リヴァイアサン
劇場公開日 2014年8月23日
解説
アメリカ、マサチューセッツ州のニューベッドフォード港から出港した大型底びき網漁船の漁業の様子を、11台の超小型カメラを駆使した圧倒的な映像と音響で描いたドキュメンタリー。ハーバード大学の感覚人類学研究所に所属する人類学者でもある映像作家ルーシァン・キャステーヌ=テイラーとベレナ・パラベルが共同で監督。船に乗る漁師たちや網の中でもがく魚、上空を飛ぶカモメなど、さまざまななものの目線から描くことで、現代の商業漁業に関わるすべてのものと人間との関係性を浮かびあがらせていく。2012年ロカルノ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞した。
2012年製作/87分/アメリカ・フランス・イギリス合作
原題:Leviathan
配給:東風
オフィシャルサイト スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る
2015年7月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
迫力ある海の映像と、残酷な魚殺傷の映像との連続ではあるが、なぜか見ているこちらの感情が何も沸き上がってこないのである。そのように仕向けた映像なのか、それとも衝撃的映像に麻痺されてしまった自分が悪いのか…
カメラを海に投げ入れたり、漁業者の目線に設置してみたり、あらゆる試みを駆使しながら、興味深い映像を創り出そうという意図は分かるのだが、その絵はただ映ってしまったものにすぎないのでは?と思ってしまう。見たこともない海のうねり・動物の動きがめくるめくものの、それはビデオドラッグ的な映像にすぎず、あるべきはずの自然への畏怖なるものが全くと言っていいほどに感じられず、どんなにか眠気と闘ったことか─。
監視カメラや定点カメラの重要なところだけを抜き取ってただ繋げたとしても、1時間とか2時間などもたない─これがこの映画を見終わったあとの率直な感想だ。
2014年10月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
ディスカヴァリーチャンネルの「ベーリング海の一攫千金」の映画版のようなものだと思っていたら、エラい目に遭います。
私も、あまりにも出来のイイ、ポスターと予告編に釣られて観に来たくちですが(笑)
まあ87分間、漁師のおっちゃんと漁船に乗ってたと思えば・・・
おっちゃんといえば、テレビを観ているおっちゃんをひたすら長回しで寝るまで観察し続けるシーンがありますが・・・そこ要りますか?
ん~ん、人によってはとても辛い87分になるでしょう。
私は「観たよ」感はありました。
2014年9月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
酔った。無理。
映像は斬新で、グロテスク。
ますます魚が苦手になった。
革新的だということは理解出来るが、
その前に映像に酔ったので、
私には無理でした。
途中退散しました。
すべての映画レビューを見る(全3件)