至宝 ある巨大企業の犯罪

解説

監督デビュー作「湖のほとりで」で世界的注目を集めたイタリアの新鋭アンドレア・モライヨーリが、同作に続いて「ゴモラ」のトニ・セルビッロ主演で描いた社会派ドラマ。小さな食肉会社から大手食品メーカーへと成長を遂げたレダ社。しかし経営の素人である総帥ラステッリのもと、役員のほとんどを身内で固めた家族経営が災いし、会社はグローバル化の波に飲みこまれつつあった。財務部長ボッタの手腕でどうにか窮地をくぐり抜けてきたものの、ついに倒産の危機に立たされてしまう。追いこまれたボッタは、帳簿を改ざんするという強硬手段に出る。

2011年製作/110分/イタリア
原題または英題:Il gioiellino

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映画レビュー

3.5トニ鑑賞

2019年6月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

知的

トニはもともと舞台俳優だからいろんな役ができるなあ、といつも思う。でもこの映画の役はかなり意外だった。人間くさい世の中で、浮き世離れしてるような、ほわーっとしてるような、少し別の価値観で生きてるような役が合うと思っていたので。その意外性も含めて面白かった。

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talisman