこーし気にはなりました。
死ぬフラグがたってる恋物語は白けるのが多いのですが、たまーにツボにハマるパターンがあって、この映画はまさにそれです。他にも17歳のエンディングノートが最近ではツボでした。
もちろん都合よくかっこいい男子に簡単に出会えへんよ、とか、ヘイゼルくらい美人やったらそりゃーさ、とか思わない訳ではない。
でも、病気をコンプレックスと捉えれば、とても普遍的な肯定の物語となります。
自信のない自分を互いにさらけ出し、それが受け入れられた喜びの一部始終。恋の喜びとは、肯定の喜びですよね。怖れはその反対です。
この映画でのそれがストレートに私の胸に響き、滂沱の涙となったのです。
最高の夜が明けた朝、ガスは告白します。がんの再発を。そこからの戦いも誠実でみっともなくて、リアルでした。
生前葬での弔辞、よかったです。
集中治療室には入れず、電話で知るガスの死。ここが一番リアルですよね。仰々しいお別れはふつうの10代はできないものね。
原作読みたいです。
お母さんとお父さんもよかった。
ヘイゼルが死んだ後のことを話し合っていましたが、先に死ぬ人はそれを知って旅立ちたいかもなって思いました。
失ったことは悲しいけど、出会って、愛せてよかった。
そういえる何かを私も見つけたい。
泣いた泣いた
友達のいなかった主人公ヘイゼルと、自分が患っている病気を隠していたオーガスタス。
二人が惹かれあっていくところ、また、愛情にすごく感動しました。
涙を流さずには見られない作品!
期待しすぎたかな…?
レビューを読んで絶賛するのが多かったので期待しすぎていたせいか、少し物足りなく感じてしまいました。
2時間しかないせいか、途中のシーンからエンディングまでが淡々としているような…。
けれど泣けるシーンはあったし、病気を抱えながらも恋人同士で頑張って前向きで生きている、愛するという事について考えさせられた映画でもありました。役者さんもとても良いので、ストーリーが淡々としている所以外は好きでした。
手堅い展開の中に複数の小さな驚きを盛り込んだ作品。
難病×青春。
そこから想起される幾つかの展開。
その展開を手堅く踏みつつ新鮮な部分も。
型を維持しつつ、部分部分で型を破る。
安心して観れると同時に小さな驚きが楽しめる作りが良かったです。
特に終盤の展開。
状況が激変する中で小さな驚きの畳み掛け。
ガスの様子を独り言ちるヘイゼル。
様々な感情が混在した短い台詞にグッときました。
終盤はヘイゼルの心情を語る台詞、とても印象的でした。
惜しむらくは隠しきれない御都合主義。
難病患者を抱える家庭が避けては通れない金銭面での、時間面での苦労。
一部触れてある所はありましたが全体的に不自由さは然程感じられず。
話の現実感を下げていた点は残念でした。
また中盤に描かれる記念館での遣り取り。
結果的にはイイ話ぽく纏められていましたが……イイ話要素は皆無。
特に計画性も無く場を設定した或る人物が最低最悪。
良い人ぽく描いてますが全ての行動が無神経で無計画。
上から「頑張って」と励ます姿には虫唾が走りました。
あと周りの観光客の振る舞いも違和感しかなく。
あの場面丸ごと無くても問題ないと思った程でした。
手堅い展開の中に複数の小さな驚きを盛り込んだ本作。
期待感高めで観ると肩透かしを喰う可能性がありますが。
過剰な愁嘆場等もなく安心して観れる作品だと思います。
オススメです。
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