劇場公開日 2015年3月13日

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イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密のレビュー・感想・評価

全454件中、81~100件目を表示

5.0国家の利益とはなにか

2020年7月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

エニグマを解読した天才について、その没後何十年も経ってから、功績を顕彰するという映画です。
解読のために必要だったのは、ドイツ側が毎回同じように使った、あるキーワードだったという点など、刮目させられました。

コンピューターのなかった時代に、はじめてその原型を作った人間の話でもありますが、その話を長いあいだ、「国家の利益という理由」で封印してきたことに対する英国政府の謝罪の映画なのかも知れません。

ハリウッドもそうですが、政府のために功績を挙げながら、その「政府自身のため」に黙殺されてきた功労者を、後世になって顕彰する映画がありますよね。
(日本映画では、ほとんど見かけたことがないのだけど)

こういうものを作らせる政府の、わずかに残っている良心と虚しさについて、深く考えさせられました。

そもそも国家の利益とはなんなのだろうかと考えさせる、深い話です。

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お水汲み当番

5.0一人の人間の苦労を描いた秀作

2020年5月29日
iPhoneアプリから投稿

天才だが人付き合いが苦手、他人に理解してもらえないなどの一人の人間としての苦悩を上手く描いています。登場人物が心を開いていく様子、思い他人を守るための不器用な言葉など、細部の丁寧な描写もよかったです。

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Yurika

4.0暗号史上の大事件

2020年5月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

第二次世界大戦でドイツが使用した暗号機エニグマの解読に貢献したチューリング博士の実話を元にした物語

10年以上前に読んだ「暗号解読」という本にも紹介されていた暗号史上の大事件。解読不能と考えられていた暗号を見事に解読し、戦争終結を早めたと考えられている。

あらすじはその本で知っていたし、わざわざ映像化しなくてもいい内容だと思ったけれど、実際の戦時中の映像を織り交ぜることで、本では伝わらない臨場感があって、非常に楽しめた。

また、天才であっても、人とのコミュニケーションがないと、難問を攻略できないものなんだと、改めて思う内容でもあった。優秀であっても奢ってはいけない。

久々にもう一度見てもいいと思った。

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Roy60Jin

4.0面白かった。 きっと世の中には表舞台に出ないけれど、人知れず多くの...

2020年5月23日
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鑑賞方法:VOD

面白かった。
きっと世の中には表舞台に出ないけれど、人知れず多くの人を救っている人がいるのでは?なんて思わせられる映画だった。

解読の時間がかかればかかるほど、死者が多くなるというプレッシャーが描かれれば、見ている方がもう少し焦ったのじゃないかな?と思った。

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ジュリエッタ

4.5これが実話なのかと、本当に驚いた。 多くの人に知ってほしい真実の物...

2020年5月21日
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これが実話なのかと、本当に驚いた。
多くの人に知ってほしい真実の物語です。

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ハラオ

4.5孤独、秘密

2020年5月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

知的

人間ってどのくらい心に秘密を持っているのだろう

時として誰も想像しないような人物が想像できない偉業を成し遂げる

勇気を、もらった。

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昔から映画好き

4.0なにこれ!

2020年5月3日
iPhoneアプリから投稿

この天才がいたことを忘れてはならない。

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ほくロック

3.5挑むのは、世界最強の暗号――。 英国政府が50年以上隠し続けた、天才アラン・チューリングの真実の物語。

2020年5月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2019年12月28日

#イミテーションゲームエニグマと天才 鑑賞

ドイツの暗号エニグマの解読に成功し、終戦を数年早めた功績があるのに、戦後、同性間の性行為で訴追を受け、科学的去勢治療(女性ホルモンの投与)を受け、最後は自殺しちゃった #アラン・チューリング の生涯
#キーラ・ナイトレイ は綺麗
#ベネディクト・カンバーバッチ#キーラ・ナイトレイ

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とし

3.0難しかった、、、

2020年4月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

難しい

言っていることと
行っていることが違うから
余計よくわからなくなかった、、、

実際の暗号解きは
それほど大事ではなくて
それに関しての人の動きや気持ちの変わり方が
多分面白味があるんだろうなって思ったけど
難しかったな〜

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あかねん

3.065

Dさん
2020年4月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

この背景、ストーリーなどが実話に基いてるということには驚き、感動した。ただそれがこの映画としての面白さなのかは少し疑問。

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D

4.5孤高

2020年4月27日
iPhoneアプリから投稿

イギリスの天才数学者であるアラン・チューリッヒの壮絶な人生を描いた作品。

主演にはベネディクトカンバーバッチ、助演女優にキーラ・ナイトレイの豪華ブリティッシュ俳優陣で描かれた。

このアランはビューティフルマインドのナッシュ教授と同じ数学の問題を解こうとしたらしい。

アランの現在、幼少期、世界大戦時の中でも、特に世界対戦の時に焦点を当てつつ、相互に彼の人生を紐解いていくように描かれた。

美しい映画だった。
最後の最後の、アランたちが暗号を解き明かし、第二次世界大戦の終了を2年も早め、1400万人もの予測された犠牲を減らした。

それが公になったのは、70年ほど経ってから、この偉業、偉人は知られることがなかった。

"想像もしてないような人物が、誰にもできない偉業を成し遂げる"

