パッセンジャーのレビュー・感想・評価
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真の孤独から生まれるラブロマンス
たったひとりだけ先に目覚めてしまった男の、絶対的な孤独が深く描かれていれば、この二人の恋愛模様も、より胸に迫るものになったかなぁ。未来において冷凍睡眠で恒星系を渡っていく旅では、こういう絶対的な孤独に陥る人が本当に出てくるかもしれない。その時人はどのような選択をするのか、どのように残された時間を過ごすのか。想像すると空恐ろしい感じがする。時代の設定とか、宇宙船のセットとかはリアリティがあってよくできていたと思う。
ラストは予想どおりでしたが…
宇宙船のAIがバカ過ぎる
宇宙ラブロマンス
脚本はバツ、映像はマル
極限にしては、ぬるいかな?
120年かけて移住地である惑星に移動する。その移動の間は冬眠状態にする。
そんな世界中の誰も経験したことのない出来事を映し出す。
これも映画の醍醐味ではある。
120年後に目覚めるはずだったのに、90年も早く冬眠から覚めてしまったジム(クリス・プラット)。彼は孤独に耐えられず、様々な葛藤の末、オーロラ(ジェニファー・ローレンス)を無理やり目覚めさせてしまう。
さて、その孤独加減であるが、これがまったく想像できない。ひとりの淋しさはたぶんあきらめと慣れでなんとかなるかもしれない。しかし、退屈はどうしようもないのではないか。
「オデッセイ」(リドリー・スコット監督)のマーク・ワトニー(マット・デイモン)とは違う。
ジムには目的がないのだ。
恋をしたからオーロラを起こしたというが、そこはアダムとイブになる、くらいの覚悟があってもよかった。
人が増えていたら、あの宇宙船のシステムはどうなっていたのか。
モルテン・ティルドゥム監督はSFもいけるということで、次は何を見せてくれるか。
怖ろしい…
人は孤独には生きられない
SF映画の体裁を借りて、全てがメタファーとしてテーマを補強している良く練られた映画と思います。
独りきりで生きていくこと。
何不自由なく生活はできていても
たった独りきりでの人生は何の意味もない。
それどころか孤独が精神を食い潰す。
その様がリアルで胸につまされました。
孤独に暮らす単身者が多い現代人誰もが共感できるテーマだったと思います
ガースがID リングを二人に渡すシーン
あれは結婚式であり、伴侶を得て協力してこそ人生の長い時間を乗り切れるのだと説いている映画だと思いました。
良い映画です。孤独に生きてきた男女が一緒に見るべき映画です。
映画史に残るような立派な映画ではもちろん無いけれど、見て良かったと思える映画でした。
この映画のテーマは誰もが人生という宇宙船に乗る孤独なパッセンジャーだということなのです。
思ってたのとちょっと違ったけど
映像や宇宙船の造形、キャストは凄く良かったです。 ただ排熱口のくだ...
ひっかかるけどあの2人だからいい(笑)
さすがの映像美で魅せるラブストーリー
宇宙ってやっぱ怖えー
こんな感じになる?
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