ケープタウン

劇場公開日:

ケープタウン

解説

「パイレーツ・オブ・カビリアン」のオーランド・ブルームと「大統領の執事の涙」のフォレスト・ウィテカーが、子ども失踪事件の捜査に奔走する刑事役を熱演したサスペンスアクション。フランスで話題を集めたクライム小説「ZULU」を、「ラルゴ・ウィンチ 裏切りと陰謀」のジェローム・サル監督、「あるいは裏切りという名の犬」のジュリアン・ラプノー脚本で映画化した。南アフリカの都市ケープタウンで、元ラグビー選手の娘が殺害された。捜査に乗りだした刑事ブライアンとアリは、事件の夜、少女が薬物の売人と会っていたことを知る。その薬物は、街で頻発している子ども失踪事件の現場で発見されたものと同じだった。薬物を手がかりに捜査を進めるうち、刑事たちは事件の裏側にひそむ組織的な陰謀の存在にたどり着くが……。

2013年製作/107分/R15+/フランス
原題または英題:Zulu
配給:クロックワークス
劇場公開日:2014年8月30日

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映画レビュー

2.5ただただ、容赦なく…悲惨な場面が展開する

2021年6月26日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

怖い

知的

昔実際にあったと聞く(by『マスター・キートン』)凄惨なリンチの場面から物語は始まる…。

原題・原作は『ZULU』。南アフリカ共和国で最大種族。
映画はアパルトヘイトの負の遺産を描き出している。

原作未読。
 映画を観ていると、多分小説は今の南アフリカ共和国の抱えている喘ぎをサスペンス絡めながら描き出しているのだろうなと思う。
 その壮大な物語を映画化しているからか、映画はちょっと駆け足になっていて、表面的に流れているように見えてしまう。
 それでも、役者で見せ切ってくれる。

☆ ☆ ☆

どこに希望を見出したらいいのだろう。
 フィクションと割り切りたいのに、現実に行われていたリンチや、南アの今のある一側面と、現実にありそうな狂気がないまぜに描かれていて、フィクションの中に逃げ込めない。
 余計に心を重くする。

そんな悲惨な話をこれでもかと容赦なく映像化している。
だから、グロい、グロい。豚肉は生産者を確かめて買いたくなる。

グロさ満載だけれど、原作の場面をきちんと映像化したらグロい場面が続いた映画。グロさのためにグロくしている映画ではない。
サスペンスの形をとっているがサスペンスというのも…。
アパルトヘイトの負の遺産。
と同時に、世界の狂気。

ストーリーは胸が、みぞおちが苦しくなるほど悲しいんだけど、泣けない。場面がグロすぎて。あまりにも重すぎて。

ウィテカー氏。温かな雰囲気の内に、静かに秘めた怒り。見事。

この手の映画を好む方にとっては、
役者の演技を堪能したい人にとっては★5つかな。
ウィテカー氏とブルーム氏の才能に惚れ直してしまう。
テーマも重厚、浸りたい。

けれど、グロい場面が目白押しなので、再鑑賞は躊躇する。
なので、★2.5です。

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とみいじょん

4.0エグい描写があるので注意

2021年6月5日
PCから投稿
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葵須

3.0フォレスト・ウィテカーが、鶴瓶に みえて仕方ない😬

2021年5月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

フォレスト・ウィテカーが、鶴瓶に
みえて仕方ない😬

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J417

3.0とにかくオーランドブルーム映画

2020年10月22日
PCから投稿

この手のジャンルが好きな人は満足できる内容だと思う。バイオレンス要素が強いのでダメな人はスルーでいいでしょう。

よくある麻薬組織VS捜査官ではあるが、特徴付けているのはやはり南アフリカという舞台。こういうと問題ありそうだが街全体的にスラム街のような無法地帯ぽさが漂っている。そして殺人の描写も切る殴るがメインですごく野蛮。欧米舞台だとこうはならない。

この国特有の社会問題を素材として使っているが、それを深く見せる気はなさそう。基本とにかくオーランドブルーム映画といったところ。

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okaoka0820

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