3回ほど出てきたこのセリフ。
大過去→過去→今で、
クリストファーからアラン
アランからジョーン(キーラ)
そして
ジョーン→アランへ。

人と違う、違うと虐げられてきたアランが成し遂げた解読。

にもかかわらず、そのあとの結末があまりにも痛酷じゃないか。

彼の寂しさは一体誰が埋めたのだろうか。
映画ではキーラが結婚しつつも、アランの裁判期に現れ、彼を抱きしめ、席に座らせ。

そこから
私は電車に乗って、
男からチケット買って
ここにきた。

この美しい世界が存在しているのは普通でないあなたがいたから。

そういった。
最後アランは去勢のホルモン剤を投与され、最後はリンゴに青酸カリをつけ自殺。

今のコンピュータの土台を作ったアランに敬意を称してか、アップルのロゴは一口かじられたリンゴが光って、それは今なお世界で愛される。(という説もあるが実は違うらしい)

なにに心を動かされたのか。
アランという人間の、成し遂げたことの大きさ、そしてそれが人知れずにして成し遂げられたこと。

戦争が終わり、普段の生活が戻り、愛する人とゆっくり時間を過ごして、学校に通い、電車に乗り、美術館にいき。

世界は美しくて、人々は美しい。
そんな世の中を、残したのが彼。

それでも彼は人知れず、
同性愛の罪に問われ、
罪を侵した教師のレッテルを張られ、
ホルモン投与をさせられる。

なんという扱いなのか。

ただ少なくともその劇中では政府への怒りや憎しみという気持ちが見えてこなかった。

そんな彼が成し遂げた偉業と彼の死に様の儚さ、最後には一人で、一人じゃなかった彼の寂しさがあまりにも伝わってきたからだろう。

個人的にキーラナイトレイの最後のシーンは本当に好き。

そしてベネディクトカンバーバッチは全体を通して見事に天才科学者の孤高と奇妙さを再現した。

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ゴリラ紳士

3.0数学者と戦争

2020年4月26日
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みー

4.5もうひとつの謎と、林檎のロゴ

2020年3月28日
iPhoneアプリから投稿

前に、バラエティ番組の企画で、東大と京大の学生に、尊敬する人物は誰かとアンケートを取ったところ、誰一人、アラン・チューリングの名前を上げた学生がいなくて、(確か)東大の先生がたいそう嘆いていたのを覚えている。

現在のコンピュータの原型となる演算機を発明・開発した人物なのにということだ。

まあ、クイズ番組で高得点を連発する卒業生を尊敬する人物として上げてる学生が結構いたので、嘆きたくなる気持ちも分からないではないと思った。

この作品では、主に、連合軍を勝利に導くため、エニグマを解読する演算機の開発に心血を注ぐアラン・チューリングの姿が描かれていて、この完成がなければ第二次世界大戦の終了は、更に数年後になったかもしれないと言われているので、スリルも感じられる。

そして、その後のコンピュータの発展を考えると、もし、アラン・チューリングが自殺していなければ、ノーベル賞を取っていたのだろうかなど想像も膨らむ。

映画では、同性愛が法律で禁じられていた当時のイギリスにあって、同性愛を疑われ、世間の厳しい目に晒されていたことや、政府の強制治療にフォーカスがあたってるように思うが、大戦の緊張が最高に高まってるなか、演算機を開発する強い気持ちを持った人物が、そんな程度のことで自殺するほど心を病むだろうか。

