ゴーン・ガールのレビュー・感想・評価
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結婚記念日に妻の失踪を知り、行方を探すストーリー。 単純にそういう...
結婚記念日に妻の失踪を知り、行方を探すストーリー。
単純にそういう内容だと思ってみたら想像よりも遥かにボリュームあった。
どんどん展開が変わっていくので見応えがあったが最後のオチは全然想像がつかなくて面白かった!
元彼が1番かわいそう、、と思ったのと臨機応変に?計画変更できるエミリー凄すぎる、、
最後のオチはゾッとしたし縛られる旦那も不憫でかわいそう、、
アメイジングな脳みそ
オチはどうなるのかと思っていたら、このモンスターと暮らすという生き地獄、、ゾッとしました。
しかも、子供という人質付きに、、
いつも強気な主人公の妹の涙がこの先の絶望を物語っていました。
アメイジングエイミーと共に育ちアメイジングエイミーコンプレックスに陥った彼女が可哀想に思えました。
本来の彼女を見失ってしまった、まさにゴーン・ガールなんですかね。
命をかけて名声と復讐を同時に成し遂げようとする用意周到なサイコパスっぷり、、
弁護士まで仕込まれてたら、主人公終わってましたね、、
主人公もなかなかのクズでしたね〜
この自作自演の事件をきっかけに(とばっちりで死人出ちゃいましたが)この夫婦がようやく本音で話せるようになったのが実はハッピーみたいな不気味な感じもまたゾクッとしました。
子供はサイコ感なく育ってほしいと願うばかりです。
妹は幸せになってほしいなと思いました。
2時間半、見入ってしまいました。
展開が読めてしまったので星少なめですが作品は面白かったです!
しかし、妻目線で観ると全く違う映画になるから凄い。
愛するかゆえに狂ってる
狂おしいほどの愛なんて言葉があるけど、
歪んだ愛なんて言葉で片付くものでも無い。
愛し方はそれぞれあるが、これもひとつの愛の形
愛してるから、嘘をつく、演じる、色んな意味で殺す。
これは愛してるからこその行い
それがどんなに苦しめようと
結婚とは静かな勢力争いを内包するもの
男女が出会い、好かれようと自身にウソをつきながら、結婚。ところが理想としている状況には行き着かない。妻に合わせて背伸びした夫ではあのサイコ妻には敵いません。
才能はしっかり持ち合わせているサイコ妻は上手く失踪するも、油断してチンピラカップルに金を奪われ、ほぼ無一文になるのは笑えなかったが、救いを求めた相手をさんざん利用して、文字通り切り捨てる所業には呆れた。
夫の浮気性にもかなり呆れた。まぁ頭が上がらない賢い妻に負けたくなくてマウント取ろうとして取れず、妻より能力的に劣る女の子に手を出した。
それなりの時間を経て、拗れた関係性は現実でも同じ事が起こるが、これは映画でありドラマだから、サイコ妻のエイミーの嗜好が後半に見えた瞬間が一番の見所ではないかと思う。
クソったれの旦那が、エイミーに向かって全米の放送で全面降伏し彼女への愛を訴えた瞬間のエイミーの表情が全てを物語っている。
ラストはエイミーの罪を問えない時点で、打つ手を失くした浮気夫がエイミーのしもべと成り下がるため、こんな飼い殺しでまだ夫婦続けるんだ…とタメ息が出た。
社会倫理から逸脱しているのに外から見てるだけなら、この夫婦だけですむなら…良いんじゃないか?と。
それにしても、世の中自分に関係ないのに他人様に口出しする奴等の多いことには呆れる。低俗なワイドショーで我が物顔の司会が権利もないのに偉そうに説教を垂れている…実に下らないが作品にも同様のクソ司会が登場し、イライラした。
鬼才フィンチャーの才気爆発💥 一番怖いのは旦那にこんな映画を作らせるシーン・チャフィンだよ…😨
結婚記念日に失踪した妻エイミーと、彼女を殺害したという容疑を受けた夫ニック。彼らに何が起きたのか、その事件の真相に迫るサイコ・ミステリー&ブラック・コメディ。
監督は『セブン』『ベンジャミン・バトン』の、エミー賞監督デヴィッド・フィンチャー。
主人公ニックを演じるのは『グッド・ウィル・ハンティング』『アルマゲドン』の、オスカー監督としても知られるベン・アフレック。
ニックの妻エイミーを演じたのは『アウトロー』『ワールズ・エンド』のロザムンド・パイク。
第20回 放送映画批評家協会賞において、脚色賞を受賞!
