はじまりのうたのレビュー・感想・評価
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歌映画だね。これは。
吹き替えで観ても歌のシーンはキーラの歌声。まぁ違和感はあるが、この手の作品の宿命だろう。内容は面白かったよ。冒頭の三者からのアプローチも技ありな感じが良い。その技もあんまり長くないのがさらに良い塩梅。
音楽っていいねぇ
ラブストーリーを観ると寝落ちしてしまうので、観れるか不安になりつつ頑張って鑑賞した。
結果、よかった。
ストーリーは至ってありがち、特に教訓もない。でも、音楽の重要性、楽しさを再確認させてくれた。「平凡な風景が意味のあるものに変わる。陳腐でつまらない景色が美しく光り輝く真珠になる。音楽でね」
このセリフのシーンがとても良くて、年齢も性別も国籍も違う二人が互いのiPodのプレイリスト聴きながらNYの街を歩き回る。私も歩きでも車でも移動する時はいつも音楽聴いているから本当によくわかる。
セカオザもとある番組でいつも音楽を聴いていればつまらないことも音楽と一緒に思い出になるって言ってたの思い出してセカオザこの映画観たのかなーと思いました。
キーラナイトレイは美人だけど表情がなくてあまり好きではないけれど、意外なウィスパーボイスで歌が上手くて驚いた。
マルーン5のアダム・レヴィーンの高音ボイスはやはりたまらず、曲もすごい良い。
途中でモス・デフことヤシーン・ベイがヘイブラザー!って出てきたとこも好感度アップ。音楽っていいねぇ。と思わせてくれる。終わり方も結構好きでした。
音を楽しむという事
この映画には教訓は何もない。
大笑いするコメディでもないし、心切なくなるラブストーリーでもない。
音楽に触れる事で湧き上がる「楽しさ」を共感するという映画。
ニューヨークの街かどの数々、地下鉄やビルの屋上、路地裏や凱旋門。
そこで演奏する彼らは笑顔に満ち溢れていて見ているこちらまで楽しくなってくる。
また、処々に入るアメリカンジョークの数々も心の奥の方を暖かくしてくれる。
粗い脚本と何かを真似たような作りだし、正直傑作とは言い難いが、それでも彼らのハッピーな感覚に触れるため何度でも見たくなる。
色んな感情に揺さぶられます
あまり期待はせずにTSUTAYAでDVDを手に取ったものの、良い意味でその期待を大いに裏切られました。
とっても面白かったですね。
なんか切ないシーンもあれば楽しい気持ちになるシーンもあり、鑑賞しながら心が左右に揺さぶられるような感じ。
刺激的で非現実的な感情というよりは、日常の中にありそうな範囲での感情の振れ幅ですかね。
あと、挿入歌もとてもよい。
キーラ・ナイトレイ、この映画で好きになりましたね。なんか絵になる、魅力的な女優さんだなと。
娘が野外録音に参加した時この映画のMAXが訪れる、奏でるギターの爆...
娘が野外録音に参加した時この映画のMAXが訪れる、奏でるギターの爆音に成功の音がノックする、落ちぶれプロデューサーの親父がコールするあと3分!ダブリンがまぐれ当たりでなかったこの監督、舞台はNYに移りまたしてもスター誕生を描きます。
抱きしめたい!
最高に良かった!DVDも買う!抱きしめたくなる作品。
「onceダブリンの街角で」も良かったけど、今作の方がポジティブなマインドなキャラクターがぐいぐい引っ張ってくれる分、好き。
親子の演奏シーンと一つの音楽プレイヤーから二つのイヤホンで音楽を聴きながらNYの町をデートするシーンはお気に入り。
大人の恋愛映画でもあって、お互い惹かれてるのに、距離感をキープする感じがキュンと来た。
相変わらず音楽も良いし、ストーリーもアルバムを完成させようと、ただそれだけなので、安心して身を委ねられる。
この監督の音楽の録音シーンがとにかく音楽愛に溢れてて楽しそうで好きなんだよなぁ。
とにかく最高でした。
ラストが良かった
期待を裏切らないラストが良かった。
見終わった後、深い感動がある訳ではないけれど、いまいちな作品を見たときのもやもやもない。
結果、いい作品だったんだな。と思います。さわやかな映画。
マルーン5の人が出てたのは得した気分になりました。
人生もう一度始められる応援歌
失恋で失意のシンガーソングライターと落ち目の音楽プロデューサーが出会って…。
「ONCE ダブリンの街角で」のジョン・カーニー監督が再び奏でる珠玉の音楽映画。
ズバリ、一言で感想を述べると…
良作!
