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映画「うみやまあひだ 伊勢神宮の森から響くメッセージ」 うみやまあひだ 伊勢神宮の森から響くメッセージ
劇場公開日 2015年4月24日
解説
10年にわたって伊勢神宮を撮り続けてきた写真家・宮澤正明が、太古の昔から森や海と共生を続けてきた日本人の心に迫ったドキュメンタリー。神宮の神域林、木曽の大檜林、白神山地といった日本各地の深山幽谷へ足を踏み入れ、宮大工棟梁や漁師、科学者など各分野の専門家にインタビューを敢行。さらに建築家の隈研吾やタレント・映画監督の北野武に宇宙観を聞くなど、様々なアプローチで人と自然の共生について考察し、現代日本人が失いつつあるアイデンティティーを再発見していく。
2014年製作/79分/日本
配給:ソニー“Livespire”、ジェネレーション・イレブン・ピクチャーズ
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伊勢神宮の荘厳な映像と、自然との共生を語るドキュメンタリー。
森林の発する高周波ヒーリング効果や、フルボ酸の効果、海岸の大切さ等の話もあるが、
自分が古代・自然・宇宙と繋がる感覚がする。
日毎、年毎、20年毎、繰り返し行なわれる祭事、一糸乱れぬ玉砂利の音…
森林のひんやりした湿度、木漏れ日、鳥のさえずり、瀬音…。
この自然と海山を、残していけるのか。
私達には、次の世代への責任がある。
隣のスクリーンではドンパチやっている映画館だが、浄められた気分で帰ってきた。
2015年6月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
文化、文明の発展で忘れてしまったもの。
それは、森、海、自然。
伊勢神宮、昔の日本は分かっていたのに。
今、日本はそれを再発見する時代にある。
5年後のオリンピックではなく、
1000年後の日本について。
最初 題名を見た時、副題が印象に残り、伊勢神宮やその森についての映画だと思っていました。
映画の宣伝を目にする機会が多く、見に行きたいとずっと思っていましたが、映画館が近くなかったので、先送りにしてしまいました。
朝何気なく調べたら、千秋楽。
会社をサボって見に行きました。
伊勢神宮の遷宮の貴重な映像から始まり、遷宮のための木材を育てる話、木曽の木遣り歌、植林の話、東北の海復興の話等多種多様なお話を聞くことができました。
20年毎にお宮を立て直して技術を伝える伊勢神宮と建てた時のままを修理しながら残す法隆寺。真逆な方法で当時の人々の想いと技術が残しているのがすごいと思いました。
そして、後世の人々に伝えようと自然も守る。
数千年単位で考えるってすごいですね。
そういう人々に日本の文化はささえられているんですね。
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