やってくれたぜデヴィッド・フィンチャー!
誰も観たことがないような、とんでもないサイコ・コメディここに爆誕!
よくミステリー映画を観た時に「途中でオチが読めたわー、オレ😏✨」みたいな感想を言うつまんねぇ輩がいますが、この映画の展開を予想できるヤツは果たしているのか!?
綺麗な3幕構成に分かれているのが本作の特徴。
第1幕では妻エイミーの失踪、何か秘密を抱えた夫ニック、そしてエイミーの日記から明らかになっていく2人の秘密が描かれていく。
この段階ではまぁよくあるミステリー映画。
デヴィッド・フィンチャーらしいクールな映像と緊張感溢れる展開が続くが、正直さほど特別なものは感じない。
「あ、いつものカッコ良いopないのかよ〜⤵︎」と思ってちょっとテンション・ダウン。
正直最初の1時間はちょいと退屈する。
エイミーが日記をつけている場面がフラッシュ・バックで挿入され、その内容から徐々にニックの人間性がわかっていく。
始めは出会った時、次はプロポーズ、そして結婚2年目、3年目…。
始めはラブラブだった2人だが、年が経つにつれどんどんとすれ違いを起こし、ついにはDVにまでつながってゆく。
「なる程、ニックとエイミーの夫婦関係は終わっていたんだ。とはいえ、このままニックが犯人はありきたりすぎるし、何かどんでん返しが用意されているんでしょ🤨」
と思っていたら、開始1時間辺りで第2幕開始!
ここからのエクストリームな展開には度肝を抜かれた!
あれよあれよといううちにとんでもないことになっていくニックの状況。サイコパスの本性を明らかにするエイミー。
クズのニックとイカれたエイミーのマウントの取り合いという、どうかしているとしか思えない展開が続き、これまでのミステリー的なジャンルから一転、ブラック・コメディの様相を呈していきます。
第1幕で提示されていた情報や何気ない描写が、全てこの第2幕でひっくり返されるという周到すぎる脚本には舌を巻くしかない。
何より素晴らしいのはエイミーを演じたロザムンド・パイクの演技!
これでオスカー取れなかったってマジ!?
誰が見てもアメイジングだと思う女性を演じたかと思えば、普通のおばさんのようなラフな姿も見せてくれる。そして狂気のモンスターとしてのサイコパス演技もパーフェクト💯
本当に同じ女優さんが演じているのか疑いたくなるほどの百面相ぶりでした!
特に、記者会見を開いたニックをテレビで観ている時のエイミーの表情は格別!
自分の理想である男性像を見つめるエイミーのあのマンガのような釘付けフェイスに爆笑🤣
コメディエンヌとしてのロザムンド・パイクの才能を見せつけられた。
前作『ドラゴン・タトゥーの女』ではルーニー・マーラの魅力を引き出していたし、フィンチャー監督の女優発掘能力って凄い!
第3幕ではニックとエイミーの再会が描かれる。
ここまで気味の悪い夫婦の再会がこれまで存在したのだろうか…。
結婚は地獄だ、と揶揄されることがありますが、ここまで結婚の暗黒面を追求するとは。
「映画を観終わった観客の心に重たいものを残したい」というのがフィンチャー監督の信条らしいですが、本作では大成功してるよっ!
