めぐり逢わせのお弁当

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めぐり逢わせのお弁当
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解説

インドで広く利用されている実在の弁当配達システムを題材に、誤配送の弁当がもたらした男女の偶然の出会いと心の触れ合いを描いたドラマ。大都市ムンバイのオフィス街では、昼時にダッバーワーラーと呼ばれる弁当配達人が、慌ただしく複数の弁当箱を配って歩く。ある日、主婦イラが夫の愛情を取り戻すために腕をふるった4段重ねの弁当が、男やもめのサージャンのもとに誤って届けられる。イラは空っぽになって戻ってきた弁当箱を見て喜ぶが、その弁当を食べたはずの夫からは何も反応がない。不審に思ったイラは翌日、弁当に手紙を忍ばせるが……。舞台出身の女優ニムラト・カウルがイラ役を務め、「スラムドッグ$ミリオネア」「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」など国際的にも幅広く活躍するイルファン・カーンがサージャン役を演じた。2013年・第66回カンヌ国際映画祭監督週間で観客賞を受賞。

2013年製作/105分/G/インド・フランス・ドイツ合作
原題:Dabba
配給:ロングライド

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(C)AKFPL, ARTE France Cinema, ASAP Films, Dar Motion Pictures, NFDC, Rohfilm - 2013

映画レビュー

5.0寂しい現代人のSNS

きりんさん
2020年6月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

今から40年も前のこと、
僕は高校の物理教室の机に落書きを始めた、
【ラブ♡DESK会】という“掲示板”だ。
小さな呟きに誰かが答え、誰かの悩みに誰かが答える。
美味しいかき氷のお店を紹介すれば、ごちそうさまが返ってくる。
いつもその席に座る他所のクラスの知らない誰かが、言葉を残す。その鉛筆文字のチャットは、驚きと共感と空想の中の友だちの語りかけだった。
1年間続いた愉快な落書き掲示板だった。

============

「めぐり合わせのお弁当」
弁当箱に潜ませるメモが、イラとサージャンの心の隙間を埋める。

人は、寂しさにふと話し相手を求める。
言葉を交わして思いを伝えたい相手を人は求める。
そして人はその相手からの返事をひたすら待っている。

SNS全盛の時代だ。
対話不在の人生に迷い、誰でも良いから宙に向かって投げた言葉に、見ず知らずの誰かが答えてくれる。
スマホが、誰かとつながった瞬間をチャイムで教えてくれる。心の中に希望のイルミネーションが灯る、
それがたまらなく嬉しい。

たとえそれが危険な匂いを放っていたとしても、野獣の罠であったとしても、
遠くの親戚より近くの他人を、寂しい現代人は受け入れてしまう。
SNSは、寂しさの時代の代償なのだ。

============

・「人は時々、間違えた電車でも正しい場所に着く」
孤児だと言う新人シャイクが、いないはずの母の教えを語る。
・「このレシピなら夫は必ず振り返る」
階上のアンティはそう断言する。
・「弁当が間違うはずはない」
配達人は全く耳を貸そうともしない。
正解と不正解を分かたずにインドを流れる悠久のガンジス、
そして母親が生きているのか死んでしまったのか、そこが曖昧であったとしても生死の境界が突き詰められることもない。命の輪廻に逆らわずに生きる、かようにして人間の世を処する住民たちのそんな生きざまがたくましい。

⇔返事をしない夫と暮らすよりも階上のおばさんやサージャンとの文通のほうがイラの心を支えてくれる。
生きた言葉が人を生かすのだ。

手紙の相手に会いたくなる、
「間違った電車云々」の言葉に俄然背中を押されてイラに会いに行こうとしたサージャンであったが
自らの放つ加齢臭に出鼻を挫かれて意気消沈してしまうあのシーンは、わかるなぁ。
言い様のない共感でした。

イラに禁煙を勧められてベランダでタバコを我慢するサージャンも、可愛い。
恋だ。

サージャン役のイルファン・カーンが4月日29に亡くなりましたね。
ブータンに旅立ってしまったイラと、冥土に旅立ってしまったサージャンは、いつか何処かで会えたのだろうか。

============

3国共同制作。
ドイツは物語の精神性と骨格の確かさを、
フランスは会話の洒脱と不条理な結果を、
そしてインドは熱き人間への限りなき希望を。
それぞれの製作者が精魂込めて持ち寄るとこんなものが出来た。
とにかくこんなに内容の濃い映画って、あまりないと思う。
脚本・編集は超人的。

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きりん

4.0さらめし

コンブさん
2020年5月1日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

知的

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コンブ

3.0オチが残念

tiso jackさん
2020年4月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

インド特有のお弁当文化を知ることができ、ストーリーも想像以上に複雑でありつつも難しすぎない程度でちょうど良く、笑いもあり、満足度が高かったのだが、ラストで結論投げ出されたために結局不完全燃焼。

惜しい

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tiso jack

4.0孤独な人と人を繋ぐ

あんこさん
2020年3月29日
iPhoneアプリから投稿

私の偏見ですが、これまでインドに対してあまり繊細なイメージがなく、どちらかというと粗野な印象というか…ですが、この映画を観て印象が変わりました。

大都市で孤独を抱える2人が、お弁当の配達ミスをきっかけに心を通わせ、自分の小さな世界を少し広げていくそんな映画だと思います。

普段の生活でもありませんか?人から言われてはじめて気づく自分の良いところって。短い物差しで自分を測って自己嫌悪に陥ったり、孤独に思ったり。
誰かに認められるって大切ですよね。自信が持てたり物の見方を変えたりできると思うんです。

ハッピーエンドでスッキリ!ではないですが、観たあとなんだか私の心は満たされました。
他のインド映画にも興味を持てた映画です。

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あんこ
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