鑑賞中はずっと心地良く、見終わった後もいい気分に浸れる。
映画好きもしくは音楽好きで本作を悪く言う人はそうそう居ないだろう。
「ONCE~」でもそうだが、この監督の“人”と“街”と“音楽”の描き方が本当に魅力的。
登場人物への暖かい眼差し。
その登場人物らの目線による、身近で生活感息づく街並み。
そして心に染み入る曲の数々と、溢れんばかりの音楽への愛。
「ONCE~」同様、本作も評判が評判を呼んで口コミヒット。
愛される理由がそこにある。
物語の入り方も巧い。
シンガーソングライターのグレタと音楽プロデューサーのダン。二人が出会うまでをそれぞれの視点からまず描く。
共に、人生行き詰まり、どん詰まり。
たまたまバーで(嫌々)歌った。
たまたまそれを聞いた。
映画的ご都合主義と言うなら言えばいい。
人生ふとしたきっかけで、人生が変わるチャンスが近くにある。
グレタの歌に絶対的な可能性を感じたダンはアルバム製作を提案するが、資金もレーベルも無い。(ダンはクビになったばかり)
そこで街中でゲリラ・レコーディングをする。
街中と言っても、路地裏や公園やビルの屋上など。
ここがユニーク。
ゲリラなので、「うるさい!」と怒鳴られたり、警察を呼ばれたり。
後ろ楯は無いが、友や仲間が居る。
グレタの友人やかつてダンに世話になったミュージシャンが協力してくれる。
こういう時こそ、人の繋がりを感じる。
レコーディングには仕事の無いミュージシャンやそこら辺のガキんちょも飛び入り参加。ダンの折り合いの悪い娘も。
この街の至るところで、皆で作った歌。
人の温もり、街のそのままの雰囲気、たくさんの思いが込められた歌は聞く者の心を魅了して離さない。
キーラ・ナイトレイの歌の上手さに驚き!
こんなに歌上手かったけ…? 歌を歌う映画に出てたっけ…?
序盤は哀愁しか感じないが、どんどん情熱を燃やすマーク・ラファロの好演も絶品。
本作を彩る歌の数々がどれも素晴らしい。
冒頭のグレタの弾き語り、グレタが元カレへ即興で作った歌、元カレがのラストのステージの歌、そして勿論アルバム…。
甲乙付け難い!
グレタの元カレへの未練。
ダンとその家族。
グレタとダンの関係。
いずれも個人的に好感持てる着地だったのがまた良かった。
人生また再起できる。必ずチャンスが訪れる。
ベタで普遍的かもしれないが、押し付けがましいメッセージじゃないのがいい。
もう一度始められる応援歌。
嫌みのない最高な音楽映画
最高な音楽映画!
本当は劇場で見たかったが私の地方では上映しておらず、レンタルで鑑賞しました。
同監督の「ONCE~」も大好きな映画なので期待通りでした。
男女の関係と音楽の描き方がとても素敵です。
音楽が楽しそう!
音楽に興味がほんとないけど、この音楽をみんなで作ってるって感じがほんと楽しそうでよかった。なんだかいままで思ってきた音楽作りとはちがって、こんな風に音楽が作られてるのなら、聞いてみたいと思った。
音楽の良さを再認識させてくれる
音楽って楽しいものだよねって事を再認識させてくれる映画でした。
主人公のシンガーソングライターのグレタと落ちぶれた社長のダンはお互いに助け合いながら前を向いていく姿は感動的でグレタは夢をダンは家族を取り戻すことが出来ハッピーエンドで心地よかったです。
また、アダム演じるグレタの彼氏は夢見る歌手から大物になっていき、それでも最後に流れるLOST STARSには感動させられました。
意外とアダムの演技がうまかったです。
PayphoneとかOne more nightで鍛えといて良かったね!
あと存在感あったのはCee loが演じるラッパー!楽しそうに演技してて面白かった!
PVの作り方とかアメリカのレコード会社の裏側とかも知れて為にもなりました!
キーラ
ラーメンどんぶり越しのキーラナイトレイに萌える。ラストも歌手っぽい横顔になっていて良い感じ。プロデューサーはちゃんとプロデューサーらしく見えるし、音楽ライターの妻は音楽ライターらしく見える。曲をアレンジする感じも出てるし、ニューヨーク感も出てるし。エンドロール短いし。ラッパーはリスペクトを忘れていないし。キーラナイトレイのひざに切り傷あるし。イヤホンのスプリッターエピソードが効いている。モスデフがレーベルオーナー役。
最高の音楽と映画
菊地成孔が絶賛の映画。
セッションを酷評しながら、この映画とバードメンを大絶賛していたので、鑑賞。
結果、マジ良かった。
これは観た人にしかわからないけど、
音楽の素晴らしさとか、
生きる切なさとか、
大切なものは何かとか、
しみじみと心に染みる映画かなと。
確かに音楽好きなら、
始まって涙がちょちょぎれてしまう。笑
最後まで涙が止まらないのもわかる。
1番好きな映画になりそう^ ^
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