「ぐぇー🤮」というクライマックスにも拘らず、何故か鑑賞後の後味が爽やかなのが不思議。
残酷描写にしろ心理的に追い詰める描写にしろ、すごく思い切りが良くて爽快感すら覚えるのはフィンチャーの美点ですね。
重たいけれど爽やか、矛盾しているような2つのテイストを同時に実現しているという驚異的な手際には感服するしかない。
夫婦やカップルで観るととんでもないトラブルを起こしかねない危険な映画。
全ての旦那さんへ送る鎮魂歌。そして全ての奥さんへ送る応援歌。
ヒヤッとしたい時にも、大笑いしたい時にもオススメな傑作です!
…こんな作品を実の夫に作らせるシーン・チャフィンって一体何者…?
フィンチャー監督の家庭での立ち位置が非常に気になる一本でした。
人はみんなゲスなのか
「セブン」以来、フィンチャーの作品に魅了され、出来るだけ彼の映画は観てきたつもり。暗い雰囲気の中、理不尽やら不条理やらの話で救いのない作品が多いイメージだった。本作も公開当時、前評判が高く、ずっと観たかった映画で、ようやくCSで観ることができた。
感想を先に言うと(わたしの期待値が高かったのか)期待外れだった。
他人の人生は所詮ワイドショー。人の不幸は蜜の味。人のえげつない深層心理をここまで具現化されてしまうと、途中途中観るんじゃなかったと思わせる、それがフィンチャーの映画だとわたしは理解しているのだけれども。
それにしてもエイミーの心情を理解しようとすればするほど、なんでそこまでするの、って思ってしまう。で、それだからって女って怖い、なんて思いませんよ。
自己愛強すぎて悲劇のヒロイン病だったとしても、逃げ続けて何がしたかったんだろう。ニックを悪者にして世間の同情を買いたかったの?途中でお金奪われなかったらどうしてたんだろう。逃走中、状況が変わっていくわけだから、当初の予定、目的も当然変わっていくわけだよね。まさか本当に自殺してニックを犯罪者に仕立てようとしてたんかな。
自分が何かを見逃しているのか、正しく理解、解釈していないのか、エイミーの考えは解せないことが多かったです。
原作もあるそうで、読んでいれば当然理解度も違ってくるのでしょうが、もう一度観たいかと訊かれたら、もう結構です、と答えます。
もっとやるせないくらい不条理かつ理不尽なテーマを期待していたのですが、これじゃなんだかワイドショーの拡大版2時間再現ドラマを見た気分だよ。
まあそれがフィンチャー監督の狙いなんだとしたら、してやられたって感じで益々ファンになりますね。
ゴーンガール👿
ゴーンガール。
ある日妻エイミーが失踪するところから物語が始まる。
エイミーを探す過程で、それまでの夫婦関係、エイミーが失踪した理由が徐々に明らかになっていく。
そしてその過程で、夫のニック、エイミーへのイメージが二転三転するのが面白い。
ゴーンガールのタイトル通り、この映画を見た方の最初に抱いたエイミーへの印象は、エンドロールまでには何処かに行ってしまっていることと思います。
その変化を楽しんでください✨
アメイジング!
