ディズニーネイチャー クマの親子の物語

劇場公開日:

解説

ディズニーの自然ドキュメンタリーレーベル「ディズニーネイチャー」の1作で、「アース」「ディープ・ブルー」のアラステア・フォザーギル監督が、アラスカの自然保護区で暮らす熊の親子を2年にわたって追ったドキュメンタリー。カトマイ国立公園の自然保護区で生まれた2匹の小熊、スカウトとアンバー。無事に成長して大人になれる小熊は3分の1しかいないという過酷な環境の中で、新米ママのスカイは自分が持つ知恵や知識のすべてを子どもたちに託そうと奮闘する。1日14時間を熊と過ごしても撮影できるのはわずか3~4分という貴重な映像の数々が、「ガンジー」などの名作曲家ジョージ・フェントンによる壮大なシンフォニーに乗せてスクリーンに映し出される。俳優の小澤征悦が日本版ナレーションを担当。

2014年製作/78分/G/アメリカ
原題:Bears
配給:ディズニー
劇場公開日:2015年10月10日

スタッフ・キャスト

監督
共同監督
アダム・チャップマン
製作
キース・スコーリー
アダム・チャップマン
編集
アンディ・ネットリー
音楽
ジョージ・フェントン
エンディングテーマ
オリビア・ホルト
ナレーション
ジョン・C・ライリー
日本版ナレーション
小澤征悦
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映画レビュー

3.0ディズニー・ベア

2019年11月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

単純

幸せ

ディズニー製動物ドキュメンタリー。
2年間に渡って追ったアラスカの自然保護区に住む母グマと2頭の子グマの物語。

産まれたばかりの末っ子グマにとって、何もかも初めて。
餌場を求めての旅、初めて見る草原、海、同種のクマたち…。
無邪気故、母グマがつい目を離すと、満潮の中にポツンと取り残されたり…。子育ての大変さはクマも人間も全く同じ。
大自然は危険がいっぱい。突然の大雪崩。CGなどではないその映像は圧巻!
クマとは言え、まだ小さな子供は狙われる…。
執拗に子グマを付け狙うオオカミ。
狙うのは何も別種の動物ばかりじゃない。腹ペコのはぐれオスグマも狙う。
我が子を守る為、戦う母グマ。母グマとはぐれグマの戦いは迫力。
子連れだと餌を取るのも一苦労。餌を取ってる間に子供が狙われたりして、餌もおちおち取っていられない。
草原の草や浜辺の貝殻だけじゃお腹いっぱいにはならない。母子グマもお腹ペコペコ…。
そんな彼らにとって一番のご馳走は、やはりサケ!
穴場の河や池を知り尽くし、やっとご馳走にありつく。
クマ視点から見ればやっと餌にあり付いて安心だが、サケ視点から見れば産卵の為の河登りの途中で襲撃される…。双方共、生きる為。弱肉強食の世界。
母グマは生きる術を子グマに教え、子グマたちはこの大地で成長していく…。

イギリスBBCの一連のドキュメンタリーとは違って、マイルドな作風。ナレーションも時々お子ちゃま向け。
しかし、雄大な映像や音楽、そして母子グマの姿には魅せられる。
ディズニー印の健全なドキュメンタリー。

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