サスペクト　哀しき容疑者

　脱北者のドンチョルは、運転代行をしながら、彼の妻子の殺した敵を探していた。そんな彼の庇護者であるパク会長が暗殺され、ドンチョルは容疑者として追われることになる。対北情報局の命令で彼を追うのは、過去にドンチョルと因縁のあるセフン大佐だったが。
　有能な工作員だったドンチョルが、なぜ脱北したのか。そしてなぜはめられたのか。事件の背後にある陰謀と真相。不安定なカメラワークと、体を張った格闘戦とカーアクション。そして追われながら追うドンチョルと、セフンの正義と痛快な結末。見どころ満載で、楽しめました。最後、扉の向こうの男どもが可哀想。

ストーリー、俳優陣はいいが、カーチェイス、アクションシーンが多すぎる。

狭い部屋で外からスナイパーに狙われる。
部屋の中にも、敵さん。

そこは当たらない！
ある意味死なない前提で、敵さんの黒幕も
ある程度分かった上での、構成。

あらすじを見た上での鑑賞に近い
ハラハラ感は薄い。

狭い部屋で動き回る感じは、
全編に通じていて、そういうジャンルのアクション映画？
なのかなと思うほど。

復讐のモチベーションは何かを維持するには
最強の媒介なのだと思える一作。

悪くはない、疲れた時に観るといい映画。

格闘シーン、カーアクション全てが早過ぎて迫力あるけど、若干見にくいほど。ストーリーは冒頭から悪の正体が分かっているので単純明快で、元記者や大佐が展開を補足していく。脱北者のその後の生活不安や、麦の品種改良など社会的着眼点も良かった。