これは僕の疑問だ。

イギリス政府は近年、アラン・チューリングに対する扱いは間違いだったことを認め、社会的復権がなされたので、映画は、これをベースしているように思う。

しかし、実は、自殺の要因は、自身の開発した演算機を用いても尚、数学の難題リーマン予想を証明出来なかったからではないかとも言われている。

リーマン予想は、素数の出現はランダムではなく一定の法則性があるとする150年以上前に数学者リーマンが唱えた数学の予想なのだが、今もって証明を拒む難題だ。

数学の証明を拒む難題はいくつかあって、多くの数学者が挑み精神を病み、自ら命を絶った人も珍しくはない。

ビューティフル・マインドの主人公のナッシュ教授もリーマン予想に挑んだ数学者のひとりだ。

アラン・チューリングは、どうも、リーマン予想は間違いだと証明しようとしていたらしい。

そして、自ら開発した演算機で「簡単に」、それを証明可能だと考えていたようなのだ。

しかし、この数学の難題は、これをも、いとも簡単にはねつけてしまう。

何度も何度も何度も何度もプログラミングを変更してもだ。

そして、精神を病み、林檎に青酸カリを塗り、それをかじって絶命してしまう。

多くの著名な数学者が飲み込まれた渦と同じだ。

僕は偉大な数学者の苦悩を考えるに、こちらの方がアラン・チューリングの死の理由としてフィットするように感じる。

エニグマの解読なんて、大した命題であったはずはない。

数学の難題こそがチャレンジの対象であったと思うのだ。

そして、そのひと口かじられた林檎は、アラン・チューリングに敬意を込めて、あるハイテク企業のロゴになったと噂されている。

アップルだ。

アップルは公式にこれを認めてはいないと思うが、スティーブ・ジョブズをはじめ創業者達は、そんな敬意をアラン・チューリングに表したに違いないと想像はしたくなる。

東大生や京大生が名前を挙げなくても、やはり、アラン・チューリングは偉大だ。

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ワンコ

4.0普通じゃないこと

2020年3月21日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

アラン・チューリング氏のことはこの映画を観るまで知りませんでした。
この映画は暗号の解読に至るまでの話ではありますが、それだけが肝ではありません。
チューリングという、人とはちょっと違うゆえに生きづらく孤独を抱える一人の男の半生を描いた作品でした。

「時として誰も想像しないような人物が想像できない偉業を成し遂げる」
「あなたが普通じゃないから世界はこんなにすばらしい」
この映画にはたくさんの名言が出てきます。
多様性を認めることが回り回って世界を良くする、みんながそんな風に思える世の中であればいいなと思います。

それにしてもベネディクト・カンバーバッチって天才の役が本当に似合います。
今度のエジソンズ・ゲームではまた違った天才ぶりを見せてくれるでしょうか?

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polkmn

4.5悲しき天才アラン・チューリング

2020年3月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

「めちゃくちゃ面白い」という知人からの紹介で鑑賞しました。解読不可能と言われた「エニグマ」の解読を成功させた天才数学者アラン・チューリングを描いた作品です。

結論から言うと、めちゃくちゃ面白い。戦争シーンがほとんど描かれない戦争映画というと、2019年公開の日本映画「アルキメデスの大戦」を思い出します。あの映画も天才数学者が戦争に立ち向かうストーリーでしたね。
この映画ではいかにしてアランがエニグマの解読をしたかが描かれますが、エニグマ暗号を発明したドイツではなくアランの属するイギリス軍上層部が敵であるかのような描かれ方をします。アランのやっている作業の重要性を理解できず、アランを解雇しようとしたりスパイ容疑をかけてきたりします。このあたりの展開も「アルキメデスの大戦」に近いですね。最初はいがみ合っていた仲間と和解して協力したり、様々な困難を仲間の協力やとっさの機転、持ち前の発想力で乗り越えていく展開は胸が熱くなります。

そしてあの衝撃のラストシーン。あまりの衝撃にポカンとしたままエンドロールを終わりまで眺めてしまいました。決して後味が良い終わり方ではありませんが、最高のエンディングだったと思います。

また、この映画は「エニグマ」に対するイギリスのその後の対応やチューリングのその後について非常に簡略化して描いているため、映画鑑賞後に調べてみると更に楽しめると思います。
例えばエニグマの解読を最高機密として戦争が終わってからも隠し続けた理由として「イギリスがエニグマ暗号機を「絶対に解読できない暗号機」として販売して大儲けし、更に世界中の秘密通信を傍受してイギリスが世界のトップに立とうとする陰謀があったから」だという逸話があったり、チューリングの自殺は「青酸カリの服毒自殺」であったり(作中に青酸カリが登場するシーンがある)。
歴史を知った上で観ると、更に映画を深く知ることができるという作りこまれた内容になっています。

本当に面白い映画でした。この映画は色んな人に観て欲しいオススメの映画です。

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といぼ:レビューが長い人

3.0後半のボリューム

2020年2月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

僕的には同性愛を告白したくらいから、グッと引き込まれた。その後からが怒涛の展開で、前半はやや冗長かなと感じている。

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[#D2TV]

5.0辛すぎる

2020年2月9日
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ゴハン

4.050年という歳月

2020年1月28日
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鑑賞方法:DVD/BD
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FMov

4.0普通が嫌いな人は観るべき1本

2019年12月25日
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鑑賞方法:VOD

普通じゃない人の悲劇とその偉業の話だと思います。

劇中で三回出てきた台詞が素敵で、思わず英語でメモしました。

"Sometimes it is the people who no images anything of who do things no one can imagine."

とても勇気づけられる言葉です。
他人と違う事は悪いわけではないというメッセージが込められています。

映画ファンとして「Ex Machina」にチユーリングテストという台詞があったのも思い出し「あああれか」と納得しました。

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BAININ

4.0戦争後もエニグマ解読を隠していた本当のわけ

2019年12月21日
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難しい

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シエルたんの夫
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