パートナーに対しての彼女の考え方はある意味至極当たり前のことなのかも知れない
親や子供であればいずれは離れる事が極々当たり前のことなのだが結婚を機に他人だった2人が暮らし始めて気がつくのは離れることの難しさ、余程の事情がない限りあり得ないからだ
しかし人間である、どうしたって離れたくなる時はあるものだ
しかし片方がそれを拒むなら泥沼になっていく
頭の切れるサイコパスな者がパートナーだったとしたらそれはもう最悪だろう
「結婚とはそお言うものでしょ」
とあるが結婚には何百何千と形があり色々な感情で成り立ち微妙なバランスの上にあるように思えてしまう
諦めてしまえば簡単だがやはり人である
我慢しきれなくなったり諦められない夢があったり憎んだり恨んだりと様々な思考があるはずだ
一生涯続く愛情もあるだろう、どんどん好きになる事だってあるだろう、そうであればこの上なく幸せなのだがそれが片方だけの思いだとしたらその思いはパートナーには徐々に重さになる事もある
私だって思うことはしばしばあるがいつの間にやらもう直ぐ30年になるらしい
「おいマジかよ、とても信じられないね」
どうやら私達は感覚が完全に麻痺しているのだろうな
怖かった
最初はエイミーの茶目っ気で最後は見つかってチャンチャンってハッピーエンドだと思ってた。中盤に差し掛かる前は、ニックが浮気してて糞だと思ったのも束の間…エイミーの復讐だと知り、恐怖にうちひしがれました。最終的に完全にサイコパスな感じでドン引きしました。でもエイミーのニックへの愛は本物だし、エイミーを裏切らない限り、ニックの安全も保障される…。とあるブログでは結婚とは役割を演じることを表現した映画と言う意見もあったけど、そこから脱して過ごせるようになるのが課題だと思うんだけどなぁ…と、思いました
おっかねぇ!
天才的な、というべきか、病的なというべきか、被害者を演じることに取りつかれた女をうかつにも女房にしてしまったがための、ダンナの悲劇の話です。
男って、鈍感だから、ここまで追い込まれないと気が付かないのだよ。
このダンナの気持ち、痛いほどにわかります。
映画を見ていて、身の置き所がなかったです。
しかしながら、この女房の中に潜む狂気は、他人ごとではなく、私の中にも、おそらく誰の中にも多かれ少なかれ存在している、きっと人間の原性とでもいうべき思考経路の延長線上にある狂気なので、とりわけおっかないサスペンスに仕上がったのだと思います。
いや、ほんと、おっかないよ!
ps.双子の妹役のキャリー・クーン。凄い演技で観客の心を救ってくれるのだけど、もしかしてメジャーデビューだったりしたのかな。だとすると、凄いです。
そんなに熱狂するほど?
エンターテイメント作品としては楽しめるし、最後まで飽きさせず鑑賞できる。
しかしとくべつ目新しい要素もない、既視感のあるストーリーだ。
妻が失踪し、夫に疑いの目がかけられる。私も前半はずっと夫をあやしいと思って鑑賞していた。
しかし結局は、妻の自作自演だった。それだけ。
妻は美しくて、善良そうで、その実、悪い女だった。
美しい金髪女性が実は冷酷な女だったというのもステレオタイプすぎないか。
しかもこの映画では、中盤ですべてが種明かしされてしまうので、そこで鑑賞者の犯人捜しへの興味はなくなる。後半は何が起きていたかなぞっていくだけだ。
確かに、尺の長さを感じさせない展開で映画もよくできているが、見終わって作品としての余韻とか衝撃とかメッセージのようなものが何も残らなかった。
すごい後味の作品。
これはなかなかにスゴイ作品。
後々名作と呼ばれるレベル。
ストーリーが2転3転するところも面白いが、その都度アジャストする登場人物(・・というか奥さん)、そしてこの役を演じられるこの女優さんが本当にスゴイ。そして怖い。
最後も救いがあるのか無いのか微妙。。
強烈な後味&印象が残る作品です。
終始先の読めない展開で面白かった
本当に先が読めないまさかの展開だらけでビックリした‼️
ベンアフレック悪いやつやなと話が進んでいくが、なんとなく背伸びして、無理してしまう感じ、自分にも当てはまるなと思い、少し恥ずかしくなると共に可愛そうに思えてしまった。
てか、ベンアフレックほどアホイケメンが似合う奴いねえと思った笑
後ろめたい気持ちがある男性👨が見ると、ホラー映画🧟になる。
完全に妻の手の上で転がされている夫の話。
不仲のカップルには、視聴を勧めない。
結末を予想できたら、どんなひねくれ物なのかと思うほど、面白い。
まさかの展開にビックリ👀
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